レッドクリフを観てきたよ（多少ネタバレ含む）

レッドクリフを観てきましたー。

三国志のいろは……というか、ある程度三国志という話の流れを知っていないと理解できない部分も多いだろうなあ、あれは。だから、知らない人のために冒頭であらすじみたいのが流れるようになっていました。

ほう、と驚いたのは孔明と周瑜がお互いに友情を感じている所ですかねー。
今までの三国志だと、両者は「今は打倒曹操のために手を組んではいるが、隙あらば出し抜いてやるぞ」的な腹の探り合いみたいな展開になっているのですが、それがない。金城武演じる孔明は非常に温厚な人物なので、純粋に周瑜を友として接しているようです。

そして悪玉の曹操なのですが、なんか気のいいおっさんだなあという印象。善玉の引き立て役ではなく、ちゃんと漢帝国の丞相としての威厳を持ちつつも、降伏してきたばかりで不審感丸出しのサイボウを「使うからには信じる」と用いることができる度量もあります。蒼天航路好きにはちょっとニヤリとできるシーンもありました。

物語の最初は劉備軍撤退戦からでした。趙雲の奮闘もカッコよかったのですが、関羽の一人無双がいい！　楯の壁がずい、と開いて前に出てきた時はしびれました。でも、張飛一番の見せどころがなかったのが残念だったなあ。

三国志を知らない人は武侠アクションものとして見ても大変面白い作品だと思います。戦闘シーンすごい見ごたえありましたし。ちゃんと劉備軍にも見せ場がありました。でも、前後編合わせて5時間はないんじゃないかな。ベットシーンいらないよね、あれ。ああいうのがないと女性客が集まらないのかしら。

観ていて思った事を箇条書きにして終わる。

・孫権男前だなあ。
・ロシュクかわいいな。
・孫尚香、杉田かおるに似てるなあ。
・甘寧ではないということは……パート２で死ぬのかな？
・鳩ですぎで笑った。
・楽進出てきているらしいけど、さっぱりわからんかった。
・張飛の咆哮はぜひとも劇場で聞いてほしいなあ。