人間には三度モテ期があるそうな。
そういう理屈なら、一度目のモテ期を、私は小学一年生の頃に使ってしまったということになる。
小学一年生の私は無性にモテた! しかも上級生のおねいさまタチに。昼休みには各クラスに連れて行かれ、おねいさんたちに「かわいー かわいー」と頭を撫でられる、夢のような日々が続いていた。
さて、それから数年。小学校高学年になった私の家に、一本の電話が鳴りました。それは私をかわいがってくれた、おねいさんの一人でした。とりわけ可愛がってくれたので、その人のことは覚えていました。
要件は、一緒に遊びに行こうということ。親の了承をもらって、私はその人と一緒に遊びにいきました。
どこに連れて行ってくれたか。それは福岡県の某所。とあるお宅の家の前に。おねいさんはその家の表札の前に立てば、私に写真を撮るように頼んできました。
写真を撮ってから、私とそのおねいさんはテキトーに遊んで、昼時にファーストフード店へ。その時に、そのおねいさんは
「将来、声優さんになりたいんだ」
と力強く言ったのです。写真を撮ったお宅は、実は某声優さんの実家だったそうです。そして午後はアミューズメントパークで遊んで、家まで連れていってくれました。
それっきり、そのおねいさんと会うことはありませんでした。
それでどーなったかというと、そのおねいさんは、随分と有名な声優さんになっているのです。ご活躍されていてなにより。
ふと、そんな懐かしい事を思い出したのです。
そういう理屈なら、一度目のモテ期を、私は小学一年生の頃に使ってしまったということになる。
小学一年生の私は無性にモテた! しかも上級生のおねいさまタチに。昼休みには各クラスに連れて行かれ、おねいさんたちに「かわいー かわいー」と頭を撫でられる、夢のような日々が続いていた。
さて、それから数年。小学校高学年になった私の家に、一本の電話が鳴りました。それは私をかわいがってくれた、おねいさんの一人でした。とりわけ可愛がってくれたので、その人のことは覚えていました。
要件は、一緒に遊びに行こうということ。親の了承をもらって、私はその人と一緒に遊びにいきました。
どこに連れて行ってくれたか。それは福岡県の某所。とあるお宅の家の前に。おねいさんはその家の表札の前に立てば、私に写真を撮るように頼んできました。
写真を撮ってから、私とそのおねいさんはテキトーに遊んで、昼時にファーストフード店へ。その時に、そのおねいさんは
「将来、声優さんになりたいんだ」
と力強く言ったのです。写真を撮ったお宅は、実は某声優さんの実家だったそうです。そして午後はアミューズメントパークで遊んで、家まで連れていってくれました。
それっきり、そのおねいさんと会うことはありませんでした。
それでどーなったかというと、そのおねいさんは、随分と有名な声優さんになっているのです。ご活躍されていてなにより。
ふと、そんな懐かしい事を思い出したのです。