名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

江戸時代の運送屋さんも・・・今と変わらず・・・

2019年05月24日 | いにしえから学ぶ

5月23日

 早朝仕事で岐阜・瑞穂市の美江寺宿(中山道55番)まで。加納(岐阜)と赤坂(大垣)の間にある宿場です。古い町並みが少しですが枡形の街道筋に残ってました。現場は8時半納め、1時間以上も余裕がるのでブラツキました。枡形(L字型)街道の角に美江神社があり、当時掲げられた高札場が再現されてました。

高札とは江戸時代の禁止事項や、お上からの通達・御法度の看板が立つところです。

「火付け札」「切支丹禁令」とか「毒物売買の禁止・贋金売買の禁止」等がありました。

 中でも、赤帽運送屋としては注目するものがありました。「駄賃札」でした。当時の運送賃の札です。

具体的に、一つ東「河渡宿」(距離7㌔あまり)までの駄賃は、馬に壱駄(40貫・150k見当)で、47文とありました。1文50円換算で2,350円となる。馬に人が乗って(タクシーのようなもの)では、31文です。

風雨の節でも荷物の遅延はなきよう・・・とか、定めのほかに賃増しすれば(ぼったくり)牢舎せしめ、罰金を科すともありました。

 江戸時代の運送屋さんも、現代同様であると痛感。古い高札が、荷駄を汗して運ぶ江戸時代の運送屋の姿を彷彿させる。


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