ただいま戻りました。
友人が就職をするので、引越しの手伝いへと行ってきたのです。
朝6時起きで博多駅で、同じく手伝いを頼まれた友人と待ち合わせ、二人で電車に乗って向かったのですが。
なんともいえない感覚に襲われちゃいました。
窓の風景を見ていたんですけどね。何か違和感を感じたのですよ。何かおかしい。普通の家が集まっている光景だけど、何か変だ。いつもと違う。
「ねえ、何かおかしくない?」
向かい側に座っている友人に尋ねると、彼は笑顔で
「ああ、ここら辺はまだあまり拓けていないんだね」
そうか!アパートとかマンションが視界に一つもないんだ。
恥ずかしながら、こんな光景生まれて初めて見たのです…。私が今まで見てきた車窓の風景には、必ず三階建て以上の建築物があった。
「なんか……。変な感じ」
「そうかい?」
しばし無言状態。また景色が変わる。竹林がずっと続きだした。
「ちぃ~。竹林が邪魔でまったく景色が見えない」
と、そこに…竹やぶの中からお墓がチラリ。
「……なんか、帰りたくなった」
「いきなり、どおした?」
曇天だったこともあるでしょうか、なんかごっそりと気力が奪われてしまったのです。何に奪われたのかさっぱりわからないのですが、とにかく奪われたのです。
竹林を抜ければ、そこは一面の畑でした。
「おわー。家がほとんどない!」
「うん、なかなかお目にかけられる景色じゃないな」
窓に映るのは、畑畑畑畑家畑畑家!!って感じの風景だったのです。
あれ…?畑と畑の間のあぜ道に…何か建ってる。
畑同士の間に、小さな掘っ立て小屋が建っていたのです。その小屋の上には、どうやら焼き鳥屋さんらしき看板が掲げられていたのです。
「ねえ……」
「何?」
「俺、就職する時は街でしようと思う……」
博多からまだ30分と離れていないのに、もうネオンが恋しくなる根性無しの私でした。
友人が就職をするので、引越しの手伝いへと行ってきたのです。
朝6時起きで博多駅で、同じく手伝いを頼まれた友人と待ち合わせ、二人で電車に乗って向かったのですが。
なんともいえない感覚に襲われちゃいました。
窓の風景を見ていたんですけどね。何か違和感を感じたのですよ。何かおかしい。普通の家が集まっている光景だけど、何か変だ。いつもと違う。
「ねえ、何かおかしくない?」
向かい側に座っている友人に尋ねると、彼は笑顔で
「ああ、ここら辺はまだあまり拓けていないんだね」
そうか!アパートとかマンションが視界に一つもないんだ。
恥ずかしながら、こんな光景生まれて初めて見たのです…。私が今まで見てきた車窓の風景には、必ず三階建て以上の建築物があった。
「なんか……。変な感じ」
「そうかい?」
しばし無言状態。また景色が変わる。竹林がずっと続きだした。
「ちぃ~。竹林が邪魔でまったく景色が見えない」
と、そこに…竹やぶの中からお墓がチラリ。
「……なんか、帰りたくなった」
「いきなり、どおした?」
曇天だったこともあるでしょうか、なんかごっそりと気力が奪われてしまったのです。何に奪われたのかさっぱりわからないのですが、とにかく奪われたのです。
竹林を抜ければ、そこは一面の畑でした。
「おわー。家がほとんどない!」
「うん、なかなかお目にかけられる景色じゃないな」
窓に映るのは、畑畑畑畑家畑畑家!!って感じの風景だったのです。
あれ…?畑と畑の間のあぜ道に…何か建ってる。
畑同士の間に、小さな掘っ立て小屋が建っていたのです。その小屋の上には、どうやら焼き鳥屋さんらしき看板が掲げられていたのです。
「ねえ……」
「何?」
「俺、就職する時は街でしようと思う……」
博多からまだ30分と離れていないのに、もうネオンが恋しくなる根性無しの私でした。
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