広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ポストの色

2019-09-06 00:23:27 | 秋田のいろいろ
最近のポストの話題をもう1つ。
秋田中央郵便局管内の
この13号ポスト
なかなかきれいな赤でそこそこツヤツヤ。
ただ、ひさしが左右で分割された初期タイプだし、扉下には、
銘板が赤で塗りつぶされている
「松下電器産業株式会社 平成14年3月」と読めた。
現パナソニックでも、ポストを製造しているのだ。関連会社でなく松下電器産業本体が作るというのもおもしろい(例えば信号機なんかは関連会社の管轄)。ブランドとしてはNationalかPanasonicかは知らないけど。
地の金属が凸凹している部分もあるし、表示が薄れているし

今年8月初め、このポストの近くに岩手ナンバーだか盛岡ナンバーの軽トラックが駐まっていて、養生など何やら作業しているのを見かけた(人は1人だったと思う)。
再塗装されたのだ。

ポストを塗り直すということは、以前からたまに行われていた。
でも、3年ほど前の時点では、登場から20年経つかどうかのポストが、同型の新品に交換されていたのに、これは製造から17年で再塗装ということになる。
このポストは交換するほど状態が悪くないということなのか、日本郵便の経営状態が悪くなって交換する余裕がなくなったということなのか…

このポストでは、赤だけでなく、投函口周辺の銀色の部分も塗り直されているようだ。
そのためか、以前はそこに取集時刻変更のお知らせが貼られていて、取集時刻表示を兼ねていたのだが、上の写真のように、塗装後はなくなってしまった。
右側投函口直下の本来の取集時刻表示部分は、削減前のものが残って薄れている状態。これではそれが現行の時刻だと誤解されてしまう。
おっせかいながら郵便会社へ指摘したら、迅速に時刻表示やポスト番号などちゃんとした表示を銀色の部分に貼ってくれた。

塗り直された赤色は、新品と比べると、やや「紅」がかっているかな。
新品の赤といえば、
(再掲)ひさしが左右一体、銘板なしの13号現行タイプ
上の写真は、2016年頃に交換されたと思われるポストの交換間もない姿。そのポストの現在。
設置から3年ほど経過?
赤い色が「くすんだ」感じがする。色あせたのだろう。ツヤもない。
正面が道路に面し東側を向いているせいか、他の面より色あせが少し進んでいるか。塗装の剥離やサビなどはまだ生じていなそう。
そして取集時刻変更のお知らせがまだ貼られたまま。

秋田では、アルミ製信号機の塗装が剥がれて、見た目がボロボロになってしまったのもよく見られる。ポストも同じく、秋田は雪や融雪剤、海風といった金属には厳しい環境だろう。
ポスト愛護週間に本局前のポストを子どもにから拭きさせるよりも、市中のポストをワックスがけとまでいかなくても水洗いすれば、多少は長持ちしないかな。

【7日追記】秋田市内には、このほかにも最近再塗装されたと思われるポストがある。イオン秋田中央店前のものもそんな気がするが、ひさし一体型・銘板なしの比較的新しいタイプ。一方で、紹介したポストのすぐ近くにあり、けっこう色あせているのに再塗装されないものもある。【26日追記・秋田駅東口のポストも再塗装された感じ】
銘板がなくても台帳で管理しているのかもしれないが、再塗装するか、交換するかの基準はけっこうあいまいなのかもしれない。(信号機や道路標識、バス停表示板も同様。数が多いから完全に公平にするのは難しそう。)

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