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秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

バスダイヤ変更点2014

2014-03-23 23:45:15 | 秋田の地理
先日の神田線の新系統開設に続いて、中央交通路線バスの4月からの変更について。

まず、「路線名、バス停名称変更のお知らせ」。
これは、秋田組合総合病院が「秋田厚生医療センター」に名称変更することに伴うもの。
路線名(系統番号111)「新国道・土崎経由組合病院線」が「新国道・土崎経由秋田厚生医療センター線」に、停留所名「組合病院前」が「秋田厚生医療センター前」に変更。
路線名が変わるのは、告知では新国道・土崎経由(飯田街道、高専前経由)だけ。組合病院に行くバスは、サンパーク経由将軍野線や土崎駅発着の短距離路線(神田線の派生扱いだけど、「神田」は通らないので違和感がある)もあるが、それらは名称に「組合病院」が入っていないから変わらないということか。


あと2つは「運行系統の廃止、新設及び経路変更について」と「平成26年4月1日バスダイヤ改正について」で、神田線の天徳寺バイパス経由開設も含む。
他に20路線ほどで、改廃を含むダイヤ改正が実施される。ただし、5分とか10分程度の時刻移動だけのものも含まれる。
※今回も、変更点を時刻表に赤で注記してPDFでホームページにアップしてくれるのは親切。
※いずれにしてもご利用の際は充分な確認を!

改廃を含む路線を書き出して、考察してみる。
※見間違い、見落とし、勘違いがあるかもしれません。利用の際は各自、公式な時刻表等で確認してください。
●路線廃止
土崎循環線
2010年10月に運行を開始した「土崎循環線」が、早くも廃止されてしまう。
土崎駅前-自衛隊前-組合病院-秋田高専前-北部市民サービスセンター-土崎駅前(サンパーク団地も通るが、方向によって通過順が異なる。運行開始時点では、北部市民サービスセンターは未開設だったので経由しなかった)
という経路で、土崎駅を起点に自衛隊を先に通るのが内回り(160系統)、組合病院を起点に自衛隊前を先に通るのが外回り(161系統)。

運行開始時点では、各方向それぞれ平日は4~5本、土日は2~3本が運行されていた。
しかし、いつの間にか土日は運行されなくなり、現在は平日に3本ずつ運行されている。(内回りは土崎駅発9時10分、11時30分、15時25分。外回りは組合病院発9時40分、14時00分、16時00分)

ダイヤから分かるように、いずれも1周して始発点に戻って運行が終わりで、ぐるぐる回るわけではない。だから、言葉の意味として「循環線」は不適切(過剰な表現)で、「環状線」が適当だっただろう。
内回り/外回りというのが取っ付きにくい。「自衛隊・組合病院方面」などとすべきだったと思う
運行開始時はマスコミでも報道され、中央交通側も満を持して運行に踏み切ったように思われた。(北部市民サービスセンター開所を控えていたという事情もあっただろう)
しかし、当初から運行本数は少なく、また既存路線をつないだだけの経路のようにも思われ、実際には利用しづらいようにも感じた。組合病院や土崎駅に行くなら、他路線で充分間に合うという人が多いはず。
また、中央交通側も、積極的な宣伝や充分な営業戦略を練らなかったようにも感じた。やる気になれば、高専の登下校時間帯に合わせるとか、飯島やセリオン方面へ延長するとか、いろいろできたはず。
廃止されるべくして、廃止されたと言っていいだろう。

廃止の代替として、神田土崎線の土崎駅-秋田厚生医療センターの区間便(200系統)において、同数の3往復が増発される。ただし、時間帯は神田線と循環線で近接していたものもあるため、違う時間に移されるものもある。
土崎駅発9時40分、14時55分、15時40分、医療センター発12時00分、14時10分、15時50分となる。

南大通り経由大川反車庫行き(141系統)
広小路ではなく、南大通りを通って竿燈大通り~県庁方面へ行く路線。秋田駅から中通総合病院等への通院患者のアクセスを狙ったものと思われる。
比較的新しい路線で、市営バス移管後に新設されたはず。当初から平日朝に片道(駅発)だけの運行だった。2011年4月には、2本だったのが1本(8時00分発)だけになっていた。

その後、昨年4月からは、従来広小路/中央通り経由だった城南中学校または牛島小学校経由日赤病院線(市営バス当時の上北手線荒巻・古野行きを短縮したもの)が、全便南大通り経由に変わっていた。また、秋田市中心市街地循環バスも走るようになった。
したがって、以前よりは南大通りを通るバスが格段に増えたことになり、1本だけの車庫行きは役目を終えたと判断したのだろう。

