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秋田中央局ポストに変化

2019-09-03 23:43:42 | 秋田のいろいろ
久しぶりに郵便物を差し出すポストの話。
昨2018年の春と夏の2度に分けて、秋田市中央部各所に設置されたポストの取集(回収)回数減・最終取集時刻の繰り上げが実施されていた。秋田県内の郵便物の仕分けを岩手県で行うようになったことが関連している可能性もあるらしく、いずれにしても郵便事業は厳しい環境にある。

ポストそのものについては、朱色でない真っ赤なポストが登場して20年経った2016年、秋田市内のポストの一部がある程度まとまって、(原則として)同じタイプの新しいものに交換されていた
最近は交換されたものは確認しておらず、昨年の取集時刻変更の告知がまだ貼られている(そして正規の時刻表がない)ものも少なくない。

さて、秋田中央郵便局の南側玄関前にあるポスト。
こんなだったっけ?
ボディがツヤツヤしている。それに背が低くなったような…

実はこのポストは、今年4月に更新されている。
このポストの前では、毎年4月14日からの「ポスト愛護週間」に合わせて、園児にポストを磨かせ(から拭き?)て、書かせた手紙を投函させるイベントが行われる。
それを伝えるニュース(たしかAKT)で「このポストは今月新しくなったばかり」と言っていた。

以前は2口で箱がいちばん大きい「郵便差出箱 12号」タイプだった。
(再掲)以前の同じ場所にあった12号
新しいものは、2口で箱が小さめ(幅・奥行きは同じで天地方向が短い)で秋田市中央部で一般的な「13号」。
ひさしは2口分を一体化した新タイプ
以前のポストは向かって左面の扉の下に、製造メーカーや製造年月を示す銘板があったが、ここ最近は廃止されており、このポストにもない。

12号でも13号でも、投函口の地面からの高さは、たいていほぼ同じ。箱の大きさ(高さ)と脚の長さで調整していて、13号を見慣れた者からすれば12号は短足。
でも、この新しいポストは、標準より投函口が低い。つまり13号なのに脚が短い。

脚は以前のポストのものを転用したのだろうか。地際で工事した痕跡がないみたいだし。あるいは、
歩道のほうが若干低い
新国道の歩道からポストに向かって、上りの傾斜がついており、通常よりは投函口を低くしたほうが入れやすそう。愛護週間でポストを拭くときもやりやすい(これまでは抱っこされて拭く子もいたはず)だろうし。意図的に低くしたのかもしれない。


秋田中央郵便局のポストは、1984年にこの場所に郵便局ができた当初から、南側にはあった。今のポストで少なくとも3代目になる。
2010年9月に、以前はなかった、局舎北側に増設されていることに気が付いた。
13号ポストの幅を狭くして投函口を1口にした「郵便差出箱 10号」の中古品で、再塗装された時に、本来は赤であるひさしを銀色に塗ったという、珍品でもあった。
(再掲)「郵便局P」の看板の前、駐車場出入口のところ
それが現在は、
なくなった!
南側のポスト更新時にでも廃止されたのだろうか。
局所的にタイルが新しい
ポストの脚の跡に新たなタイルがはめられている。1984年に設置されたタイルだと思うけど、同じタイルが今も手に入るのか。
さらに看板の台座や、脚周辺の前からあるタイルを見ると、
赤い点が
ペンキが飛び散ったようだ。ということは、ポストをここに設置した後で、塗装を行ったことになる。
(再掲)手前は撤去、奥は交換された

向こうのポストまで大した距離ではない
“本局”のポストでさえ、小型化され数が減らされたのは、それだけ投函される量が減り、郵便局の業務の効率化がされているということだろう。
他のポストの話題をいずれまた

※秋田市内にはほかにも近い場所にポストが2つある所があった

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