アジサイが美しい梅雨時のゴルフコース。
6月6日に、近畿、東海、関東が梅雨入りしました。
この梅雨時、
「夏越し」のために、
コアリングなどで
グリーン面の表層透水性を向上させる事は、有意義な事と思います。
◇
しかし、
時として、梅雨半ばであっても
日中温度が急上昇する事があります。
←「ヤケ」「乾燥」には梅雨時でも注意したいです。
梅雨の合間を狙ってコアリングを行う。
急に気温が上昇し
回収してないコアの部分がヤケてしまう。
目砂をすり込んだブラシが効いて、ヤケてしまう。
転圧のスリップした部分が、ヤケてしまう。
さらに、風が吹き続け、
コアの周囲が乾燥したり、ヤケてしまう。
過去に何回か、そのような現場に遭遇しました。
◇
今年は4~5月にも、
日中温度が急上昇し、乾燥が数日続く事が
例年よりも多かった年のような気がします。
充分、注意していただきたいと思っています。
◆
このような、梅雨~夏場の「ヤケ」の回復に効果的な資材があります!
資材を通常どおり、散布していただいても もちろんOKですが、
ダメージ部分をホールカップで抜いて
その穴に希釈した資材を入れ、水が引いた後、埋め戻す。
このやり方を5~7日ごとに数回行うと大変効果的なようです。
←こんな方法のコースもあるようです!
◇
1)「ヤケ」「乾燥」の回復には
「エッセンシャル・プラス」+「ハイドロ・マックス」です!
「エッセンシャル・プラス」は
バランスの良いアミノ酸+フミン酸の資材です。
回復のための糖分を補う 単糖・二糖(トレハロース)、
衰弱を抑制するアミノ酸、ビタミン、
根あがりを抑制するケルプ 等をバランス良く配合した資材です。
「エッセンシャル・プラス」主成分
アミノ酸 2.75%
フミン酸 7.0%
ケルプ抽出物
ジベレリン酸
リグニン、セルロース繊維
単糖、二糖類(トレハロース)、
ビタミンB2 ビタミンB6 です。
2)「ヤケ」「乾燥」部分が撥水しているようなら
「デ・サッチャー」+「ハイドロ・マックス」がオススメ。
「デ・サッチャー(15-0-0)」は
古茎根を分解する良性菌3種類を含有し、
ドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できる資材です。
「ハイドロ・マックス」が資材を表層全体へ運び、三相バランスを持続します。
「ハイドロ・マックス」は
北米大陸の砂漠に自生する「ユッカシジゲラ」から抽出した
100%天然の浸透資材です。
さらに、気相を持続する フミン酸2%含有で、
三相バランスを持続する資材です。
主な成分は
ユッカシジゲラ抽出物 90%以上
フミン酸(天然レオナルダイト由来)2%
です。
3)「ヤケ」「乾燥」部分に、
病害(「リング」、「ピシウム」等)が侵入したら
「エッセンシャル」+「コンパニオン」が効果的です。
「コンパニオン」は
善玉菌バチルスGB03が
自ら生み出す抗生物質で
リング、ピシウムや炭疽、細菌病等の病害の菌核を疎外します。
殺菌剤との相乗効果の高い資材なので
混合散布がたいへん効果的です。
菌態バランス(B/Fバランス)を整える資材の決定版です!
←バチルスGB03が病害を疎外します!
◆
症状に合わせて、処方いただければ、幸いです!
宜しくお願いします!
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