9/30(月)701回
何かの雑誌で読んだ。ひとには両親がある。そしてその親(祖父)は4人である。こうして十代遡ると総数は1024人、30代遡ると十億7374万ナンボの繫がりになるらしい。そんなに人口があったのか?と思うが、計算上はそうなる。もっとも男女が一夫一婦という前提ですから・・・これはありえないので数は減るわけですが、「私」の源流を探ると、とてつもない数の係累があるのは事実です。
「オレの体はオレのものだ」と力んでも、「もし」30代昔の十億七千万人の一人が欠けていたら今の自分はプイと消えてしまうわけだ。
そうなれば「人類皆兄弟」はスローガンではなくホンマの事実となる。
こんな壮大な数字を見ていると、いがみ合ったり、敵対したりしている人類が悲しく見えてきます。しかしこの敵対が地球の事実です。卑近には個人間、仕事では赤帽組織でも、地球的には戦争・・・・
このいがみ合いの現実のあって、せめて今日だけでも、この壮大な繫がりの中のワタシという視点で眺めてみるのも新鮮かも。