名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

名古屋市名東区の赤帽運送はタケフジへご用命下さい
052-772-5880

このバカ野郎もんは・・・

2013年10月31日 | 私のなりわい・運送のこと

10/31(708回)

 仕事の集中豪雨?でしょうか。
 11/1の明日のことです。タケフジにとって5件もの仕事が立て込むことは滅多にありませぬ。浜松行き・定期・絵画運送・催事の引き取り・ソファーの運搬・・・です。おまけに組合から明日引越しできない?との打診もありのテンテコ舞です。連休前だからでしょうか。
 いずれにしても忙しいのはよきこと?ではありますが・・・チョイトわずらわしく思うココロもありまして・・・このバカ野郎もんは・・・です。
 でもこの正直なココロモチを一笑に付す若さはありませんし、歳のせいだねと納得してしまうのもシャクだし・・・複雑です。
 とりあえず明日は気張ってやりますぞぉ~


雨の犬山・・・

2013年10月25日 | 私のなりわい・運送のこと

10/25(707回)
 台風を気にしながらの仕事でした。犬山城の入り口にある「針綱神社」までの運搬。神事に必要なテーブル・手桶・傘立など。着いてビックリ。70段の階段の上です。雨模様。しゃぁ~ない・・と腹をくくり運ぶ。8回位運んだらおわりました。
 神事終了まで待機。神社前の喫茶店で新聞を読む。お茶してから雨の犬山の城下町を歩く。「城とまちミュージアム」を覗いてみる。犬山の歴史と町並みのジオラマ・・・面白いです。そぼ降る雨の中一人歩きもタノシ。待ち時間が有効に過ごせました。
 撤収は雨のなか馬力かけました。おかげで昼の定期にも間に合いました。


三方得

2013年10月22日 | 私のなりわい・運送のこと

10/21(706回)
 栃木県下野市行きが入る。「何時頃に着きますか?」の質問。夕方5時過ぎになるでしょう・・・と答える。出てきた荷物は紙袋一つ。されば新幹線でしょう・・・ということになる。
 東京経由・東北新幹線で小山で下りる。在来線で宇都宮行きに乗り換え。3っ目の石橋駅が目的地。あとはタクシー。車の着予定より1時間半早く終了でした。運賃も赤帽車よりも4千円ほど安くなりました。
 依頼のお客さんには安く・待ってる会社には早く、こちらも病み上がりの身ですから6時間余の運転よりらく!の「三方得」となりました。


江戸時代の「赤帽」?

2013年10月20日 | いにしえから学ぶ

 10/19(705回)

 今週はヒマでした。・・・・・暇にまかせて先回の続きです。

 江戸時代の運送を担ったのは宿駅制度だ。街道の宿場には問屋場・宿駅を置いた。これは「お上」の物資を運送するためのシステムとしてつくられた。そこには人足と馬が常備させられた。原則次の宿駅までの運送だ。先回のブログでいえば、中津川宿からは落合か大井宿までだ。そこで荷を付け替えて運送は終わる。
 この公儀の運送費用は問屋もちです。その代わり?税金の一部が減免される。また問屋場を旅人の宿にしたり、民間の運送等で儲ける。
 民間の運送も原則次の宿場までだ。運送賃のトラブルが多かったんでしょう、運賃に関し1711年に定めがでた。その高札が先回の写真です。
 急ぎの荷もあった。一駅ごとに荷を付け替えるのは面倒だし、損傷もある。さらにその都度の手数料もかかる。ならば目的地まで極力通しで運ぶ便を・・・ということです。江戸時代の「赤帽」でしょうか。
 その名を「付け通し」「通し馬」という。運賃は一里20文~ぐらいです。時代により5割増しになったこともあり・・・です。
 この時代はどうも物流を潤滑に・・・という考えはなかったようだ。東海道では、大井川や安部川などには橋を作らせなかった。軍事的の考えが優先している。しかし物流は欠かせない。大量運送は船便でした。千石船が日本をグルリと走っていた。

 3百年前の時代にも「赤帽」的運送屋があり、街道を往還してたんですね。


江戸時代の運送賃

2013年10月13日 | いにしえから学ぶ

20125_015 10/13(704回)

 江戸時代の運送賃と赤帽運賃を比べると・・・?

