打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

最大の悪名

2011-12-05 19:34:37 | Weblog
世論でたまに「天皇制廃止」なんて言葉を耳にする。

そりゃまあ、思想の自由ってのはあるでしょうけどね。でも政治家が日本人である限り、主権が日本国民にある限りは天皇制はなくならないと思いますよ。

日本という国で生まれ育ち、小学校で歴史を学べば、天皇という存在に多かれ少なかれ敬意を持ってしまうからです。

教科書で初めて出てくるのは大和時代あたりからですかね。推古天皇の摂政に聖徳太子が……みたいなね。

天皇とは、千五百年以上も前から現在に至るまで、あらゆる権力者が利用はすれど廃絶をしようとは絶対に思わなかった(またはできなかった)存在なのです。

その歴史の重みを考えれば、おいそれと廃止なんて大っぴらに言えませんよ。

政治家だって絶対そんなことはできない。なぜならもし天皇制を廃止してしまえば、それを決定し施行した政治家は子々孫々に至るまでの悪名を背負うことになる。

蘇我入鹿は(聖徳太子の子と言われる)山背大兄王を自殺に追い込んでいます。その悪名はいまだに消えません。

明智光秀や吉良上野介のように、これまで歴史の悪名高き人物ですら、今は見直されています。しかし蘇我入鹿を見直そうという動きは、少なくとも私は一度も見たことがない。もやし炒めの素のCMにはなってるけどね。

皇族殺しですら現在まで悪名が続いているのです。天皇制廃止を決断してごらんなさい。蘇我入鹿どころの悪名ではなくなりますぜ。

昔と違って今は写真や映像が半永久的に残ります。インターネットが廃れることはないでしょうから、その日の出来事は永遠に語り継がれるわけです。

だから天皇制は、日本という国が外国から滅ぼされるまでは、ずっと続くと思うね。