打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

ポークたまご

2009-07-01 19:00:04 | Weblog
雨の降る中、昼飯を買いに弁当屋に行った。

さて、何にしようかなとメニューを見ていたら、ガラスケースの中におにぎりサンドというものを発見。

なるほど、海苔の上にごはんを敷いて、そこに具をのせて挟んだものか。美味そうだ。

よし、これとおかずを買って帰ろう。

そんなわけで、おにぎりサンドのポークたまごと、焼肉弁当おかずのみとお茶を購入。

初めて食べるものだから、会社に戻る道のりがもどかしい。別にすぐ冷めるわけでもないのに、早足になる。水たまりの飛沫がズボンの裾につくかもしれないが、構わぬ。

ポークたまごだけじゃなく、エビタルも買えばよかったかな、でもダイエット中だしな……なんて悩んでいるうちに会社へと到着。

なだれ込むようにデスクについて、わくわくしながら紙に包まれたおにぎりサンドを取り出す。海苔の爽やかなにおいがした。

実際、手に持ってわかったのだが、おにぎりサンドは想像していたよりも重たい。ずっしり感がある。

封を開いて、そっと中を覗く。飯、平べったいソーセージ、炒り卵、飯という断層が見えた。

妙にノスタルジックな気持ちに襲われる。そうだ、これは子供のころ、遠足先で母が作ってくれた弁当の箱を開ける時のドキワク感だ。

中身は朝、見たからわかっているのに、昼に食べるそれはなんだか別モノのように見えた。箱に詰められていた時はお互いよそよそしかったおかずとおにぎりが、時間が経ってうちとけたのだろうか。

このポークたまごのソーセージと炒り卵も、ご飯に挟まれた時は「私はご飯さんと一緒に仕事はしたくありません!」みたいな事を言っていたんじゃないかな。でも、しぶしぶ仕事をしていると、ご飯の優しさ、包容力、リーダーシップを目の当たりにして共に働いていこうというつもりになったのではなかろうか。

そう妄想せざるを得ないほど、ポークたまごはおにぎりに馴染んでいた。

ではでは一口目……ソーセージはちょっと揚げてあるっぽい。端っこがカリカリしている。塩気が強く、おにぎりの具にぴったりだ。

考えてみれば、コンビニ以外のおにぎりを食べるなんて何年ぶりだろうか。親からおにぎりを作ってもらう機会もないしなあ。ほどよい温かさと飯の固さ……手作り感満点だ。

この適度な温かさがいいんだよな。熱すぎるおにぎりはちょっとわずらわしい。粗熱が落ちた位がちょうどいいと思う。遠足の時に食べた、冷たさの方が強いおにぎりも塩気が強く感じられて嬉しいんだけどね。

炒り卵が非常に有効だった。少し甘めに味付けしてある炒り卵に、マヨネーズが和えられてある。この塩気の強いソーセージと甘めの炒り卵の組み合わせは、ヒット作になる実力を持ってると思う。


小さく見えて、けっこうボリュームがあった。二個買わなくてよかった。たぶん、食べきれないか、食べきったあとで後ダイエット中であることを思い出して後悔をすることになっただろう。

なんとなく癖になる味だった。夕飯もこれにしてしまおうかな。

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