ただ、日赤病院線の時刻は変わらないようなので、秋田駅発は7時20分の次は8時50分までない(循環バスも始発前)。中通総合病院の外来受付は8時なので、それに間に合わせて行く患者さんには、ちょうどいい時間のバスがなくなってしまうことになる。

いるかどうか分からないけど、南大通り→竿燈大通り~県庁方面の利用者については、1日1本だけの駅東線が20分前にあり、引き続き利用できる。

御所野線(県庁経由502、長崎屋経由503)
秋田駅西口から有楽町・牛島(旧道)を経由して御所野方面へ向かう路線は、複数の経路が存在して複雑。
そのうちの1系統が廃止される。告知では「御所野線」という広大というか大雑把な路線名だが、時刻表検索では「仁井田旧道・四ツ小屋経由御所野線」となっている。
駅から来て、旧道から国道13号線に出て大野口を過ぎて切上(きりあげ)の三叉路から仁井田集落の旧道へ再び入り、切上、目長田(めながた)入口などを抜け、「四ツ小屋入口」交差点で13号線を横切って元空港道路・県道9号線、四ツ小屋駅前を経て、イオンモールが終点。

現在は、平日のみ2往復(駅発9時15分、17時30分。イオン発10時05分、18時10分)が運行されている。
「御所野線」や「仁井田」バス停といった、集落(大字)名ズバリの名称があったり、そもそもあの辺りが仁井田の“本村”だったはず。だから、個人的には中央交通の仁井田方面の路線としては基幹の系統のような印象が漠然とあったが、わずか2本だったとは知らなかった。
今は国道の向かい側の御野場側のほうが人口が多そうだし、バス路線もそちらへシフトするのだろう。夕方の便は、代替として御野場経由が増発される(後述)。

なお、仁井田の旧道では「愛宕下橋経由雄和線」も運行されているので、切上以降からバス停がなくなるわけではない。(有楽町~牛島東一丁目方面の便はなくなる)
その愛宕下橋経由雄和線も、後述の通り一部減便される。

路線・系統そのものが廃止されるのは、以上。

●経路変更・新屋日赤線(730)
元々は秋田駅東口-日赤病院-御所野学院-中央シルバーエリア-御野場-新屋高校-西部市民サービスセンター(新屋案内所)という経路だったが、移管後の2010年4月から日赤病院-新屋間に短縮。
現在は平日のみの運行で、西部市民サービスセンター発が7時30分と14時35分。日赤発は13時55分。

これが、4月から新屋高校に立ち寄らなくなる。
といっても、元から日赤方面からの通学には使えない時間だし、新屋駅前-高校の間は別に路線がある。今まで高校に寄っていたのが不思議で、経路変更は妥当ではないだろうか。

●その他減便・増便等
・新国道・臨港署経由土崎線(114)減便とセリオン線(115)増便
かつての臨海バイパス経由土崎線の廃止代替として、新国道を通ってきて土崎地区で旧道へ入らずにそこだけ臨海バイパスを通る(臨港署付近)系統がある。
現在は、平日の朝と夕に2往復あるが、このうち夕方が廃止。
下りの正面表示。「土崎」とは表示されない(けど分かるし、妥当でしょう)
代替として、新国道経由セリオン線が同じ時間で増発。
臨港署の辺りではその時間のバスがなくなってしまうけれど、1本隣がバス通りの旧道だから、あまり問題はないのかも。

わだ線減便
平日のみ運行の「わだ線(500、501)」牛島・横山経由和田駅行きのうち、大川反車庫発17時25分(駅17時45分)が廃止。
これにより、上下とも3本ずつの運行になり、下り最終は14時03分に繰り上がる。
和田までだったらJRのほうが早くて本数が多くて、便利だから、利用者は限定的なのか。(コインバスの人は困るけど)

・代替として仁井田・御所野線(510、511)増便
上記、夕方の御所野線やわだ線の減便の代わりに、(牛島・御野場団地経由)仁井田・御所野線が増便。
平日に下り2本(16~17時台)、上り18時台1本が増発され、秋田駅西口では17時15分(御所野線代替)、17時35分(既存)、17時45分(わだ線代替)と高頻度で運行される。

