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 名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

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江戸時代、盲目でトップに立つ・・

2011年10月15日 | いにしえから学ぶ

003 一ヶ月も前になりますが、埼玉・本庄児玉行きがありました。寄り道の雑記です。

 塙保己一(はなわ・ほきのいち)の案内看板がありました。どんな人かなぁ~のノリで彼の生家に寄ってみました。

  彼のことは全く知りませんでした。 江戸時代の盲目の国学者です。この地武蔵国児玉に生まれる。7歳で失明する。13歳江戸に出て按摩・音曲を習うも興味がない。(盲はこれくらいの仕事しかなかったんでしょうね・・)

 彼は手のひらに文字をなぞってもらい、覚えた。また人の話を少しも違わずに覚えたと伝えられている、スーパー記憶力の人です。元来の才能があり、努力があったんでしょう。そして国学のトップに立つた。

 国学って?くらいのことですので、彼がものにした「群書類従」がなんだかトントわかりません。

  現代の盲と江戸時代のそれとでは、生きていく事に、とてつもない差がある。そんな中で一角の者になった。自分は五体満足ではあるが、チョウなまぬる人生で比較にもならない。ただ仰ぎ見るだけですね。

  付け足しですが、彼の息子も国学者になりました。幕末に長州の尊王派であった伊藤博文(以前千円札でしたっけ?)らに暗殺されてます。当時の孝明天皇の廃帝を学問していたと誤解されたらしいです。伊藤はその後明治の元勲として初代総理となる。そのかれもハルビンにて射殺される。歴史は巡ります。

 写真は塙保己一の生家。


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