広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

積雪50cm

2022-01-22 19:06:23 | 秋田の季節・風景
2022年始に積雪30センチに達した秋田市。その後、多少の気温の上下があるも、積雪は大きくは減らず。1月19日の夜に10センチ以上積もって、50センチを越えた。以後、54センチを最大に微妙に増減中。
秋田県内では能代市とともに、秋田市が平年の倍以上の積雪量。内陸の湯沢市と同じ程度。体感としては(一気に大量に積もる)ドカ雪という感じはしないものの、確実に雪が多い。「大雪」にはなるだろう。北秋田市の阿仁合と鷹巣、横手市では1メートルを越えているわけで、この程度の雪でどうこういうほどではなくもあるけれど。
また、ものすごく寒くはないが、寒さが緩んだと感じるようなことはほぼない。20日の大寒も寒さより雪だった。平均して寒くて、雪が多い冬。昔(個人的には1980年代前半とか)の冬ってこんなもんだったとも思う。

保戸野原の町通りの県道233号歩道
1985年新規開通である保戸野原の町通り(案内標識の記事)は、車道も歩道も、比較的幅が広い。通学路であることもあり、歩道も除雪(地域の方々の尽力もあるでしょう)されていて、おおむね安心して歩くことができる。
同車道。21日は晴天だった
車道はアスファルトが見えるまで除雪されている。
その分、車歩道境界には、大きな雪山が続く。道路横断や脇道に出入りする車には要注意。ごみ収集、ポスト回収などはたいへん。
また、この大雪ではただちにできないのも無理はないが、除雪(寄せた)された雪を、よそへ持ち出す「排雪」はされていない。そのため、路肩も雪山の一部になって、その分車道が狭くなっている。

昨シーズン(2020~2021年)は、秋田市内で雪による路線バスの迂回や区間運休が続出し、一部は長期に及んだた。その多くが、排雪が進まず、道幅が狭くなったことに起因すると思われた。
この保戸野原の町通りでは、広い分、過去も今年もそれはなかったと思う。
北側から原の町通り。だいぶ狭くはなっている。県道・バス経路は奥~左

しかし、原の町通りの秋田駅寄り、同じ県道233号のいわゆる菊谷小路(バス停ではすわ町~菊谷小路)と、反対側の市道の天徳寺地下道手前(桜町~天徳寺前)は、どちらも古い道で狭いため、迂回は珍しくなかった。
今シーズンは、雪の量では昨冬と大差ないはずなのに、迂回はかなり少ないように感じている。迂回が発生しても、短期間で解消されることも多い。以前よりは適切に除排雪がされていると、前向きに評価するべきではないだろうか。
21日は、久しぶりに菊谷小路が迂回対象となった(保戸野みその通り~保戸野学園通りへ迂回)。
21日の「すわ町」下りバス停。右は消防出張所跡にできた保戸野地区コミュニティセンター
上の写真の箇所では、路面は出ているし、なんとか通れそうに思えなくもないが。この後、夜間に除雪が入った(排雪されたかは未確認【23日追記・路肩の雪山の車道側をロータリーで削った感じ】)そうで、22日は迂回していない。
桜町の市道のほうは、21日も含めて、今シーズン1度も迂回対象になっていないはず。

保戸野八丁街区公園
各街区公園は、除雪されないし、地域の雪捨て場として使っていいことになっている。降って積もったままの雪上に足跡があり、かき分けて遊ぶ人がいた模様。
ブランコについて。ほかの公園も含めて、2016年時点では、雪による破損を防ぐためか、紐を上の柱に巻きつけていた。今シーズンはやっていないようだ。

暮れなずむ泉のハミングロード
こんな天気がもうしばらく続くだろうか。
台風、大地震、火山、水不足などの発生が多い地域に比べれば、これで済む秋田市は、気候環境としては悪くないと思うのです。
※積雪50センチの泉外旭川駅前の風景
この後、立春過ぎの状況

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5 コメント

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さむくてとけない (FMEN)
2022-01-22 21:25:18
今日はかなりとけましたが、寒さは。
根雪がいつまでも重なっていくような感じでした。
ケーキみたいに。
2年連続はさすがにこたえます。
2006は基本県外にいましたし、2018は単発。
2001あたりや2013見てると、2年やられるときは3年もでビクビクしてます。
2011はやっと冬が終わったら震災でした。

長期予報でも、高温は期待できず。
だんだんニュースでも秋田市の雪が話題にされてきました。
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Unknown (りお)
2022-01-23 00:30:41
今年バスの迂回が少ないのは除雪が上手いからではなく、バスのそもそもの運行本数が減って狭い道での行き違いがほとんどなくなったから…だとしたらあまり笑えないですね。
職場では毎朝除雪の下手さが話題に上ります。轍が深く、車通勤の人には辛い路面状況です。
この前秋田駅を通ったとき、能代や大館のあたりが大雪のせいで電車が走れないと言っていました。最強と言われる男鹿線も止まっていましたね。
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コメントありがとうございます (taic02)
2022-01-23 22:38:35
>FMENさん
今シーズンはまさに根雪ですよね。
トンガの噴火により、今夏が冷夏になるという説もあるそうで、気になるところです。その後の次の冬は、どうなるでしょうかね。
マスコミは、降って積もった当初はよく報道するけれど、その後どうなっているかはあまり伝えません。雪は融ければ解決だけど、その融けるまでが大変なものです。

>りおさん
神田線に限れば、減便はほぼなかったですけれどね。微妙な気象条件や除雪のタイミングが、いい方向に働いたということもなくはないでしょう。
生活道路はまた別の話で、うまく行っていないところが多く。費用が限られ人口も減る中で解決方法はあるのでしょうか。
ここ数年は、大館~弘前の運休はたまにありましたが、今年は回数が多く、それが沿岸部にも波及しています。JRとして安全第一なのは当然ですが、保線や駅など現場の合理化の影響が多少出ている気もします。
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現在の路線バスの迂回は・・・ (編地 耕部、)
2022-02-07 22:38:50
連日の大雪で、連日の路線バスの運行も大変な時期が来ていますね。


今現在の、大雪による秋田中央交通の路線バスの迂回運行は、以下の通りです。


太平線(太平・岩見三内行き)・・・神田~地主間をバイパス経由に変更して運行(一部ルートは工事兼ね合いで先行で通行止している)。

桜ガ丘線(東口発・大平台三丁目行き)、桜台線・・・城東消防署~桜大橋~桜入口経由の西口発桜ガ丘線とほぼ同一ルートで経由して運行(明田・横森地区が雪による悪路の疑いがある為)。
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とりあえず解消 (taic02)
2022-02-08 19:10:07
横森は8日には解消されたようですね。
今週後半、寒さが緩むと、また悪化して迂回多発とならなければいいのですが…

あと、中央交通のサイトには、迂回がない時は「現在、雪による運休・迂回はありません」とはっきり告知してくれたほうがいいと思います。
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