神田土崎線、茨島牛島環状線、臨海経由新屋西線で土日の全便廃止
土日ダイヤでの減便が見受けられ、土日は1本も運行されなくなる路線・系統が増える。
まず、神田土崎線。神田線の始祖は、秋田駅と土崎駅を神田経由で結んでいた。土崎行きは、20年ほど前までは1時間に1本あったが、外旭川地区の発展とその先の利用減少を受けてか、外旭川で折り返すものが多くなった。
現在は、平日に秋田駅7時05分発、土崎駅発7時50分、14時35分発。土日はそれぞれ7時15分発/7時50分発だけ。(201系統)
この土日の1往復が廃止される。

現ダイヤでは、駅発7時00分と30分に旭野団地線が運行されているし、駅行きは4分前に旭野団地線があって、土日にしては多すぎる。
外旭川~土崎駅にしても、土日の朝にこんな経路の路線に乗る人なんていなさそうだし、考えてみればなんで今まで残っていたのか不思議。(外旭川病院の通院、附属小学校の通学需要があったかもしれないが、今はどちらも土曜もお休み)

ただ、この調子では、元祖神田線である土崎駅発着系統そのものが消滅しかねない。
※上記の通り、近接したダイヤがあるためか、代替運行はなし。冒頭の通り、時刻表上は神田土崎線の一部として扱われるものの、あまり共通点はない土崎駅-厚生医療センターの短距離便は土日も運行継続。

ほかには茨島牛島環状線。市営バス当時よりも減って、現在は、平日は大町回り(600。旧称・大橋回り)、牛島回り(601)が朝と夕方にそれぞれ1本ずつ運行。
土日は、同じ時刻で大町回りだけが運行されているが、4月からはこれも土日運休になる。

もう1つは系統の廃止。新屋西の中に、川尻・市立病院西口を通らずに臨海バイパス(国道13号線)を通る系統「臨海経由新屋西線(724)」が、市営バス当時からわずかにあった。(「臨海経由」の名称とは関係ないが、勝平地区では、なぜか朝日町ではなく船場町を経由する=新屋西線としてはこちらが本来の経路なのだが)
現在は、新屋発が朝に毎日(平日7時40分、土日7時50分)、秋田駅発17時35分が平日のみ運行されているが、4月からは土日の上りが廃止。同時刻の川尻経由(720系統)になる。
平日ならともかく、土日に臨海経由を利用する人なんてたかが知れていそうだから、妥当か。

・その他減便
土日の新国道経由土崎線で、秋田駅-飯島北(北部市民サービスセンターを経由しない110系統)の何本かが廃止。
廃止されるのは、下りでは、秋田駅10時~16時の毎時10分発と19時40分発の8本。上りでは、飯島北7時30分、12、14、16時の15分発の4本。
下り10時~16時は、10分前と10分後(つまり00分と20分)に便があるので、廃止により20分間隔となる。19時は20分の次が20時00分で40分も開いてしまう。上りは、7時20分と40分に追分線が、それ以外は直前の08分に五城目線がある。
秋田市内では利用者数が多い新国道経由だが、ダイヤが等間隔でなく無駄な便があるように感じるものもあり、その整理の意味はあるだろう。土日は利用が少ないのだろうが、減らしすぎると…

元々中央交通の路線だった、牛島経由大野線は、減便されて現在は平日3.5往復、土日2往復運転。
4月からは土日の朝の下りと午後の上りが廃止。土日は15時台の下りと9時台の上りの1往復になる。

愛宕下橋経由雄和線(580)は、土日午後の1往復が減便。時刻移動もあって、駅発15時45分、雄和発9時00分の1往復になる。


南高校発 柳原経由御野場団地線と二ツ屋福島線
平日に1本増減。要は南高校16時30分発の経由の振り替え。
二ツ屋線(牛島旧道経由。571系統)から柳原・イオン秋田中央店前経由(541系統)になる。

市営バス当時は、南高校始発の秋田駅行きが、牛島経由、柳原経由ともそれなりに運行されていて、下校時刻には5分間隔や同時刻発の所もあった。
近年はかなり減らされ、2011年10月の改正では、1本だけあった柳原経由が廃止されて、16時30分の牛島経由だけになっていた。
その1本の経由が変わって、南高校発の柳原経由が復活・牛島経由が消滅する。
【28日追記】牛島経由から柳原経由に振り替えられる理由を考えてみた。牛島経由の前後に近接したダイヤはない(10分程度空いている)。
考えられるのは、南高校前バス停で待機する時の状況だろうか。南高の旧校舎時代は、下校時間帯は両経由とも高校構内に入って待機し、国道へ出ていた。牛島経由では、国道の反対車線へ右折して出る形になり、車の流れが途切れるのを待つ時間がかかったものだった。
南高が新校舎になってからは、構内バス停の配置が変わったのでどうしているか不明だが、この国道へ出るのをスムーズにするために経由を変更するのかもしれない。
あるいは、国道の路上バス停(大住団地線用)から発車するとしても、バスベイがない国道上で待機するのは邪魔になるため、構内に入って待機できる柳原経由にするのかもしれない。(以上追記)

