広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

新秋田犬バルーン

2019-08-18 20:12:56 | 秋田の季節・風景
昨2018年秋の秋田県の観光キャンペーンの時、秋田駅中央改札口前に秋田犬の巨大バルーンが設置された。
観光キャンペーンが終わった12月以降も、JR東日本の冬の東北キャンペーンのためとして、引き続き置かれ、さらにもう1体増えたナマハゲの巨大面も置かれた。
いずれも秋田県が所有するもので、JR東日本が借りている形らしい。
最初からいたおすわりした秋田犬が2016年、立ち姿の秋田犬が2017年の制作。別の場所で開催されるイベントなどでの展示のため、どれか1つがいなくなることもある。
冬のキャンペーンが終わり、春になって令和になって夏になっても、そのまま。秋田駅を訪れる人たちに人気ではあるが、いつまでもこの状態なのだろうか。

そして8月(7月29日にはこうなっていたようだ)。
新たな巨大秋田犬現る!
伏せて舌を出した姿勢。左前足で骨をおさえている。
最初からいた、おすわり秋田犬はなくなり、立った秋田犬は続投。

以前の2体は、浮き輪みたいなビニール系の素材で、常に送風されて膨らんでいる「バルーン」であった。一方、新しいものは、
ぬいぐるみ??
表面がテカテカしていなくて、ふさふさしたように見える。送風機も見当たらない。中に綿が入った巨大ぬいぐるみかのようにも見えた。
目も、これまでのかいたものとは違う。全体的にぐっとかわいらしくなった。


今までのバルーンは、夜の間は送風を止めて、バルーンをその場(台上)で小さくたたんでカバーをかけていた。なお、膨らんでいる時間帯は観光シーズンなどによって異なり、一定ではない。
新しい秋田犬は、夜間は…
やはり小さくなって布をかけられている!

背中などに継ぎ目があるし、右後足付近に空気穴らしきものも
新しい秋田犬も、ぬいぐるみではなくバルーンのようだ。起毛素材で作った、常時送風しなくてもいいタイプということか。

お尻もバルーンっぽい
しっぽの下の「×」、足の裏の肉球、足の先の爪などアクセント。

秋田犬ブームに乗って、秋田県が3体目を作ったということなのだろうか。秋田駅で撮影する人たちには、立ち姿よりも新しいほうが圧倒的に人気(ナマハゲもなかなか人気です)で、とりあえず意味はある。
でも、4体目、5体目と作るべきものではないと思うし、いくらするのか知らないけれど、観光のためでも違うおカネの使いみちもたくさんあると思う。弘前駅の巨大リンゴも同じような存在だけど、あれは1つしかないはず。
秋田犬バルーンにはさらに別の…(リンク先後半)、そして2022年にはこのバルーンが分裂?!

【2021年1月15日追記】2021年1月15日付秋田魁新報によれば、起毛バルーンは高さ2メートル、横3.9メートル、奥行き2.1メートル。JR東日本秋田支社の所有らしい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菅野地下道まもなく廃止 | トップ | あやめ団子の今 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