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微動するバス停

2021-01-25 23:41:16 | 秋田のいろいろ
秋田市の「通町」下り(秋田駅発側)バス停のごくごく小さい変化。
※通町とその周辺のバス停配置についての過去の記事
(再掲)2006年。左が下り側

2018年7月撮影
バス進行方向=上写真右手前から、秋田市中心市街地循環バスのポール、一般路線バスのポール、上屋の順番。
歩道の点字ブロックは、上屋の中央部にバス停を示す「点状警告ブロック」が設置されているが、4枚しかなく、一般的な設置と比べて少ない。やや中途半端な誘導。

上屋の外側に、2本がややすき間を開けて並んでいるポール(バス停標識)は、2012年7月の循環バス運行開始時点から変わらない。Googleストリートビューでさかのぼることができる2012年10月時点と比べても、位置も向きもおそらくまったく変わっていない。※2013年に循環バスが「ぐるる」と命名されたので、表示板は変わっている。
2本のポールの部分には縁石があって、その付近での乗降は基本的にはできない。

それが現在は、
昨2020年12月
一般路線用は屋根の下、先方へ移動。循環バス用も手前側のギリギリ屋根下に動いた。

ポールの位置が変わったのに気付いたのは、2020年10月下旬。
10月下旬、向かい側から
当初は、一般路線用はさらに先方の屋根の端に置かれていた。11月下旬までの間に数十センチだけ戻っている。
※上の写真手前の上り側表示板は、この直後に交換された

冗談なのかホントなのか「バス停ポールを長い時間をかけて、勝手に少しずつ動かし、自分の家の前までバス停を移動させた」という話がある。点字ブロックや電柱などとの関係もあり、そんなにうまくできないと思うけど。
でも、バス停のポールがほんのちょっとだけ動くことは、なくはないと思う。埋め込みでないポールの宿命として、風で倒れたり、工事や掃除や除雪のために動かして、以前とは少し違う置き方になってしまうことはある。勝手な移動ではあるが、秋田ではバス会社も気付かないのか面倒なのかそのままのことが多い。厳密には、反射材や時刻表の向きが変わると、困る場合もあるのだけど。

今回の場合は、上屋の範囲内ではあるが、1メートル以上移動している。1人で動かすのは難しい距離だし、部外者が勝手にそんなに動かすだろうか。
もしかしたら、10月1日のダイヤ改正の時刻表を張り替える時に、バス会社側が動かしたのかもしれない。
だとしても、動かした意味はあまりないと思う。
移動前から、バスは屋根・点字ブロックのある場所に合わせて停車するのが原則。乗る客がポールに合わせて整列するわけでもない。
屋根の下で時刻表が見られて雨の日に便利なことと、一般路線と循環バスのポールが離れたことで、客の乗車意思表示や運転士の乗車客識別が、若干しやすくなったくらいか。

11月下旬

下り通町バス停は、減便が進んだ今でも、2~3台のバスが同時に到着することがある。また、すぐ先が信号機付き交差点であることもあり、赤信号などで車が連なると、バス停の出入りが少し滞ることもある。場合によっては、上屋から外れた場所でドアを開けることもある。「足もと(の縁石)に気をつけてください」と案内してくれる運転士もいるけれど、しない人もいるだろうから注意。

2台が同着
↑前の車は中ドアが上屋付近、前ドアは縁石ギリギリ。後ろの車は屋根の手前(写真が乗降扱い中かは不明だが、この状態で乗降させることもある)。
上の写真は前(14-28)が東武中古の中型ロングレインボーHRの新屋線、後ろ(13-82)がホテル自家用中古のエルガミオ【26日訂正】レインボー2の神田線。通町を通る“二大主要路線(個人の見解です)”であり、特徴的な中古車両2台でもある。

わずかな変化でした。市営バス時代にさかのぼると、また変化している

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2 コメント

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Unknown (FMEN)
2021-01-26 00:19:19
市役所や自衛隊口ほどでは、ないかな。
昔ドリフ大爆笑で酔っ払った志村けんがバス停を引っ張ってきたら、翌朝玄関にバス待ちの客が並んでいたというコントを思い出しました。
ただ、昔は動かすのが大変だったみたいで、社会科の教科書に熊本知事時代のある陶芸家が「ワシはバス停を動かすためにわざわざ霞が関までいった、だから国政を目指した」と書いてあったり。
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移動手続き (taic02)
2021-01-26 23:01:27
ドリフ見覚えがあります。そういうのから派生したネタなんでしょうか。

牛島旧道の上り新屋敷小路も、だいぶ前に数軒分移動しています。
今も地域、警察、道路管理者くらいには了解が必要なようですが、数メートルの移動ではどうなのか分かりませんが。
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