いやな感じ

よく「懐かしのテレビ大全集」みたいな番組によくある光景なのですが。

昔の特撮ヒーロー物の番組とかが流されている時に、それに出演していたアイドルがゲストとして出ていた場合

「いやーーーー！」

とか苦笑しながら騒ぐ場面があるじゃないですか。

あれ、すごいいやな感じ。

だって今、彼女がその地位にいるのは、その役の仕事があったからでもあるでしょうに。それをなんで黒歴史にしたがるかなあ。

釈然としない。釈然としない。

番組の演出としても、あんまり面白いものじゃないと思うんだけどね。

腐ェロモン

地下鉄に乗って繁華街まで向かっていたのですが、隣の座席に座っている５０歳くらいのおじさんから実にワイルドでハードな臭いがしてくる。

これは汗とかそーゆう類のものではないぜ。

いわゆる加齢臭という奴だ。人によって加齢臭の強さはそれぞれというが、どうやらこのおいたんのレベルは相当なもののようだ。

すんごい切ない気分になる。自分もあと３０年くらい経つとこんな風になるのかしらん。

考えてみたら小さい頃の自分は今の自分のように身体のいたる部分から毛が生えたり体つきも雄になっているとは思っていなかったと思う。人間というものはいつの間にか昔の自分と変わってしまう生き物なのだな。

だから自分が隣のおいたんのよーになってしまうかもしれないのだ。それを考えるとおいたんを批判もできない。

昔から言うじゃないか。年寄り怒るな来た道だ。若者笑うな行く道だ……と。

誰しも老いからは逃げられないのだ。

……でもやっぱり臭いものは臭いぞ（涙）

最後の輝き

その本屋の天井は吹き抜けになっていて、天井にはいくつもの電燈がくっついていたのです。

私はゆっくりとエスカレーターに乗ってぼんやりと天井を眺めていたのです。

するとですね。天井の電球の一つがフ……っと消えたのですよ。

「あ」

思わず声が出てしまいました。他の人はまっすぐ前を向いてエスカレーターに乗っていたので気づいていないようでした。

電球が切れたのだな。

思えば二十年以上生きてきて、一度も電球が切れた所を見た事がなかったな。

電球とはいえその最期を誰かに見送られるというのは幸せだった……と思おう。

金欠一

ゴールデンゴールズの代表萩本欽一。通称欽ちゃん。

あの人って元コメディアンなんですよね？

世代が違うから欽一の全盛期を知らないんですよね。コント５５号ですよね。

なんでそーなるの！とかですよね。

あの人ってさ……なんか言うことが二転三転していますよね。

なんかこぉ……すごい悪のオーラが漂っているというか……よくわからないけどすげぇ怖い人だな……と感じたのですよ。

いや、あくまで私の直感なんですけどね。怖い人だ。

アイソトニック

この時期、ものすごーく喉が渇きますよね。暑いし！

最近サイクリングをしているのですが、道行く人がよくペットボトルを持っているのです。

持つよねえ。みんないろんな物を飲んでいますねえ。

いろいろと見回ったのですが、やはりポカリとかアクエリアス系統を飲んでいる人が多いようです。次にお茶。お茶はいいよなあ。

私はやっぱり緑茶だな。炭酸飲料はおなかにたまって後で辛くなるから。

でもみんな偉いよね。ちゃんと水分補給のことを考えているんだから。