 先日中津川へ行った折に、中山道の高札場(法度・掟を掲げた場所)を訪れた。そこには18世紀前(正徳元年)の運送屋の運賃表が高札に定めとして掲げられた。

 この恵那郡には、落合・中津川・大井宿がある。
その間の距離は落合~中津川は一里あるなしだろう。中津川~大井宿は二里位だろうか。運賃もその距離に応じている。荷一駄が前者が55文、後者が111文とある。旅人が馬に乗っていくと、それぞれ36文と53文である。
 夜間料金もある。軽尻(からじり・荷なしの馬に旅人がのること)でも運賃は本馬(40貫目)料金だ。この時代も夜間運送は高い。
 人足一人雇えば前者は28文、後者は53文とある。

 当時の貨幣価値はどんなもんか?落語の二八の蕎麦=16文で、現代の掛け蕎麦が300~400円とすると、1文=20円チョイ程度?されば人足一人が中津側~落合宿間1里(4キロ)ほどで28文×20円=560円となる。
 赤帽料金では4キロ×185円=740円で人足労役が安い。
この高札は尾張藩付け家老の竹腰・成瀬の両名によるものだ。この運賃はきっと安く見積もられているのだろう。実際はこれを上回っていたのだろうか。

 アレコレ思い巡らすとオモシロイ。20125_016


遊びモード

2013年10月11日 | いにしえから学ぶ

20125_014 10/10(703回)

 10時頃に中津川市行きが入る。出かける時はすでにアソビモードでした。12時半に仕事は終了。

 さてどこいこかぁ~、地図を見ると近くに「苗木城跡」とある。R257沿いです。「苗木遠山資料館」を訪れる。この苗木藩は一万石余の小藩であつた。江戸期には一度も国替えがなく、12代の遠山氏が治めた。戦国時代には信長の妹を迎え、のち生まれた娘を武田信玄の息子勝頼に嫁がせるなど、巧みに乱世をわたる。その後城を明け渡すことあるも、関が原で東軍・家康に付き奪還する。

 資料館をあとにし城跡を訪れる。その城山は巨石ゴロゴロの山です。その巨石をとりこんでの石垣は、様々な組み方を見せてくれミゴトです。頂までは思うほど難なくいけました。天守台には巨岩二つをまたいで砦ふうの見晴らし台あり。眼下には木曽川、秋空のもと恵那山もくっきり。文字通り絶景でした。時間があれば城砦を一巡りのコースも楽しい。
 手術後一ヶ月も経過してないのに、寄り道モードになるのも体調復活なんでしょう。ありがたし。
 
 


小泉元首相豹変す

2013年10月04日 | 朝な夕なのこと

10/4(金)702回
 君子豹変す・・・とはこのことですね。
先日名古屋での講演での発言です。原発は安全・クリーンではない、ゼロにすべき。原発増設の予算をクリーンエネルギー研究につかうべきだ・・・等。
 すべては3・11の福島の深刻な事故を経験しての豹変です。使用済み燃料の行き先もなく、各原発に大量に保管されていることもとてつもない危険なことだ。もし日本で2ヶ所で使用済み燃料がコントロール不能にでもなれば、文字通り日本沈没となってしまう。

 権力のトップにあると素直に事象を見られなくなるんでしょうか。経済界やら資本家やらの要望・しがらみでそうなるんでしょうか。小泉氏はその座を去って見る風景が変わったのでしょう・・・。かって彼のパフォーマンスは小泉劇場と揶揄されたが、このれならば応援し甲斐がある。今後を注目したい。