キビナゴ事情

私の好きなマンガに「築地魚河岸三代目」という作品がある。

「美味しんぼ」のようないわゆるウンチク漫画なのだが、登場人物が根っからの善人ばかりなので、非常に読みやすくて面白い。

舞台は東京の築地なので、九州のお魚事情との違いが発見できるのも楽しい。

一番驚いた事はキビナゴですね。東京ではキビナゴはあまり食べられていないとか。

福岡では、学校の給食にも出てくるんですけどね。キビナゴの天ぷらとか。
これがね、美味しいんだな。キビナゴに小麦粉と卵をつけて……小麦粉か卵の中に青ノリが入っていたな。それでさっと揚げる。

キビナゴは１０ｃｍくらいの小魚だから頭から丸ごと食べることができる。ほろ苦い内臓の味が、おそらくビールに合うだろうなあ。別に酒飲みじゃないから試したことはないけど、おそらく合うだろうなあ。
スーパーでもキビナゴの天ぷらが普通に売られていますねえ。安いし、ウマい。

おそらく東京では普通に食べられて、こっちではあまり食べない魚とかもあるんだろうな。そういうのが、食文化っていうんだと思う。魚の国日本、万歳！