2019年3月16日のJRダイヤ改正について、東日本・秋田支社を中心とした恒例のまとめ。※2018年の改正。
※すべての改正点を挙げているわけではありません。利用の際は、各自、公式な情報で時刻等を確認願います。
2017、2018年と同様、今回も大きな変更はない。東日本管内で車内販売が縮小されることが最大の話題かも。
秋田以外で個人的に目ぼしいのは、
●北海道新幹線 青函トンネル内の最高速度を140km/hから160km/hへ
最速列車は4分短縮され、3時間台(3時間58分)に。
●上越新幹線にもE7系電車投入開始
●特急「あずさ」「かいじ」E353系に統一
「スーパーあずさ」の名称消滅。
【14日追記】常磐線の特急と同様に、自由席が廃止され全車指定席化も実施。
さらに、諏訪湖周辺で停車駅が削減され、長野県や沿線の地元自治体・商工・観光団体がダイヤ改正見送りをJR東日本へ申し入れる事態になっていた。(以上追記)
秋田支社管内。
●特急「つがる5号」繰り上げ
改正前 秋田19時32分→(大館21時03分→弘前21時42分)→青森22時18分
改正後 秋田15時52分→青森18時29分
新青森駅には、改正前は上り新幹線の最終が出た後の到着だったのが、改正後はもちろん上下とも接続する。といっても、4時間近くも時間帯が動くのだから、時刻移動というより別の列車も同然。
5号の車両は、4号の折り返し。4号は秋田着15時28分なので、時間的に整備して折り返すのは可能。
秋田発時刻で前後の下り列車を見ると、
15時20分弘前行き、[15時52分つがる5号]、15時56分八郎潟行き、16時27分青森行き
18時00分東能代行き、18時29分快速大館行き、19時00分大館行き、[19時32分つがる5号]、20時02分追分行き、20時25分大館行き
新旧とも、30分ほど前に長距離の普通列車が出ている。15時台ってのも、どうなんだろう…
現在のつがる5号のダイヤは、2010年12月までは新潟から青森まで行っていた「いなほ7号」、さらに大阪から来ていた「白鳥」の流れを汲む時間帯。
朝の上り「白鳥」相当のダイヤは、2016年改正で快速化されているので、これで上下とも白鳥から続いた特急の系譜は途切れる。
●秋田→青森 直通の快速新設
秋田19時20分→弘前21時31分→青森22時13分
新設と言ってるけど、要はつがる5号の代替。
秋田発で、
改正前 18時29分快速大館行き、19時00分大館行き、19時32分つがる5号
改正後 18時29分大館行き、19時20分快速青森行き
となる。18時台の快速(急行「よねしろ」の流れを汲む)を各駅停車化、19時台を快速化して青森まで延長する形。
一方、大館では、
改正前は21時04分につがる5号、21時21分弘前行き(下り最終)があったのが、改正後はこの快速の20時55分発のみ。
大館から先(弘前まで)では、最終列車が30分ほど繰り上げられ、快速化されることになる。
2016年の「つがる」減便の際は、代替の快速が設定され(下りは秋田発17時31分)、この区間で701系の運用が1つ増えた。今回は、既存列車の運行形態を変える形なので、車両運用はそのままか。
かつての快速「しらかみ」→「しらゆき」は、通し運転する列車でも大館以北は各駅停車だった。2016年に初めて大館以北・弘前まで快速運転する列車が登場したことになるが、今回、それに加えて青森まで純粋に快速として走破する列車が登場することになろう。
【21日追記】ダイヤ改正の告知では触れていなかったので勘違いがあった。今回の改正で、2016年からある弘前行き快速と、新設された青森行き快速の2本ができたことになり、そのどちらも終点まで快速運転すると思いこんでいた。
ところが、実際は、弘前行きのほうは大館から先は各駅停車(津軽湯の沢は通過)化されたのだった。快速と普通の運行順を入れ替えた形。弘前行きでの弘前までの所要時間・到着時刻は、10分ちょっと遅くなる程度。大館から先の快速の時間帯としては1時間遅くなる。
ちなみに、弘前行きを担当する運転士は、改正前後とも秋田運輸区の担当。秋田運輸区では、大館-弘前間で各駅停車の運転をした経験がない(特急や快速の経験しかなく、停まったことがない駅があるということだろう)人が多いそうで、労働組合がハンドル訓練(事前の練習運転)をするよう求めていた。
【14日補足】改正前の同時間帯の各駅停車を大館で乗り継いだ場合は、
秋田19時00分→大館20時46分、大館21時21分→弘前22時02分→青森22時52分 となる。
20年前の弘前へ行き来で、快速しらかみ/しらゆきと、花輪線の車両を使った弘前行きの乗り継ぎをよく使っていたとした。それと同じ時間帯に当たる。当時は、秋田を18時30分過ぎ、大館が20時過ぎ、弘前には21時過ぎ。少し短縮され、少し遅い時間になった。
【8月14日追記】この青森行き快速は、701系3両編成で運転されているとのこと。オールロングシートということになるが、平日は秋田からの帰宅ラッシュとも重なるため、収容力の点で妥当だろう。(以上追記)
●ワンマン化
普通列車で車掌が乗らなくなる列車が増える。
奥羽本線では、青森駅と新青森駅の短距離輸送を担う、青森-津軽新城11往復と、新青森駅発青森行き1本が、一気(全便かな?)にワンマン化。
弘前方面まで来る列車は、ワンマン運転できない3両以上が多い印象だけど、区間便は前から2両だったんだっけ?
