梅雨を象徴する「タチアオイ」の花。
タチアオイが上まで咲くと梅雨が明けると言われています。
今年の関東地方はこのところ雨が続き、
日照が不足しているせいか、
途中まで咲いたタチアオイも、なかなか上まで咲きませんでした。
昨日頃から、梅雨明け前っぽい、
イヤ~な湿気と気温です。
7月15日の週の天気予報をみると、
間もなく梅雨明けかも知れません。
◇
24節気 7月23日「大暑」頃までには
「梅雨明け」となるので
グリーン面にとっては、一年で一番厳しいシーズンの到来です。
◇
「梅雨明け」以降に襲ってくる厳しい状況に関して
時系列で考えてみました。
①「梅雨明け」直後
日中温度が上昇します。
ターフの活性は鈍り、貯蔵糖分を消費します。
表層の湿度も高く、ターフは酸欠気味です。
②「梅雨明け」7~10日後
72候7月29日には
「土潤辱暑(つちうるおいてじょくしょす)」
とあるように
気温も湿度も最高となる頃です。
ピシウム、炭疽等の病害の侵入にもっとも警戒したい時期です。
③「梅雨明け」14日以降
ウエットな表層で芽数も落ち込んできます。
たて根も短くなってきます。(根あがり)
しかしながら、
72候8月7日に「涼風至(りょうふういたる)」
<涼しい風が吹き始める頃>とあるように
お盆からは、夕方以降の気温(夜温)も
下がってくるので
7月23日「大暑」から8月7日「立秋」の頃までが
グリーン面の「夏越し」にとって、
勝負所といえるのではないでしょうか。
◆
「梅雨明け」時期にオススメの資材があります!
①日中温度の急上昇には「エッセンシャル・プラス」です。
高温で消耗する貯蔵糖分(フルクタン)を補給する単糖・二糖(トレハロース)、
高温下での衰退を抑制するアミノ酸、ビタミン、
根上がりを抑制する ケルプ等をバランス良く配合したアミノ酸系資材です。
②グリーン面の表層のムレ・酸欠の回避には、
「ハイドロ・マックス」です。
100%天然の浸透剤「ハイドロ・マックス」が
表層全体にゆきわたり
気相を確保・持続します。
三相バランス(気相)が確保された土壌は、
地温の上昇が抑制され、
夜温が下がりやすいです。過湿状態も抑制できます。
③ピシウムや炭疽等の
高温多湿系病害の抑制には「コンパニオン」です。
菌態活性バランスの崩れ易い時期(7/25、8/25、9/25)に
善玉菌バチルスGB03が根茎を病害から守ります。
薬剤との混合散布で、薬剤の効果をさらにシャープにします。
菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です。
←バチルスGB03が病害を疎外します!
④病害によるダメージ、
高温や多湿(ウエット)によるターフの落ち込みからの
芽数回復には「ブランZ(10-6-5)」です。
徒長しにくい70%超緩効性メチレン尿素(肥効約3週間)が ターフの回復を促進します。
亜リン酸(4.8%)が根の回復を促進します。
カリウム(5%)が徒長を抑制し、細胞を強くします。
20%含有する「エッセンシャル・プラス」が芽数の回復を促進します。
⑤根上がり抑制には「ミスト12号(3-18-18)」です。
根上がりを抑制し、
根を回復させる効率のよいリン酸として、
晴天で葉身からの吸収が良い亜リン酸6%
+雨曇でも土壌内に長く留まる緩効性リン酸12%を配合しています。
さらに、雑菌の繁殖を抑制する柳抽出エキスを配合しています。
◆
是非、試してみて下さい!
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