広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

駅・ポスト・塀@弘前

2018-09-11 00:09:43 | 津軽のいろいろ
青春18きっぷで弘前へ行ったので、話題いろいろ。

●弘前駅(サイネージ・窓口時間・AOMORI行き)
今年春、秋田駅では、中央改札口の上に、70インチディスプレイを7枚横に並べたデジタルサイネージが設置された。普段は、歓迎の動画や広告、遅延・運休時にはその情報を表示している。
弘前駅改札口
弘前駅でも、70インチよりは小さいもの3枚だが、デジタルサイネージと呼んで差し支えないものが設置されていた。しかも、上の写真の改札口外側だけでなく、改札口内側(改札を出る人が目にする方向)にも設置されていた。秋田駅は改札内にはない。

そこに、こんな情報が設置されていた。
面倒でスマホで撮ってしまいました
10月1日から、弘前駅みどりの窓口の営業時間が短縮されるという。
現在は5時30分から22時までなのが、6時から20時までになる。

弘前駅の始発列車は5時24分青森行き、最終は22時09分青森行き、22時35分大館行き。
みどりの窓口の外(近距離券売機の右)にある指定席券売機は、5時00分から23時00分まで稼働しており、告知がないから10月以降も変わらないのだろう。
夜行列車も廃止されたし、指定席券売機でおおむね用が足りるという、判断なのでしょう。
ちなみに、秋田駅のみどりの窓口は、現在の弘前駅と同じ、5時30分~22時00分。こちらはどうなるか?
【11月9日追記】その後秋田駅でも、11月1日から変更。窓口は5時30分~20時15分に大幅短縮。一方、指定席券売機の稼働時間は5時30分~22時00分までだったのが、23時00分までに拡大。券売機が窓口内にあるため、仕切りの設置が行われたようだ(弘前駅では、1台は窓口の外にある)。


弘前駅の改札口や通路・ホームの3色LED式発車標は、できないのかやらないのか、英字表示はなかった。
一大観光地の玄関口にしては、物足りないかもしれない。いつの間にか、こうなっていた。
「青森」行きだけ「AOMORI」も
「青森」行きの時だけ2段にして、下に「AOMORI」と併記されるようになった。秋田はじめ他の行き先は日本語のみ。
わざわざこうしたということは、日/英を切り替えて表示する機能がないということなのかな。
※コメントをいただいた通り、後に青森以外の行き先も併記されるようになった。この記事後半にて。


●ポスト取集回数
郵便局のポストの中身を回収する(取集)回数が、秋田市中央部では、今年春と夏の2度にわたって、削減された。
情報によれば、郵便物を盛岡の中継拠点的なところに集める流れに変更されたことが関係しているらしい。では、弘前では?

その前に、昔弘前に引っ越した当初、カルチャーショックの1つだったのが、当時の秋田市と比べて、取集回数が少ない(平日でも1日2~3回?)ことと、初回回収が朝6時台の早朝であったこと。
おそらく当時見たであろう、西弘前商店街南側の三栄商会前のポストの今は…
1日2回
平日と休日が同時刻、土曜だけが時刻が少し違う。いずれも1日2回で11時前後と16時前後。
回数はともかく、朝は以前より遅くなっていた。
富田郵便局前や品川町郵便局前のポストも、同じ回数と時間帯。弘前市街地では多くても1日2回のようだ。

ほかのポストは。
弘前市立病院前のポスト
何やら張り紙が。
「お知らせ」(これは別のポストのもの)
「2017年11月1日から、このポストの取集時間を次の通り変更させていただきます」
てっきり、今年の11月から変更になるのを、2か月前から告知しているのかと思ったら、昨年の11月だった。ポスト本体の表示欄の時刻は、修正済み。
掲示は複数のポストにあったので、撤去忘れではなく、張りっぱなしということになる。おかげで、変更前の状況を知ることができた。
以前はいずれも、毎日2回だったのが、1回に削減されていた。
市立病院前は、平日12時10分・16時30分/土日12時40分・16時50分だったのが、10時00分/9時30分に。(秋田では土曜は平日扱いと聞いたけど、弘前は日曜と同じ扱いなのか?)
その近くの、バスターミナルそばのセブン-イレブン・ローソンの交差点は、12時10分・16時20分/12時50分・17時00分だったのが、10時00分/9時30分に。
松森町(取上交差点)の種屋さんのポスト(上の写真)は、12時00分・15時20分/12時30分・16時40分だったのが、10時00分/9時30分になっていた。

変更前は、各ポストで10分程度の時刻がズレていたのに、変更後は全部10時00分/9時30分。
回収時刻表記が大雑把になったようだ。といって9時59分に回収されると、10時00分だと思ってギリギリに投函しに来た人は、丸1日後回しにされてしまう。実際には表示より遅く来るということでしょう。
ちなみに、今日、秋田市内でポストから回収している場面に遭遇したが、15分遅れだった。


