広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

工藤・たけや おはぎ

2019-09-26 00:08:42 | ランチパック
秋分の日23日は、北日本の日本海側を台風→温帯低気圧が通過した。風が強かったものの目立った被害はなく、何より。稲刈りは始まったばかり、果樹はこれから収穫が多き、しばらくは農家は気が休まらないことだろう。
23日午前は雨が降らず、我が家はその隙に彼岸の墓参を済ませた。前倒しもしくは延期したお宅も多く、お寺は空いていた。今年はお盆も猛暑で墓参に苦労したけど、それからまだ1か月ちょっとしか経っていないのが信じられない。

彼岸といえばぼたもち(おはぎとの違い等について)。
彼岸入りの20日にハッピー・ドラッグ秋田泉北店へ行ったら、こんなものが。
でっかいおはぎ3個

工藤の和菓子 あんかけおはぎ
1個284kcal。青森市油川製。税込み300円(ハピドラも税込み表示から税抜き表示に変更したらしく、値札を加工している)。

工藤パンのおはぎだった!
工藤パンでもおはぎを製造していることは知っていたものの、(意識にするようになってから)実物は初めて遭遇。さすがハッピー・ドラッグ。
レジ近くにちょっとだけコーナー(普段見切り品を置くコンテナ)を設けて、彼岸だんごみたいなのもあった。

商品名の「あんかけおはぎ」が特徴的。
「餡掛け」なのは分かる。あんかけといえば、とろみをつけた焼きそばとか丼ものとかを連想する(字も同じ餡掛け)。これは外観から「あんこ」をかけたのだと分かるが、言葉だけ聞くと戸惑うかも。

製パンメーカーなどが作ってパック入りで、スーパーで売られるおはぎは、2口で食べられるサイズのが多いけれど、これはだいぶ大きい。
表面のあんこの粒具合などと合わせて、スーパーが自前で作る惣菜、あるいは自家製のおはぎのよう。
分かりづらいけれど横から見たところ
あんこで包んだ一般的な粒あんおはぎの上に、改めて粒入りのあんこを載せているようだ。だから「あんかけ」か。

そういえば、青森県の某スーパーでは、惣菜のおはぎが人気だそうで、昨年食べたのを思い出した。
それは、個人的には甘さと餅らしさが足りなく感じられた。青森の人たちも甘いものを好むから、どうなんだろう…という感想だった。

工藤パンのは?
米粒は少しつぶした程度
餅(米)の具合は、おはぎとしてはみっちりと硬かった。あんこは甘さがしっかりあって、いい。手作り風の昔ながらのおはぎといった感じ。某スーパーのより、絶対受け入れられると思う。
見た目ほど重くはなかったかな。


一方、秋田のたけや製パン。いろいろ作っているけれど、当ブログではあまり紹介していなかった。以前、地元の豆屋とコラボしたのがあったけれど、最近は見ない。
わりとよく見かけるのが、
秋田県産もち米使用 三色おはぎ
「ごま・きなこ・こし」が各2個ずつ6個入り。400円前後?
小ぶりなサイズ
ごまときなこは、中にこしあんが入っている。
岩手の餅メーカー千葉恵食品などでも、似たような大きさ・見た目のものがあり、市販おはぎとしては標準的か。工藤パンでもこういうのもあるかな。

たけやのおはぎは、あんこがおいしいと思う。なめらかで甘さが強くなく上品なお味【29日補足・「甘くない」のではなく、ちゃんと甘い】で。きなこやごまとの相性もいい。
餅はわりとよくつぶされていて、柔らか。
上がきなこ、下はこしあんの断面。粒が見えない程度までつぶされている
過去の経験では、たけやのおはぎ類はマックスバリュ茨島店が多く扱っている印象。彼岸の中日を過ぎると入荷しなくなる店もある中、24日でも売っていた。
マックスバリュでも泉店なんか、23日夕方にはなくなっていた(惣菜売り場には少しあり)。せめて彼岸明けまでは置いてもいいのに。
【26日追記】たけや製パンの本社・工場内にある直売所で、2018年の春彼岸に手作り風の大きなぼたもちを限定販売(毎日100個限定、1個100円)していたという話を思い出した。改めてたけやのツイッターを見たら、今年の秋彼岸では2個入りの「期間限定 ぼた餅」を直売所とドジャース食品館、秋田市内のデイリーヤマザキ3店舗(工業団地、柳田川崎、南バイパス)で売っていた。その味は知らないけれど粒あんのようなので…
個人的にはこのパック入りこそ、おいしい。スーパーで買えるおはぎの中ではマイベスト。


先祖代々おはぎ好きな「サザエさん」のアニメでは、今秋も22日放送「うれしたのしいお彼岸(No.7981、スギ タクミ脚本)」におはぎが登場。和菓子屋の店先でおはぎを売っているシーンがあった。
透明なパックに、大きめのが2個入っているようで、POPというか札も描かれ、珍しく価格も判読できた。「つぶあん300円 こしあん きなこ300円」。
つぶあん2個のパックと、こしあん・きなこ1個ずつのパックで、それぞれ300円ということか。
こしあんだけの2個は買えず、必ずきなことの抱き合せになるシステム。東京ではそういうもんなの?(たけやの3種組みもこしあんか。別につぶあんのセットもあるかもしれないけど)
東京の和菓子屋で1個150円というのは、安いのではないだろうか。青森のスーパーで2個260円、工藤パンで1個100円、秋田のスーパーの惣菜で1個108~140円程度。本高砂屋は税込み1個184円、虎屋は税込み1個281円とのこと。

2020年春彼岸の記事

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新潟の連節バス | トップ | 元こまち 現美新幹線乗車 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