また、現在は、御野場団地16時10分→南高校前16時17分という、柳原経由駅行きが運行されている。告知用時刻表では、減便される旨は表示されていないが、時刻表からはなくなっている。
御野場から駅へは、御所野から来る牛島経由が2分後に続行しているので、統合する形で廃止だろうか?

【遅ればせながら2015年8月10日追記】改正後も御野場発柳原経由駅行きも引き続き運行されている。
したがって、御野場団地では16時10分発柳原経由(始発)、12分発牛島経由駅行き(御所野発)、その次は17時07分。
南高校では16時17分発柳原経由(御野場発)、30分発柳原経由(始発)、39分発牛島経由(大住団地線)という、相変わらず偏ったダイヤになっている。(以上追記)

柳原経由御野場団地線と牛島経由御野場団地線
さらに柳原経由御野場団地線では、御野場17時50分発駅行きが廃止。(柳原経由としては最終)
5分後に牛島経由が続行しているため統合だろう。

牛島経由御野場団地線でも、土日11~12時台の1往復が減便。ここは10分間隔で柳原経由の御野場団地線があるので、そちらに統合の形か。

前も書いたけれど、市営バスが中央交通に移管された時に謳われたメリットの1つが、「両者で近接してたダイヤが調整され、効率化(適正化)される」ということだった。
しかし、移管から10年経っても、解消されていない(つまり自社内で競合している)所がまだ多いのだ。以前取り上げた大学病院方面は今回も解消されないようだし。

こういう重複ダイヤ解消によって、困るお客はさほどいないだろうし、運行経費は単純に半減できるはず。(片道だけ走って戻りは回送とかだと無駄だろうけど)
中央交通は、もっと本気になってこうした効率化に取り組めば、多少は経営状態が良くなるのではないかと、素人目には映るのだが…


・なぜか増便
理由が思いつかないけれど、なぜか増便されるものも。
手形山崎・大学病院経由松崎団地線(331、332)で、土日10時42分発長崎屋経由車庫行きが増発。
なんで?

以上が、ダイヤ改正の概要。


以下は、個人的な妄想です。
新しくできる「天徳寺バイパス経由」の神田・旭野団地線。その途中停留所はまだ明らかになっていないので、予想してみる。
現在の経路と共存して運行され、両経路で数百メートル離れていることもあり、混乱を避けるためにも現経路と同じバス停名にはならない(できない)と考える。

現経路の当該区間のバス停は、
水口(みのくち)-斎場入口-梶の目(かじのめ)-笹岡入口-神田-吉学寺(きちがくじ)入口
1.5キロに6つ。都市部・住宅地としては平均的か。
梶の目と笹岡入口の間が100メートルちょっとしかなく、近すぎる気もするが、道路の線形、かつてあった笹岡線の分岐点であること、運賃境界であることなどからやむを得ないのだろう。

新経路は1.4キロだから、バス停は5つか6つだろうか。
先に道路ができてしまっているので、線形、歩道との状態(高さや街路樹)の制約があって、場所の選定は難しいかもしれない。だから場所は予想しません。

では、名称は?
この区間には、「○○前」というバス停になりそうな施設などはほとんどない。
じゃあ、地名から取るかということになるが、住居表示未実施の所を突き抜けて道路が通っていることもあり、所在地名の選択肢もあまり多くない。
天徳寺側から、字大畑-字水口-字八幡田(はちまんでん)-外旭川八幡田一丁目/字梶ノ目-外旭川八柳二丁目/字松崎
という地名を通過するが、水口や梶ノ目などは現経路で既に使っているから、使わないほうが無難だろう。

ところで、「堂ノ沢県庁線」という路線がある。現在は、秋田駅と新国道西側の自動車会館前を結んでいるが、昔は、新国道と線路を越えて外旭川まで来ていた。
八柳側から来て梶の目までは神田線と同じ道を走り、そこから西へ曲がって斎場前(入口)-八幡田と走っていたはず。(斎場前は、神田線とは別の位置にあったと思われる)
この「八幡田」はバス停名に使えそう。“復活”なるか?

