広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

トゲトゲビル

2012-11-27 23:02:52 | 秋田のいろいろ
秋田市内に、冒頭の写真のような、壁面がトゲトゲ・イガイガのビルが出現した!?
刺さったら痛そう

 角度を変えるとそれほどでもない?

背後のドームで場所が分かった方もいらっしゃるでしょう。
秋田地方気象台(秋田第二合同庁舎)の東隣

再掲)中央奥に写っています

そのビルは、
検察庁関係の機関が入居する7階建てのビル
1967(昭和42)年にできた建物だそうだ。
正面である東側から
トゲトゲは、工事に伴う今だけの姿。現状(一昨日)では、東西面がシートで覆われ、南北面がトゲトゲ。

工事看板を拝見。
 
国の工事のせいか、民間や地方自治体のものより詳しく(緑色じゃない)、ご丁寧に工事現場の地図まで出ている。現場にいる人に地図を見せられても…
工事名は「秋田法務総合庁舎(11)建築その他改修工事」。

耐震補強のため、建物の外側に支え(=耐震フレーム)を造る工事のようだ。トゲトゲは、建物本体とフレームの接続部分となる鉄筋なんだろう。
完成予想図(右側の写真の左側)で分かる通り、改修後は正面から見て左右の幅が広くなっている。(それにしても今の完成イメージ図って、とてもリアル。むしろ右側の現状写真のほうが、空の色とか駐車車両がなかったりして、CGっぽいような…)

よく知らないけれど、耐震改修工事には、いくつかの方式がある。建物の中や外に、「×」状の支えを入れるのが多く、このような外側に大掛かりなものをくっつけるのは珍しいんじゃないだろうか。
おそらく、秋田大学手形キャンパスの南側の建物(教育文化学部4号館?)でも、こんな感じで補強されているように見える。

工事看板によれば、設計や監理は「東北地方整備局営繕部」という所がやっている。こういうのも国土交通省の管轄なのか。
設計は「松田平田設計」。美短や秋田県立大の建物を設計した所で、現在建築中の美短4大化に向けた増築工事の設計もしていた。

近いうちに、耐震フレーム本体を設置する工事に入ってしまうだろうから、今だけのトゲトゲビル。

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2 コメント

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秋田大学 (りお)
2012-11-28 03:07:04
現在工事中なのは、教育5号館ですね。
教育4号館は以前大規模な工事をされた棟で、南門(いわゆる教育門)から見て一番目立つ、横長の建物です。耐震工事との名目でしたが、実際は柱だけ残して中も外も全く新しくしていて、リフォームと言った方が正しいような変わりようでした。
5号館の方が4号館より古かったので、先に工事をするものだと思っていたのですが、いろいろな事情で4号館を先に工事したようですね。

母校の旭川小学校の窓にも、いつの間にか耐震のための柱のようなものが入っていました。かなりしっかりした造りのようでしたが、採光に問題はないのでしょうか?教育基本法だか何だかの法律で、教室内の光度が決まっていたような…?蛍光灯があるので大丈夫ということなのですかね?
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4号館 (taic02)
2012-11-28 23:10:24
本文中の秋大の建物というのは、4号館のほうです。中身までまるっきり変わったんですか。
耐震改修は単純に新旧で優先度が決められないようですし、費用の捻出(特に国立大学法人化前後だったので…)とか、事情があるんでしょうね。

法律では、教室の容積とか面積とかも決まっているはずで、耐震改修で狭くなるとアウトになるケースもあるのではないかと前から思ってました。
今は空き教室が増えたので、フレームを設置した部屋を多目的スペースなどに転用するということもできるでしょうが、そのまま普通教室として使っている例もあるようですし…
まあ、なんとかなってるんでしょう。
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