広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ニューシティ解体開始

2010-08-21 23:12:54 | 秋田のいろいろ
報道によれば8月20日から来年3月にかけて解体されるという、秋田市大町の商業ビル「秋田ニューシティ」。(前回の記事
北東角から
まずは「8月19日10時」に日本銀行秋田支店側へ移動されるという、「秋田ニューシティ前」上りバス停。19日の昼過ぎに通ると、
ちゃんと移動している(左の建物が日銀)
日銀寄りだが、ギリギリニューシティの敷地の前。
逆側から
ニューシティと向かいのイーホテルショッピングモール(旧称ファッションアベニューAD)の地下を結ぶ私設地下道へ降りる階段の前にバス停が置かれているが、その地下道も今は閉鎖されている。
だけど、ここにバス停を置いたら、解体工事の状況によっては邪魔にならないだろうか? とこの時は思っていた。

ニューシティには、バス通りに面した東側に2つの玄関があったが、北側の一方通行路にも小さな玄関が1つあった。工事開始日だという20日の時点では、
シャッターが上がり、開いている!
北側から、建物内に残った物品の搬出を行っていたようだ。(東側2つの玄関は引き続き閉鎖)
思わず中へ入っていって、“最後のお別れ”をしたい心境になったが、そうもいかないので、ぎりぎりの位置から中を覗く。
まるで冷房が入っているかのようなひんやりとした空気を感じた。少しカビ臭くもあるが、数か月前まで使われていたためか、それほどでもない。
あまり物も残っていないようだが…
奥の茶色の紙袋はニューシティの始祖である呉服店「辻兵(つじひょう)」のもの。そして手前の箱はなぜか日本酒!

そして今日、21日。
日銀側の通路を封鎖して作業中
バス停がさっそく邪魔になりましたね。日銀の敷地前に移動させられてる。(ほーら言わんこっちゃない!)
路面のタイルを剝がしていた
慣れ親しんだニューシティが、ついに姿を消し始めたと思うと、感慨深い。
通路(公道でなく、ビルの敷地を開放していた形)が通行止めされているので、歩行者は車道の路肩へ回る。警備員が丁寧に誘導していたが、工事車両もいるし、通るのに気が引ける。
この横断歩道も渡る人が減りそう
再び
北側入口
柵が置かれていたが、今日も中が見えた。タクシー待機場はいちおう機能していた(乗り場というよりもドライバーの休憩場所といった方が適切か)。
辻兵の袋は残っているが、酒は消えていた
相変わらず、中途半端な6月25日付の「ご案内」が貼られたまま。今日の時点では、解体工事についての表示・告知の類はないと思われる。
前回も書いたが、秋田を代表する企業・辻グループの所有物であり、長年地元の人に親しまれた店舗の最後なのだし、工事中、通行人に迷惑をかけることだってあるのだから、なんか一言あってもいいのではないか?
いや、せめて「解体の日程は未定です」とある6月25日の貼り紙は剝がしてくれないかね。

今後も解体の模様をアップしたいと思います。※次の記事はこちら

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ついに (mugi-shochu)
2010-08-23 18:54:57
解体が始まりましたか。
あのだだっ広い一角が空き地になるかと思うと寂しさを感じますね。
返信する
寂しいです (taic02)
2010-08-23 20:52:52
僕は辻兵時代の記憶はなく、その後ニューシティがオープンした時の記憶はあります。まさに物心ついた頃にできた建物というわけで、思い入れがありました。
まだビル本体には手が付けられていませんが、やがて空き地になってしまうなんて、考えられません。

今はニューシティの影になっている、日銀の裏や脇が見えるようになる(はず)のは、ちょっと楽しみです…
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