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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

秋田犬バルーン増備

2018-12-08 00:36:47 | 秋田の季節・風景
11月までの観光キャンペーンの期間中、秋田駅中央改札口そばに秋田犬の巨大バルーンが設置されていた。
12月に入ったから姿を消したかと思いきや、
2体に増えた!
これまでのおすわりしたバルーンに加え、立ち姿の秋田犬も登場した。

秋田県の観光キャンペーンは終わったものの、JR東日本の「行くぜ、東北。冬のごほうび」キャンペーンが続くという名目で、継続・増備されたらしい。
12月6日付朝日新聞秋田版によれば、「バルーンは県の所有物」で「来年3月まで置かれる予定」。立ち姿のバルーンの高さは3.2メートルと座っているほうより20センチ高い。

おすわりのバルーンは、以前とほぼ同じ位置ながら、若干、西側へ移動し、囲いが狭くなった。
しっぽが囲いの外にはみ出た

増えた立ったバルーンは、中央改札口寄りに置かれたので、改札口を出た人はこちらが先に目に入ることだろう。
ただし、設置当初とその後(遅くとも12月6日)では、位置と向きが変えられた。
現在は、冒頭の写真のように、やや西寄りの位置に、座ったバルーンと同じ方向を見ているようになっている。新幹線側改札口を出てくる人を見ている。
後ろから

12月初めの設置当初は、改札口の中央部(在来線と新幹線の中間)に、改札口真正面を向いて置かれていた。
改札口と対峙する
それでも大きな問題はなさそうだったが、床面の東口・西口それぞれの施設名の表示が見えにくくなっていたからだろうか。
改札口上の「ハゲ」は「男鹿のナマハゲ」です

多言語でナマハゲがしゃべる顔はめ看板(顔出しパネル)も置かれている(トピコ前の既存のものとは別の絵)。たしか国際教養大学が協力したもので、男鹿駅に設置されていた。それが増備されたのか移設されたのか【20日追記・秋田支社のプレスリリースによれば、男鹿駅にあったものを秋田駅へ移設し、男鹿駅に新しいパネルを設置したとのこと。】。看板がしゃべるとは思わないから、前を通りかかっただけでも驚く。


立ったバルーンの細部は、人が多くてなかなか撮影できないのですが、座ったバルーンに比べると違和感が軽減されている。
目が横長からより円形に近くなり表情がいくぶんリアルになり、顔から胸にかけて毛並みを示す細い線も描かれるようになった。また、バルーン自体の作りも少し違うらしく、生地の継ぎ目が目立たなく(少なく)なった。脚は構造上の必要からか、太くなった。
おしり
座ったバルーンのお尻にある、少しだけ空気が出ている大きな穴は見当たらない。空気抜きする時に使うのか、ヘソの辺りに、まるでヘソみたいな栓のようなものがあるようだ。【25日追記】ヘソの反対側、顔の下の胸の位置にも同じ栓がある。
しっぽは相変わらず体に比べて小さい。

常時送風式インフレータブルバルーンの宿命である送風機は、立ち姿では目立ってしまう。
1台から分岐して両前脚へ送風
この手のバルーン用で一般的な送風機の消費電力は300ワット程度だそうで、その電気代は月数千円レベルとのこと。

【12日追記】12月12日付秋田魁新報社会面「ふきのとう」欄によれば、立ち姿のバルーンは「2017年に東京で開かれた旅行博の際、県が制作したもの」。イベントに出張する際は片方だけ出して、どちらかは秋田駅に残る運用にしているそうだ。※出張中の様子はこの記事末尾。

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