(旋風寺武流とその中の人。お互い向かい合うように椅子にこしかけて)
武「さて、戦闘向きキャラを作ろうという事っスが……」
中「…………(悄然とした顔で呆然としている)」
武「どったんスか?」
中「(ぽつり)私書箱が消えた」
武「ああー。そうらしいっスなあ。でも、どうやらオイラだけじゃないみたいっスよ。またみんなに送ってもらえばいいではないスか」
中「む、む。それもそうだな……お便りまってまーす……」
武「さーって、それは置いておいて戦闘向きキャラの作成をしようじゃないスか!!」
中「よーし。気分入れ替えてがんばるぞう。武流や、戦闘向きキャラを作るに当たって、一番大切なことは何と思うかね?」
武「…………戦闘スタイル?」
中「おお、よくできました。そうだね、やっぱり何を使って相手に攻撃を加えるか、どういう風に戦うかというのが大事だよね」
武「で、何かいいアイデアがあるっスか!?」
中「ふふ、聞いて驚くなよ。『相手の技を模倣する能力』というのはどうかね? これなら毎回違う闘い方ができて面白いぞ!」
武「(小首を傾げて)……あのー。それはすでに新入生の一人がやっているっスが…」
中「え!? あ…そう……おお!これはどーだろ? 武器に凝るんだよ。ダイヤモンドが仕込まれた強固な武器を……」
武「(胸倉を掴んで)それもすでに他の人が使っているっスよー! っていうか君、新入生の事を全く把握していないっスな!?」
中「ぶぇぇぇぇ。だって毎日人が増えていくんだもん。ついていくのが難しいんだよう」
武「……ふぅ。それはわからんでもないっスが……」
中「えーと……じゃあまずは攻撃力を突き詰めてみようか。学園一の攻撃力を現すのはどんな武器を使えばいいか」
武「えーと……やっぱ白兵武器よりも重火器とかっスかね。背中に大型の大砲を背負うというのはどうっスかね。カノン砲発射!」
中「いやー。やっぱこれだろ(と、人差し指を武流に突きつけて)ってっ!!(ビームが部屋を突き破って武流を襲う)」
武「みわー!?(ちゅどーーーーん)……そ、それはなんスか?(アフロヘアに)」
中「ふふふ、人工衛星を打ち上げて、指差す相手を狙って破壊光線を照射するのだ」
武「う、宇宙から狙われるんスか!?」
中「ピンポイント攻撃も可!(紙に直径3cmくらいの丸を描いて掲げれば、その丸の中をビームが貫通)」
武「スケールだけは学園一なんじゃないスかねえ。ちょっと扱い辛い気がするっスけど」
中「うん。あくまで攻撃力を重視すればこーなってしまうんだよなあ。とにかく大鑑巨砲主義」
武「攻撃方法がビームしかないから攻撃がワンパターンになるのも避けられないっスなあ。それに防御が全くできないっス。ある程度、攻防バランスがとれている方が……」
中「そこでこのアイデアだよ(日本刀を武流に渡して)これで斬りかかってくるがいい」
武「いいんスか? 怪我しても恨まんでくれっスよぅ……死ぃねえええええええええ!!(肩口目掛けて思い切り切りつける)」
中「ぬーん!(腕で斬撃を受け止める)」
武「おお!?(刀の斬りつけた部分が欠けている)こ、これは一体!?」
中「(腕を突き出す。どことなく作り物のような無機質な感じを与える腕)うむ。身体のほとんどが機械でできているんだなあ、これが」
武「ほう!つまり……サイボーグっスか」
中「うん。身体のいたる部分に武器が仕込まれている。多彩な攻撃が可能だぞ! 指鉄砲とか、目からビームとか! 止めの必殺技を開発すれば完成だ!