そんなわけで、新区間のバス停をこんなふうに予想します。カッコ内は第2、第3候補。(現経路と同じ名称も候補に加えました)
外旭川大畑(水口、釜ノ町入口)-外旭川消防出張所前(斎場入口、八幡田)-八幡田一丁目-神田入口(外旭川小学校入口)-北都銀行外旭川支店前(吉学寺入口)

消防署辺りまでがちょっと苦しい(距離のわりに適当な名前がない)かな。
「八幡田」は住居表示実施済みの一丁目のほうを優先し、「神田入口」は“神田”線の由来である字神田に敬意を表して。
どうなるでしょうか?

【25日追記】おそらく25日に、中央交通ホームページの告知に、バス停名が何食わぬ顔で追記されていたので、“答え合わせ”。
新規区間に設置されるのは4つ。名称は、天徳寺側から
天徳寺通り-水口入口-八幡田一丁目-八幡田二丁目
となった。
ドンピシャは八幡田一丁目だけでした。

外れた新名称に対して、個人的意見。
天徳寺通り:「○○通り」は弘南バスは昔から好んでいて、中央交通でも最近は「大町通り」など採用例がある。
だが、「通り」とは「線」である。バス路線も「線」であり、バス停はその線の中での「点」である。バス路線という「線」の中の「点」であるべきバス停に、「線」である通りの名称を付けるのは、ふさわしくないと考える。
バス停の名前を聞いて場所がピンポイントでイメージできるほうがベターだと思うので、「○○通り」という名称はあまり好きでない。隣の「天徳寺前」とも少々紛らわしい。

水口入口:これはおかしい。だって、バス停のある場所が既に「水口(外旭川字水口)」なんだから。
「従来ルートの「水口」バス停の入口」という意味かもしれないが、苦しい。

八幡田二丁目:バスが通る道路には面していないが、そこから数十メートル入れば、たしかに「八幡田二丁目」ではある。一丁目バス停と揃えて格好はつくかもしれない。
悪くはないと思うけれど、こここそ「神田入口」じゃないかな。水口入口はあるのに、神田入口がないのでは、神田線じゃなくなってしまうような気がしてしまう。

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4 コメント

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かなりメスが入る (FMEN)
2014-03-24 00:29:00
南部はかなりメスが入りますね。
電車アクセスも悪く、年寄りが多いのでますます酷くなります。
また、飲み会とかで初めから車を使わない日にもかなり不便。
返信する
御野場経由御所野 (taic02)
2014-03-24 22:33:17
個人的には、御野場経由御所野行きが、かなり増えたなという感じがします。

利用する人それぞれの乗降場所や時間帯にもよるでしょうが、影響を受ける人も出るでしょうね。
ただ、2011年10月の大幅減便の時に、よくぞ生き残って今ままで持ったなという気がするダイヤもありました。
返信する
大幅な変更が多いですね (りお)
2014-03-26 20:35:51
新屋日赤線、ちょうどこの前初めて利用しました。
ケヤキ通り⇔市兵衛橋の間は停留所以外でも降りられるとのアナウンスでしたが、乗る人も降りる人もおらず、実際に乗り降りする場所を見ることはかないませんでした。
100m前でブザーを押すようにアナウンスされていましたが、あの区間は乗降するにしてもお年寄りが多いでしょうに、そういった方々に100mという感覚が分かるのか少し不安になりました。まあ、あの区間で乗り降りするのは住民の方ぐらいでしょうから、慣れているのだとは思いますけれど。
正直に言うと、自分以外にも利用する人がいたのにびっくりしました。
返信する
フリーバス (taic02)
2014-03-27 00:26:12
へえ。新屋日赤線にフリーバス(フリー乗降)制度の区間があったとは知らなかったです。
ほぼ並行する豊浜ふれあい号・豊岩線では、実施していたはずなので、足並みを揃えた対応なのでしょうか。どちらも元市営バス路線ですし。
まあ、利用者はいつも同じ方々でしょうし、ひょっとしたらボタンを押さなくても運転士さんが「この人はここで降りる」と把握していたりするかもしれません。

秋田市(多くの地方都市でも)では、駅や中心街と住宅地・郊外を結ぶバス路線が発達し、中心部へ行かない路線は成り立たない傾向があると思います。
そんな中で新屋日赤線が残っているのは、それなりの利用があるからなのでしょうね。
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