takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

バスの中で嬉しかったこと

2013年10月22日 | サイゴン生活

 ベトナム人は老いも若きも、また男女に関わらずバイクに乗っている人が多いです。しかし、高校生や高齢者はバスを利用している人も多いです。私もバイクを持っていませんので、日常の移動はバスを利用しています。今日嬉しいことがありました。ベトナムは人口が9000万人と大変多い国ですが、平均年齢は27歳だそうです。ベトナム戦争でたくさんの人がなくなったのもその原因の一つと言われています。一方、日本人の平均年齢は45歳。

 今日、V大学からH大学へ向かおうとバスに乗りました。乗客はあまり多くはなかったのですが、周りを見渡すと満席で座る席はありませんでした。そこでステップの近くで立っていると、後ろから肩をたたく若い人がいます。そして座っていた自分の席を指差して「どうぞ」というしぐさをするのです。

 以前V大学の学生から「ベトナムの若い人はバスに高齢者が乗ってくると、自然に席を譲ります」と聞いていました。私の記憶をたどってみると、日本でバスや電車で席を譲ってもらったことはないと思います。まだまだ50代なので日本では当然のことと思っていたのですが、ベトナムでは平均年齢が特に若いので、彼らからすると私もりっぱな「高齢者」。残念ながら「高齢者」。

 席を譲ってもらって嬉しいような、一方では「高齢者」の中に入ってしまって複雑な気持ち。

 私に席を譲ってくれた学生は、その後他の席が空いたら座っていましたので、やはり私のために席を立ったのです。席を譲ってくれたときは、とっさのことでお礼が言えなかったので、この学生がバスを降りるときに「Thank You」と言うとにっこり笑って降りていきました。

 

 


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歌で覚える日本語

2013年10月22日 | 大学生活

 月曜日と金曜日の社会人向けの教室と、金曜日の3年生の授業では、授業の合間に日本の歌を取り入れて教えています。何しろ授業時間が長いので、どのようにして学生の勉強意欲を維持させることができるか、モチベーションを継続させることができるか、これは私達教師の役割だと思っています。先日学生にも話しました。「好きこそものの上手なれ」。

 日本語の勉強に限らず、人は好きなものに対しては熱心に努力するので上達が早いのです。では、好きになるにはどうしたらいいのだろうか?興味を持ち続けることができるかどうかではないかと思うのです。

 そこで、私の授業ではコマの間に日本の歌を紹介して皆で歌っています。1ヶ月に1曲。9月はゆずの「栄光の架橋」、10月は山口百恵の「秋桜」、そして11月はスピッツの「楓」です。楓は友人に紹介してもらったものです。

 歌を何度も聞いて「テープ起こし」をして、学生にわかるようにフリガナをつけます。今月21日の月曜日からこの曲にしました。学生はこの歌詞のなかで、「さよなら 君の声を 抱いて歩いていく。ああ 僕のままで どこまで届くだろう」のくだりが気に入っていて、「ああ」という歌詞のところでは、ある学生が大きく歌ったのを他の学生が肩をたたいたりして、教室中笑い声が響きました。

 歌詞には漢字もたくさんありますので、歌を歌いながら「楽しく」漢字を覚えることもできます。

 

 

 

 


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おいしい赤貝・巻貝料理

2013年10月22日 | 飲み会B級グルメ

 ベトナム人は牛肉、鶏肉、豚肉など肉類が大好きです。肉類と同じくらい海鮮料理が好きです。先日行ったホビロンの屋台では海鮮料理もまた美味しいのです。この屋台のご夫婦はとても仲がよく、特にご主人はこまめに皿を洗ったり、テーブル周りを掃除したりしてあいきょうがいいのです。だから何度も来ようと思う。

 

 卵やうずらの卵の他に、あさり、巻貝、赤貝が並んでいます。いかにも食欲をそそるような眺めです。

 

 

 今日は巻貝と赤貝を注文しました。ともに味付けは、にんにく、生姜、ベトナムの醤油であるヌクマムです。この美味しいことといったら・・・ビールのつまみに最高。

 

 

 

 


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