ADRという言葉はなじみがないかもしれませんが,
裁判所以外で当事者が冷静に話し合いで物事を解決していくための制度があります。
この制度では,
当事者の話のキャッチボールをうまくすすめていただくために,
調停人(司会進行役の人)が間に入ります。
裁判とは異なり,調停人が利用者の言い分を聞いて妥当な解決策を決めてしまうということはありません。
従って,当事者が話居合の結果,解決を望まない場合は,そこで終了。
後は,当事者が訴訟など他の手続きを進めても良いし,進めなくてもよいということになります。
日本人は協調性があって,きちんと話し合いができれば,もめごと・トラブルを解決する能力があると思いませんか?
訴訟などで解決しようと考えざる負えないケースは,
当事者で話し合いが全くできなため,司法の判断にゆだねるために利用しているという感じがしています。
私が相談を受けた過去のご近所トラブルは,
当事者同士だけで話すと話があっちゃコッチャに散らばり話がまとまらない。
それ以前に話し合いになっていないということがあります。
中立公正に話し合いを進めていける水先案内人がいれば,
けんか腰にならずに問題を深刻にせずに済んだのではないかという気がすることがあります。
もめごと・トラブルを裁判官の判断に任せるのではなく,
ADRという制度を利用して,訴訟でどうなるかではなく,お互いが納得できるかという基準で,
中立・公正な立場の調停人のいる場で,
訴訟の前に先ずは話し合いで解決できるか司法書士会の調停センターで試してみる,
というのがこれからのスタンダードになり得るかもしれないと思ったりもします。
10年先にどうなっているか楽しみです。
【法務大臣の認証】
長野県司法書士会が,調停センターを立ち上げたのが数年前,
このたび,長野県司法書士会の調停センターが平成25年2月1日付で法務大臣の認証を得て,
法令上の調停センターとして活動をスタートするそうです。
そのうち民間調停のポータルサイトであるかいけつサポートにも掲載されると思います。
裁判所以外で当事者が冷静に話し合いで物事を解決していくための制度があります。
この制度では,
当事者の話のキャッチボールをうまくすすめていただくために,
調停人(司会進行役の人)が間に入ります。
裁判とは異なり,調停人が利用者の言い分を聞いて妥当な解決策を決めてしまうということはありません。
従って,当事者が話居合の結果,解決を望まない場合は,そこで終了。
後は,当事者が訴訟など他の手続きを進めても良いし,進めなくてもよいということになります。
日本人は協調性があって,きちんと話し合いができれば,もめごと・トラブルを解決する能力があると思いませんか?
訴訟などで解決しようと考えざる負えないケースは,
当事者で話し合いが全くできなため,司法の判断にゆだねるために利用しているという感じがしています。
私が相談を受けた過去のご近所トラブルは,
当事者同士だけで話すと話があっちゃコッチャに散らばり話がまとまらない。
それ以前に話し合いになっていないということがあります。
中立公正に話し合いを進めていける水先案内人がいれば,
けんか腰にならずに問題を深刻にせずに済んだのではないかという気がすることがあります。
もめごと・トラブルを裁判官の判断に任せるのではなく,
ADRという制度を利用して,訴訟でどうなるかではなく,お互いが納得できるかという基準で,
中立・公正な立場の調停人のいる場で,
訴訟の前に先ずは話し合いで解決できるか司法書士会の調停センターで試してみる,
というのがこれからのスタンダードになり得るかもしれないと思ったりもします。
10年先にどうなっているか楽しみです。
【法務大臣の認証】
長野県司法書士会が,調停センターを立ち上げたのが数年前,
このたび,長野県司法書士会の調停センターが平成25年2月1日付で法務大臣の認証を得て,
法令上の調停センターとして活動をスタートするそうです。
そのうち民間調停のポータルサイトであるかいけつサポートにも掲載されると思います。