新青森駅も青森駅も駅員がいるため、車内での運賃収受の必要はないから、そんなに問題にはならなそう。新青森駅の狭いホームの監視は大丈夫か。
羽越本線では、秋田-羽後本荘の午後1往復がワンマン化。
今も2両編成で、秋田発(14時27分)にたまに乗るけれど、混雑せず、乗り慣れた人が多そうだから、これも問題なさそう。
●ローカル線減便
・五能線
ダイヤ改正のたびに、東能代-能代の区間便がじわじわと減便されている。
今回も12時台の1往復がなくなるが、今回は臨時列車化という扱い。高校のテスト期間とか?
これにより、区間便は朝と夕方以降だけになるが、それでも9往復残る。
【2019年5月18日追記】
ノーチェックだったが、5月13日アップの陸奥新報サイト「JR五能線の終電繰り上げに「早過ぎる」」によれば、この改正で五能線青森県側の下り最終列車の一部区間の時刻が約50分繰り上がり、不満の声が出ているという。
改正後のダイヤは、深浦19時19分→鰺ケ沢20時15分→五所川原20時46分~21時18分→弘前22時16分。
新聞では「鯵ケ沢―五所川原駅間の下り列車最終便」が「50分も繰り上がった」としている。停車時間が長い五所川原以降は変わっていないのかもしれないし、深浦から鰺ケ沢までもそうなのかもしれない。
「鯵ケ沢町外から通勤する人は、仕事上必要な酒席を早々に切り上げる必要があ」るそうで、「JR秋田支社は取材に対し、需要が高い上り利用者の要望を受けてダイヤを見直したためと説明」。(以上追記)
・花輪線(盛岡支社)
盛岡-大館を通しで運行する1往復を、鹿角花輪-大館に短縮(盛岡-鹿角花輪1往復減)。通し運行は5往復に。
昼から夕方にかけては、時刻の移動や(鹿角花輪止まりと盛岡で)運行順の入れ替えもある。
・陸羽西線(仙台支社・山形県)
新庄19時34分発余目行き(下り最終の1本前)、余目21時28分発新庄行き(上り最終)の1往復を廃止。
上りは余目19時22分→新庄20時12分が最終になる。
【14日補足】近年は減便や駅通過があった北上線では、今回は変更がない模様。
こんなところ。以下、補足。
男鹿線の蓄電池式電車EV-E801系に関しては、増発や増備といった動きはなし。
一方、新潟地区と五能線など秋田地区には、電気式気動車GV-E400(過去の記事)の導入が予定されている。新潟地区では既に試運転が続けられ、2019年度中には営業運転開始のはずだったが、今改正では動きなし。秋田地区には2020年度導入の予定。
ところで、JR四国の改正では、徳島駅から出る牟岐線で利便性が向上する。
これまで発車時刻がバラバラだったのを、統一かつ増発して、徳島駅発毎時00分と30分といった「パターンダイヤ」を導入(ただし特急「むろと」2往復を減便)。高速バスとの接続も考慮する。
秋田市周辺でも、同じようにダイヤを分かりやすく、使いやすくできると思う。
2021年春には新しい駅ができるはずであり、秋田支社長もダイヤを工夫したい意向は示しているから、次の次の改正に期待。
※翌2020年のダイヤ改正について。
※すべての改正点を挙げているわけではありません。利用の際は、各自、公式な情報で時刻等を確認願います。
2017、2018年と同様、今回も大きな変更はない。東日本管内で車内販売が縮小されることが最大の話題かも。
秋田以外で個人的に目ぼしいのは、
●北海道新幹線 青函トンネル内の最高速度を140km/hから160km/hへ
最速列車は4分短縮され、3時間台(3時間58分)に。
●上越新幹線にもE7系電車投入開始
●特急「あずさ」「かいじ」E353系に統一
「スーパーあずさ」の名称消滅。
【14日追記】常磐線の特急と同様に、自由席が廃止され全車指定席化も実施。
さらに、諏訪湖周辺で停車駅が削減され、長野県や沿線の地元自治体・商工・観光団体がダイヤ改正見送りをJR東日本へ申し入れる事態になっていた。(以上追記)
秋田支社管内。
