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梅雨明けまでの、曇天、豪雨、突然の晴れ間。その対策は?

2019-07-05 21:17:11 | 芝草「梅雨」にオススメの資材

 

梅雨です。

テイーグラウンド脇のアジサイがきれいに咲いています。

ただ昨今の異常ともいえる

気象展開には、

参ってしまいます。

 この先、梅雨明けまでの課題を整理したいと思います。

 

まず、続く曇天・日照不足。

 

日照量が不足して

光合成(炭酸同化作用)が鈍化すると

どうしても、芽数は落ちてきます。

かといって、窒素を中心とした施肥では

ただ伸びるだけで(徒長)、軸刈りのリスクもあります。

 

次に、豪雨。

最近の雨はすごいです。

時間あたりの雨量が半端でなく、

グリーンの表層透水性が悪い部分には

長く水分がとどまります。

藻や苔も発生しやすい状況です。

 

そして、梅雨の合間の突然の晴れ間と

日中温度の急上昇。

この梅雨の期間に

梅雨明けと似たような晴天の日があります。


72候 7月7日

「温風至(おんぷういたる)」

<あたたかい風がふきはじめる頃>とあります。


日中温度が急上昇すると、

ターフは元気がなくなります。

病害も侵入しやすくなります。

回復しようとして

貯蔵糖分を消費します。

 

このような課題を

頭の片隅において

ターフの活性を持続しながら

梅雨期~梅雨明けを

のりきりたいところですね!

 状況別にオススメの資材があります!

 

曇天・日照不足には「ターフバイタル・プロ」

「ターフバイタル・プロ」(味の素㈱) は

グルタミン酸を主成分とするアミノ酸系資材で、

グルタミン酸が 

日照不足な環境でも、

光合成による炭酸同化作用にかわり、活性を回復・持続します。

 

②ー1

表層透水性には「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」

「デ・サッチャー」 は

有機残渣、

根茎やブラックレイヤーを分解し、

表層の透水性を向上させるバチルスを含む 資材です。

そして、「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運びます!

「ハイドロ・マックス」 は

北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した

100%天然の浸透資材で、

表層の三相バランスを持続します。

 

②ー2藻苔の抑制には「エクストラ・アイアン」です。

 

主成分は硫酸鉄10.0%、硫黄4.0%で、

表層の藻苔を焼いてくれます。

クエン酸キレートされた資材で、

PH1.5で、表層の藻苔や雑菌の繁殖を抑制します。

曇りや雨の多いアイルランドで

高い藻苔抑制の実績のある資材です。


日中温度上昇時期には「エッセンシャル・プラス」

温度上昇で消耗する貯蔵糖分を補給し、

高温下でも活性を持続するアミノ酸、ビタミンB2B6

の作用で、

芽数が落ち込むのを抑えます。

根の衰退を抑制するオーキシンを含むケルプなどを

バランス良く配合した

高温時期に強い資材です。

 


宜しくお願いします!

(^。^)

 

 

 


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