広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

改元酒まんじゅう

2019-05-26 23:58:02 | ランチパック
以前も少しだけ触れた、工藤パンの“改元便乗”商品。
平成ありがとう酒まんじゅう 紅

令和おめでとう酒まんじゅう 白
ヤマザキグループの「ぐるり東北食めぐり」シリーズ。
3月から「平成ありがとう~」が、5月1日に「令和おめでとう~」が発売。現在はもう作っていないだろう。
それぞれ「白」と「紅」があり、商品名と色が違い(4パターンあることになる)、バーコードは律儀に4つ違うものを設定。
賞味期間は1か月強。

(再掲)


まんじゅう表面には焼き印。平成は「平成/ありがとう」だったのに対し、令和は「令和」のみ。いずれにしてもドーム型の部分に押しているせいか、文字がつぶれて読みづらい。「ありがとう」はほぼ判読不可能なので、「おめでとう」は入れないことにしたのか。

元号・色が違っても「青森県産塩糀0.4%使用」でこしあんなど、モノはほぼ同一。原材料名欄によれば、紅には「コチニール色素」があるだけで、他は同じ。
平成の紅と令和の白の栄養成分表示を比較すると、たんぱく質3.1g、脂質0.4g、食塩相当量0.5gは共通。熱量は175kcalと176kcal、炭水化物は39.8gと39.9gと、平成紅のほうがごくごくわずかにヘルシー。色素が加わった分か、焼き印の分か? 数値は「目安」とあるが、思ったより厳密にやってるようだ。

工藤パンの酒まんじゅうといえば、同じぐるり東北シリーズで、昨年頃から出ている「田酒まんじゅう(この記事後半)」。現在も秋田でもひっそりと売っている。なかなかおいしい。
田酒まんじゅうにも改元まんじゅうにも「ほんのりしっとり」と書いてあるので、期待して食べた。
ところが、改元まんじゅうは、酒の風味がかなり弱く普通のまんじゅうに近く、普通のまんじゅうとしては普通…


イオン秋田中央店では、紅白30個ずつぐらい山積みにして売っていたこともあった。1個130円程度。ネットの情報によれば首都圏でも売られていて、ローソンでの扱いが多かった感じ。他社でも、改元便乗の和菓子は製造販売していたが、たいていは箱入りなどセット商品。これはバラで手頃な価格が受けたのか。
秋田のたけや製パンでは、バナナボートなどに「令和」の赤枠の小さいシールを貼った程度で、改元専門の商品はなさそう。青森も、酒まんじゅうも、改元との関係はほとんどなさそうなのに、工藤パンは商売上手?!
個人的には、工藤パンさんなら、リンゴなど青森らしいものをもっと使うとか、イギリストーストで改元商品を出すとかしてほしかった。【27日追記】工藤パンのイギリストーストでは、たけやと同趣旨で「おめでとう/令和/令和元年」の大きめの円形の赤枠シールは貼っていた。

【追記】10月22日には、新天皇の即位を広く宣言する「即位礼正殿の儀」が執り行われ、今年限りの祝日となった。そのタイミングで、令和の紅白まんじゅうが再び出回っていた。
さらに2020=令和2年の正月にも流通。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 覆われた螺旋 | トップ | オフのトケボー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