武「むー。とりあえずその路線で行ってみるっスかね? とりあえずはサイボーグということで……。魔法が容認される学園なんだからOKっスよね」
中「よーし!形ができたぞぅ!(握手を求めて)」
武「はっはっは、よかったっスなあ!(握手に応える)」
中「……あれ?ところでさっき『死ね』とか言っていなかったか?」
武「……(視線をそらして口笛吹いて誤魔化す)」
武「さて、戦闘向きキャラを作ろうという事っスが……」
中「…………(悄然とした顔で呆然としている)」
武「どったんスか?」
中「(ぽつり)私書箱が消えた」
武「ああー。そうらしいっスなあ。でも、どうやらオイラだけじゃないみたいっスよ。またみんなに送ってもらえばいいではないスか」
中「む、む。それもそうだな……お便りまってまーす……」
武「さーって、それは置いておいて戦闘向きキャラの作成をしようじゃないスか!!」
中「よーし。気分入れ替えてがんばるぞう。武流や、戦闘向きキャラを作るに当たって、一番大切なことは何と思うかね?」
武「…………戦闘スタイル?」
中「おお、よくできました。そうだね、やっぱり何を使って相手に攻撃を加えるか、どういう風に戦うかというのが大事だよね」
武「で、何かいいアイデアがあるっスか!?」
中「ふふ、聞いて驚くなよ。『相手の技を模倣する能力』というのはどうかね? これなら毎回違う闘い方ができて面白いぞ!」
武「(小首を傾げて)……あのー。それはすでに新入生の一人がやっているっスが…」
中「え!? あ…そう……おお!これはどーだろ? 武器に凝るんだよ。ダイヤモンドが仕込まれた強固な武器を……」
武「(胸倉を掴んで)それもすでに他の人が使っているっスよー! っていうか君、新入生の事を全く把握していないっスな!?」
中「ぶぇぇぇぇ。だって毎日人が増えていくんだもん。ついていくのが難しいんだよう」
武「……ふぅ。それはわからんでもないっスが……」
中「えーと……じゃあまずは攻撃力を突き詰めてみようか。学園一の攻撃力を現すのはどんな武器を使えばいいか」
武「えーと……やっぱ白兵武器よりも重火器とかっスかね。背中に大型の大砲を背負うというのはどうっスかね。カノン砲発射!」
中「いやー。やっぱこれだろ(と、人差し指を武流に突きつけて)ってっ!!(ビームが部屋を突き破って武流を襲う)」
武「みわー!?(ちゅどーーーーん)……そ、それはなんスか?(アフロヘアに)」
中「ふふふ、人工衛星を打ち上げて、指差す相手を狙って破壊光線を照射するのだ」
武「う、宇宙から狙われるんスか!?」
中「ピンポイント攻撃も可!(紙に直径3cmくらいの丸を描いて掲げれば、その丸の中をビームが貫通)」
武「スケールだけは学園一なんじゃないスかねえ。ちょっと扱い辛い気がするっスけど」
中「うん。あくまで攻撃力を重視すればこーなってしまうんだよなあ。とにかく大鑑巨砲主義」
武「攻撃方法がビームしかないから攻撃がワンパターンになるのも避けられないっスなあ。それに防御が全くできないっス。ある程度、攻防バランスがとれている方が……」
中「そこでこのアイデアだよ(日本刀を武流に渡して)これで斬りかかってくるがいい」
武「いいんスか? 怪我しても恨まんでくれっスよぅ……死ぃねえええええええええ!!(肩口目掛けて思い切り切りつける)」
中「ぬーん!(腕で斬撃を受け止める)」
武「おお!?(刀の斬りつけた部分が欠けている)こ、これは一体!?」
中「(腕を突き出す。どことなく作り物のような無機質な感じを与える腕)うむ。身体のほとんどが機械でできているんだなあ、これが」
武「ほう!つまり……サイボーグっスか」
中「うん。身体のいたる部分に武器が仕込まれている。多彩な攻撃が可能だぞ! 指鉄砲とか、目からビームとか! 止めの必殺技を開発すれば完成だ!
武「むー。とりあえずその路線で行ってみるっスかね? とりあえずはサイボーグということで……。魔法が容認される学園なんだからOKっスよね」
中「よーし!形ができたぞぅ!(握手を求めて)」
武「はっはっは、よかったっスなあ!(握手に応える)」
中「……あれ?ところでさっき『死ね』とか言っていなかったか?」
武「……(視線をそらして口笛吹いて誤魔化す)」