広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

カルガモとサギ

2010-06-08 22:21:52 | 動物・植物
今日の秋田市は最高気温が27度を超え、暑かった。ということで涼しげ(?)な旭川の鳥の話題。

その前に、まずは旭川に架かる歩行者用の「大町公園橋」(旧さいわい橋)の路面の続報。かなり長期間、一部のタイルがはがれて立ち入れない部分があったのだが、
やっとタイルが敷かれていた
余り(?)がまだ積み上げられていたが、敷いたばかりなので、安定するまでは立ち入れないのだろう。
タイルの発注に時間がかかったということだろうか
【15日追記】余りのタイルと囲いが撤去され、以前と同じように通行できるようになっていた。

本題です。
●カルガモ
旭川をカルガモの親子がさかのぼっていた。
子ガモが11羽もいる
移動しながら、親も子も所々で護岸のコンクリートに一生懸命くちばしをつけている。
岸に付着した藻か何かを食べているらしい
こういう風に、「カルガモ親子」といえば、「1羽の親ガモ+たくさんの子ガモ」というのがよく見る光景ではないだろうか。親ガモは母親だろう。
ところが、この時は
近くにもう1羽の大人のカルガモがいた
左端の鳥。こっちを見ている気がする。
この鳥はたまたま居合わせたのではないようで、母子がゆっくりと移動するのに合わせて…
やや離れて一緒に移動している
たぶん父親じゃないだろうか。

調べてみると、カルガモはメスが子育てをするのが一般的だが、このようにオスが母子のそばにいたり、近づいた敵を威嚇することがあるのだそうだ。上の写真でも、怪しいヤツが岸にいたから、少し警戒していたのかもしれない。
てっきり父親は育児には関わらないのだと思っていたが、「男女共同参画」なんですな。

岸の怪しいヤツもどうやら危害を加えなさそうだと思ってくれたのか、父親も餌を食べたりしてのんびりしていた。
ショッピングセンターの休憩所で、妻子の買い物が終わるのを待っている手持ち無沙汰なお父さんのようにも見えたけど。

●アオサギ
歓楽街「川反(かわばた)」の対岸、土手長町通り
旭川の流れに段差があり、小さな滝のようになっているが、そこに
おなじみアオサギ
この場所では初めて見たが、滝の下では滝を上れない魚がたまるだろうから、餌を取りやすいのかもしれない。
滝にそって移動。なぜか口を開けた
立ち止まって
じっと見つめる
また移動して
水しぶきと水に浸かった脚が涼しそう

【先日の記事の「ダイサギ」について】
先日、田んぼにいたサギのうち「ダイサギ」についての補足です。
日本にいるダイサギは、「越冬しに来るもの」と、「夏に繁殖しに来るもの」とがあるそうだ。それぞれ「オオダイサギ(大大鷺)」と「チュウダイサギ(中大鷺)」という亜種として区別されている。(亜種とせず、独立した別種とする考え方もあるようだ)
秋田の田んぼにいて、勝平山で繁殖するのはチュウダイサギということになる。大きいんだか中ぐらいなんだかよく分からない名前だが、オオダイサギよりは少し小さいそうだ。
先日の写真の通り、今は脚もくちばしも黒いが、冬はくちばしは黄色になるとのこと。
※チュウサギ(中鷺)、コサギ(小鷺)という、いずれも白い色で別種のサギもいる(白いサギを「白鷺」というが、総称的な俗称であり、特定の種名ではない)。「白いサギの中で大きくて、少し小さい」のがチュウダイサギということかな。

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