●弘前大学の塀
地震発生時のブロック塀の危険性が、改めて取り沙汰されている。先日、秋田市内のその掲示を取り上げて、中でも、秋田大学の周知方法について疑問を呈していた。意図が伝わらなかったり、危なそうな塀なのになにもなかったり。

その時、頭をよぎったのが、弘前大学。弘大でも、文京町地区正面側は生け垣などになったが、それ以外にはブロック塀が散在する。
今は知らないけれど、少し昔の弘前大学(あるいは国立大学)は、もっともお役所仕事をする役所だと感じていた。だから、秋大のように掲示類がなかったり、あったとしても、
「コンクリートブロック塀に係る注意喚起について」「このことについて、疑義のある近隣住民は当職まで照会いただきたく…」みたいな奇妙なものではないかと、不安になった。
※20数年前、本文が「このことについて」で始まる学内掲示を読んだ時は、どういう意味なのか分からなかった。「標記(タイトル)の件について」という意味なのだそうで、役所では使われる(使われていた)言い回しだそうだけど、少なくともここ20年弱の地方自治体の文章では見たことはない。この点からも、国立大学のお役所ぶりが伺える。今も使っているのかね?

西弘前(弘前学院大前駅)方面から弘大文京町地区へ、徒歩や自転車で来る時は、農学生命科学部正面(昔からある建物。現・1号館)からまっすぐの道を通るのが近い。
細い道が入り組んでいて、学生向けアパートと古くからの一般住宅が混在しているが、外部の車はまず入ってこないので、歩きやすい。
通称・バカヤローカーブの最初のカーブの入口からもまっすぐであるが、そこは砂利道になっている。そういえば、バカヤローカーブに面した角に、昔は夏の間だけ営業する花火屋さんがあった(店名不明。通称「花火屋」)けど、今もやっているのだろうか。建物はそのままのようだけど。見てくればよかった…
左がグラウンド、右が学内圃場
住宅と農学生命科学部の建物の間には、右側は研究・実習用の農作物を育てる学内圃場があり、中でもこの付近は水田。夏はカエルの大合唱が聞こえ、少し離れたところからヤギの声が聞こえることもある。
左側は、手前・バカヤローカーブ方向からグラウンドが広がっている。
圃場、グラウンドと通路の間には、どちらもあまり高くはないがブロック塀があった。そこに…
田んぼ側
「地震による揺れを感じたら、ブロック塀などに近づかないようにしましょう。弘前大学」
なかなか適切な文章じゃない! 「ブロック塀などに」の「など」はどういう意味なんでしょう。たしかに、壁とか窓ガラスも危険ですが、ここでは関係ない。
グラウンド側も見ると、
水濡れ・ツルがからまっているけど
「地震による揺れを感じたら、ブロック塀に近づかないようにしましょう。弘前大学」
「など」なし、ふりがな入りバージョン!
グラウンド側の塀は、民家のある区画と向き合っており、近隣の子どもたちが前で遊ぶこともあったはず。だから、ふりがなを入れたのかな。
読む人の立場になった、かなり適切な掲示だ。こういうことも「地域と共生する大学」として大切だと思う。近隣の皆様には、学生の声、カエルの声、ヤギの声、土ぼこりなども我慢してもらっているのだろうし。

建物裏側・大通りを渡って反対側に入ったところにある、教育学部附属特別支援学校の栽培実習園の塀にも、これと同じ内容の掲示が出ていたので、大学本部の施設管理部門が設置した掲示だと考えられる。
また、弘南バスの車内には、「附属小学校で塀の工事を行うので、その間はバス停を移動する」旨の告知が出ていた。
弘前大学では、ブロック塀の対策はけっこう進んでいるようだ。

弘前の話題は続く

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2 コメント

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青森行き以外も・・・ (つがる路快速)
2019-04-28 00:15:35
昨日、弘前に行きましたが発車案内の青森行き以外も英字表記がされておりました。(大館行き・秋田行きで確認)

それから、東能代駅の発車案内がフルカラーLEDに更新されたようです。秋田駅は既に改札口前のはフルカラー更新されているものの、ホーム上は1色LEDのままで、東能代はホーム上も更新されたので、秋田支社としては初かもしれません。
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発車標 (taic02)
2019-04-28 23:13:40
インバウンドの方々も青森方面だけの利用じゃないでしょうし、そのほうがいいでしょうね。五能線経由秋田行きのリゾートしらかみはどう表示するでしょうか。
いずれは日/英切り替え対応の新型にすると思いますが、先に東能代がフルカラー化ですか。東能代は、リゾしらも特急も快速も通るので、分かりやすく表示する意図もあるかもしれません。
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