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ポストお休み中

2022-05-19 19:22:35 | 秋田のいろいろ
新国道「八橋大畑」交差点と市立泉中学校の間にある、秋田市泉地区コミュニティセンター。
※コミュニティーセンターは、いわゆる公民館。集会室やスポーツができるホールなどを備えた秋田市の施設(運営は各地域の関係者で行なう)で、おおむね小学校の学区ごとに設置される。「コミセン」と略される。

泉コミセンは、1990(平成2)年度開館。
2022年3月から約1年間休館(再開時期未定)して、大規模改修工事が行われている。最近、工事が本格化した。
正面は封鎖。裏の駐車場に工事事務所が置かれている

泉コミセンの敷地内には、2016年6月頃に郵便ポストが新設されていた。近隣のポストが廃止された代替と思われる。
封鎖エリア内だから近付けない
それにしても、ポストは6年しか経ってないのに、だいぶ色があせてしまった。また、背後のスロープには、6年前にはなかった手すりが設置されている。

投函口がふさがれている!
2つ上の写真では、門からポストへ導くように、鉄パイプのバリケードが置かれている。工事が本格化し完全封鎖される前は、立ち入ってポストに投函することだけは許されていたかもしれない。

「ポスト一時封鎖のお知らせ」
道路際の塀とポスト本体に貼られた、5月付の秋田中央郵便局による張り紙では、「工事のため、5月12日以降、工事終了(2月上旬)まで一時封鎖いたします。」として、近隣のポストを4つ案内している。いちばん近いのは本間酒店前の約270メートルで、ほかは400メートル以上ある。
ポストが道路からは手が届かない場所にある以上、やむを得ないだろう。移設・仮設するほどでもないだろうし。
厳重封鎖されたポスト
工事用ゲートが設置され、ポストに手が届かないのだから、張り紙の告知だけで充分なようにも思われるが、ポストの投函口周りは厳重に封鎖されている。上部の横長の投函口だけでなく、その下の傾斜がついて取集時刻が記載された部分まで、びっちりと布のガムテープらしきもので隠されている。
大事な郵便物を間違って投函してしまい、1年近く放置、といったことが起こらないよう、念には念を入れているのは分かる。
でも、布ガムテープは屋外使用を前提としていないものだと思うから、劣化して穴が開いたり、ポストの塗装や素材を傷めたりしないか。使用再開時にテープをはがした跡がべたべたねちゃねちゃして、それこそ大事な郵便物がくっついて破損するようなことが起きないか、ちょっと心配。

ネットで「ポスト休止」などで検索すると、郵便局内で新型コロナウイルス感染症が広まってしまい、集配業務を休止した地域のポストの画像が出てきた。収集も休止だから、やはり数日間程度ではあるがポストを一時封鎖したらしい。
その多くでも布テープらしきものを使っているが、どれも貼っているのは横長の投函口部分のみ。一部、透明粘着テープや養生テープを使っているものもあった。養生テープは粘着力が弱くて取れてしまう(投函できてしまう)危険がある。
確認できた中では、秋田中央郵便局による泉コミセンのものが、いちばん厳重な封鎖だ。長期間になるから当然ではある。

1年に及ぶのなら、取り外して倉庫で保管するとか、ジャストフィットする丈夫な箱や袋、要はカバーを作ってかぶせておくような方法も、費用はかかってしまうだろうけど、ポスト自体の保全のためにはいいのではないでしょうか。

1年後の状況

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