教員だって大変らしいよ

うちの親は小学校の教員です。いわゆる公務員というやつです。

この季節、小学校は夏休みです。やっぱり先生たちも夏休みなのかなーと思われているのでしょう。少なくとも小さい頃の私はそう思っていました。

考えてみてください。両親が共働きで小学校低学年の頃から家に帰っても一人。

それが夏休みに入ればいつもはいない親がそばにいる……幼い子供にとってこんなに嬉しい事はないでしょう。

でも、現実ってのはそんなに甘いもんじゃないんです。４０日以上ある夏休みで私が親とともに暮らせたのは盆休みの期間くらいしかありません。本当です。

夏休みの季節といえばやっぱり児童が問題を起こしやすい時期でもあるんです。万引きとか喧嘩とか交通事故とか。そうなるとやっぱり学校に連絡がきます。誰かが学校にいないといけないのです。

それに夏休みは学校のプールが解放されます。プールの監視員は必ず誰か教員がついていないといけないのです。それに夏休みの期間は学校の補修工事なんかも行われるのでそこにも誰か付かないといけないし。学校で飼われているペットなんかの世話もあるらしいです。

だから、学校の先生が夏休みの期間は楽だなんてのはデマですよ。むしろ何か問題が起きるんじゃないかってハラハラするらしいです。有給休暇だってそう簡単にはとれないらしいです。いや、取ろうと思えばとれるのでしょうけど立場がありますから。そこは民間企業とおんなじですよね。

だけど組合が強い学校はそれなりに休みがとれるらしいですよ？まぁ、最近は組合に入っている先生も減り続けているみたいですけど。

今日も親は学校に行ってます。たまには親子の語らいをしたいものなんだけどな。