ドカベンでも似たような展開があったなあ

えー。明徳義塾の敬遠策について。

私は別にいいと思うんですけどね。敬遠だって立派な戦術ですよ。高校野球には教育的な側面もあるわけだから、正々堂々とやるべきだ、という人もいるかもしれませんが、個人個人では負けてもそこを作戦やチームプレイで補うのが、本当のベースボールってやつだと思いますよ。

それに敬遠だってそれなりにリスクがあるじゃないですか。ヒット一本くれてやるって意味ですからね。

だいたい、敬遠策が駄目だったら二十年前に松井秀喜がやられた際に高野連が何かしらのルール変更を行なっているとおもいますぜ。

ゲームが終われば後は遺恨や後悔を残さないというのがお約束なんだけど、あえて苦言を呈すというのなら、今回負けた方のチームの打線に喝！ですかね。

何度も４番が塁に出たというのに、４番をホームベースに戻せなかったというのは、打撃力の不振を物語っているでしょう。敬遠されるというのは裏を返せば、シングルヒットを一つもらったという意味なのですから、それを活かさなければね。そこは反省材料とすべきだと思うね。

スラムダンクで、海南の牧を抑えるためにダブルチームを組んだシーンがあるじゃないですか。あれを思い出しちゃいましたね。牧（４番）に二人ついたから、武藤（５番）がフリーになったのに、武藤はガイン！とシュートを外したんですよ。