打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

終戦記念日を迎え

2011-08-15 10:27:35 | Weblog
今日は終戦記念日ですね。

この時期はテレビでも第二次世界大戦時の日本を舞台にした作品が数多く放映されますが、どうにも観る気がしない。

なぜなら一貫として「なんと私たち日本人は愚かなことをしたのだろう」というテーマだからです。

世界ではどうか知らないけど、日本で第二次世界大戦時のドラマをやると大抵が「徴兵される男」や「心配しながら帰還を待つ家族」が主人公になります。

そして「どうして戦争なんかするんだろう」とか「戦争は嫌だ」とか言うわけですよ。

そんなの当たり前に決まってるじゃないか。どこの国の人だって戦争なんかしたくないんですよ。そもそも戦争は政治的交渉の一つなんてですから。話し合いで蹴りがつかないから戦争になるわけだし。

大昔のロボットアニメに出てくる宇宙人みたいに「ぐはははは。地球人を皆殺しにして、地球を侵略してやるのだ!」みたいな虐殺大好きな奴なんて、一人もいない。

国は決して個人の野望や理想だけで動いたりはしないし、動けないんですよ。独裁者だって国民を食わすためにヒイコラするんですから。

どこまで話したかな、ちょっと論点がずれてきた。

……つまりですね。戦争反対という概念は誰しもが持っているんですよ。自分が戦争になんて行きたくないからね。

でもそれが過ぎれば「絶対に戦争はダメだ。過去に戦争をした先祖たちは間違っている!」になります。

いわゆる自虐史観という奴ですね。日本と共に戦ったドイツやイタリアはそこの所はどうなっているんだろう。

んで、自虐史観も行きすぎれば「諸外国に何をされても文句を言ってはいけない。何しろ私たちは世界に迷惑をかけた極悪人の子孫なのだから」となります。これが現在の日本に僅かながらはびこっている悪しき概念なわけですよ。

下手をすれば、戦争にいった自分の祖父を直接なじるなんて人も出てきますからね。自分の子孫のために命をかけたのに、これじゃ報われませんぜ。

すべての諸外国が日本を許す日なんて、絶対に来ませんからね。だって許さない方が得をするんですもの。外交カードの一つになっているわけだし。いざとなれば戦争が……といえば外交で有利になるんですよ。こりゃ手放すわけがない。

この切り札を無効にするには、もう一度世界大戦が起こって日本が勝つか、日本が開き直るしかありません。

開き直っていいんですよ。過去は変えられないんだし。戦争は二度と起こさないと反省することは大事です。でも、国力を衰退させる、国民から自信を奪うまでやりすぎる必要はないです。

謙虚や奥ゆかしさは日本の美徳だけど、外国でそれが通じるかはわからないですしね。なにしろ世界では主張しないと何も始まらないんだし。

正午になったら黙祷しようっと。

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