広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

土手町周辺2018

2018-09-27 00:25:37 | 津軽のいろいろ
この記事の続き、弘前の街並み。中心部の土手町かいわい。

紀伊國屋書店の上の弘前パークホテル(旧・法華クラブ)に宿泊。
楽天トラベルの朝食付き税込み4000円未満の格安プランだったのに、11階の岩木山側の部屋を割り当ててくれた。過去何度か泊まった時は、低層の反対側だったはず。
11階という高層から弘前を眺めた経験は、ほかには弘前大学理工学部2号館から(関連記事)しかない。
それに、近くの弘前国際ホテル(現・スマイルホテル弘前)や弘前プリンスホテルから岩木山方向を眺めたことはあったが、当然ながら、手前の市街地の風景はそれぞれ違った。パークホテルからの眺めもまた違った。
弘前パークホテルからの眺め。岩木山はうっすら
下中央から奥の道が土手町の通り。真下が中土手町、奥が下土手町。
左奥に弘前大学医学部附属病院、中央の黄色い看板がスマイルホテル、その向かい・右端が中三弘前店(独特の形状のわりにはあまり目立たない)。
この写真の中に、今回目の当たりにした街の変化が2点。以下、地上の写真で紹介。

まず、大きく見えている交差点。土手町と交わる左右方向の道は「3・3・2号線」。
それまで北大通り(きたおおどおり)が突き当たっていた写真右方向・弘前郵便局角から、土手町の通りを越えた「弘前市まちなか情報センター」のところまでが、2004年頃に開通して、現在の姿になった。
開通前の記憶は(あるはずだけど)ないが、少なくともこんなに大きい交差点はなかった。だから、道路開通によって、中土手町(あるいは連続した商店街としての土手町全体)が“分断”された形になる。
秋田市の仲小路は、秋田中央道路の地下トンネル出口ができたことで(+エリアなかいち再開発)、連続性が失われてしまったが、それに似た状況。
ただ、土手町はその先に中三や弘前公園もあることから、さほど人の流れが変わるような事態にはなっていないと感じる。道路横断や信号待ちは面倒だけど。

さて、その交差点の角(まちなか情報センターの隣)に、これまでなかった店ができていた。
交差点向かいから。枠外左がまちなか情報センター
ドラッグストア「ハッピードラッグ弘前土手町店」。今年7月26日にオープンしたばかり。24時まで営業、調剤薬局併設。

ハッピードラッグは、本社が青森市にあり、北東北3県に展開。
ただ、弘前では存在感が薄いと思う。桔梗野店もあるが、2013年5月オープンらしい。
秋田市には今年7月12日に泉北店として初出店。新屋にも開店予定とのこと。新規出店を加速させているようだ。→その後の秋田市の状況

ハッピードラッグが建つ前は、何があったんだっけ?
ここを左に入ると中央弘前駅
↑ここが以前は↓
2013年撮影。「なかどて月極駐車場」の看板
平面の駐車場だった。
おそらく、もっと前は何か店があって、道路建設で立ち退いて駐車場になっていたのだろう。


他のドラッグストアチェーンも、弘前の区画整理エリア内(前回の記事)、秋田市の仲小路近くなどにできていて、市街地にドラッグストアが増えつつあると言える。
土手町は、コンビニもミニストップしかなく、地元商店以外を避けたがっている感じもしていたが、こんな店ができたのには驚いた。以前を知る者としては場違いな感じもするけれど、駐車場や空き地のままよりはいいのかな。

なお、この真向かいが、一戸時計店のトンガリ屋根の時計台。
そして、上の写真で左側にある小さい道へ入って、坂を下ると、弘南鉄道大鰐線・中央弘前駅。
中央弘前駅は、場所が分かりにくい駅として有名。土手町の通りからこんな細い道へ入るポイントが分かりづらい点の1つ。これからは「ハッピードラッグの先を左折」と説明できるから、いくぶん分かりやすくなるかな。【27日追記】でも案内板は小さい棒状のものだけのはずで、予備知識がないと見落とす可能性あり。大きな案内板があってもいいのでは?


もう1点は、話には聞いていたこと。ハッピードラッグの先から、中央弘前駅を目指す。
狭い道路の左に弘前昇天教会、奥に中央弘前駅が見えるのだけど、右側は…
更地! 左が中央弘前駅
広い更地ができていた
道路が拡張されることになっており、工事が進んでいるのだ。
駅の反対側から。中央奥の白いビルがパークホテル
更地になった場所には、いくつかの建物があったが、いちばん大きかったのが「ルネスアベニュー」。かつての「ルネス街」。
若者向けファッションや飲食のテナントが入り、中央弘前駅と土手町の間で通り抜けができた。秋田市のファッションアベニューAD(→イーホテルショッピングモール→単なる通路)みたいな感じ。
1980年オープンで、2006年に「~アベニュー」にリニューアルされ、2017年3月にこの工事のために休業して解体された。
上の写真の駅の正面にある横断歩道の真向かいが、ルネス街の出入り口だった。
2013年撮影

左側が駅
上の写真右側のサーモンピンクの建物は、ルネスアベニューの一部ではないだろうか。ルネスアベニューの全部が解体されたわけではなく、道路拡張にかかる部分だけを解体したのかな。土手町側がどうなっているのか、見ればよかった…
道路整備後は、ルネスアベニューが復活することになっている。※続きはこの記事中ほど
2021年末の道路工事の状況はこの記事後半。


最後に再びパークホテルからの写真。

中央弘前駅横の土淵川を底に、すり鉢状の地形なので、岩木山に向かって徐々に高くなっている。歓楽街・鍛冶町近くには民家もけっこう多い。
手前のハッピードラッグ、その左隣がまちなか情報センター、そしてその左奥。
昇天教会と中央弘前駅
パークホテルからしか見られない風景だろう。
夜景
新しい道路になっても、これは変わらないだろうか。

弘前の他の場所の話題は続く。

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