動物の生きづらい時代

鳩が車に轢かれて死んでいました。

ただ轢かれてるだけならまだ可哀想にと思えるのですが、轢かれた後に何度も何度も車に轢かれ続けたので、のしいかのようになっていました。ここまで来ると可哀想という気持ちもなくなります。それが生き物だったという気持ちを抱かなくなるからです。そこにあるのは羽がついた平たい何か。最初、コンビニ袋が道路の熱でへばりついているのかと思いました。

なんだかなあ。交通事故だけでも切ないのに、死んでからもこんな目に会ってしまう。一日にどれだけの動物が事故に会うんだろう。動物には危険を察知する能力があるらしいけど、最近は鳩も犬や猫も餌を与えられたりとかしてその手の能力が鈍感になっているのではないでしょうか。

うちのアパートの前をたむろしている猫と出くわしたので「お前、気をつけろよ？」ととりあえず注意を促してみましたが、ふてぶてしく尻尾を揺らすだけでした。本当に気をつけろよなー。