●特急「つがる5号」繰り上げ
改正前 秋田19時32分→(大館21時03分→弘前21時42分)→青森22時18分
改正後 秋田15時52分→青森18時29分
新青森駅には、改正前は上り新幹線の最終が出た後の到着だったのが、改正後はもちろん上下とも接続する。といっても、4時間近くも時間帯が動くのだから、時刻移動というより別の列車も同然。
5号の車両は、4号の折り返し。4号は秋田着15時28分なので、時間的に整備して折り返すのは可能。
秋田発時刻で前後の下り列車を見ると、
15時20分弘前行き、[15時52分つがる5号]、15時56分八郎潟行き、16時27分青森行き
18時00分東能代行き、18時29分快速大館行き、19時00分大館行き、[19時32分つがる5号]、20時02分追分行き、20時25分大館行き
新旧とも、30分ほど前に長距離の普通列車が出ている。15時台ってのも、どうなんだろう…
現在のつがる5号のダイヤは、2010年12月までは新潟から青森まで行っていた「いなほ7号」、さらに大阪から来ていた「白鳥」の流れを汲む時間帯。
朝の上り「白鳥」相当のダイヤは、2016年改正で快速化されているので、これで上下とも白鳥から続いた特急の系譜は途切れる。
●秋田→青森 直通の快速新設
秋田19時20分→弘前21時31分→青森22時13分
新設と言ってるけど、要はつがる5号の代替。
秋田発で、
改正前 18時29分快速大館行き、19時00分大館行き、19時32分つがる5号
改正後 18時29分大館行き、19時20分快速青森行き
となる。18時台の快速(急行「よねしろ」の流れを汲む)を各駅停車化、19時台を快速化して青森まで延長する形。
一方、大館では、
改正前は21時04分につがる5号、21時21分弘前行き(下り最終)があったのが、改正後はこの快速の20時55分発のみ。
大館から先(弘前まで)では、最終列車が30分ほど繰り上げられ、快速化されることになる。
2016年の「つがる」減便の際は、代替の快速が設定され(下りは秋田発17時31分)、この区間で701系の運用が1つ増えた。今回は、既存列車の運行形態を変える形なので、車両運用はそのままか。
かつての快速「しらかみ」→「しらゆき」は、通し運転する列車でも大館以北は各駅停車だった。2016年に初めて大館以北・弘前まで快速運転する列車が登場したことになるが、今回、それに加えて青森まで純粋に快速として走破する列車が登場することになろう。
【21日追記】ダイヤ改正の告知では触れていなかったので勘違いがあった。今回の改正で、2016年からある弘前行き快速と、新設された青森行き快速の2本ができたことになり、そのどちらも終点まで快速運転すると思いこんでいた。
ところが、実際は、弘前行きのほうは大館から先は各駅停車(津軽湯の沢は通過)化されたのだった。快速と普通の運行順を入れ替えた形。弘前行きでの弘前までの所要時間・到着時刻は、10分ちょっと遅くなる程度。大館から先の快速の時間帯としては1時間遅くなる。
ちなみに、弘前行きを担当する運転士は、改正前後とも秋田運輸区の担当。秋田運輸区では、大館-弘前間で各駅停車の運転をした経験がない(特急や快速の経験しかなく、停まったことがない駅があるということだろう)人が多いそうで、労働組合がハンドル訓練(事前の練習運転)をするよう求めていた。
【14日補足】改正前の同時間帯の各駅停車を大館で乗り継いだ場合は、
秋田19時00分→大館20時46分、大館21時21分→弘前22時02分→青森22時52分 となる。
20年前の弘前へ行き来で、快速しらかみ/しらゆきと、花輪線の車両を使った弘前行きの乗り継ぎをよく使っていたとした。それと同じ時間帯に当たる。当時は、秋田を18時30分過ぎ、大館が20時過ぎ、弘前には21時過ぎ。少し短縮され、少し遅い時間になった。
【8月14日追記】この青森行き快速は、701系3両編成で運転されているとのこと。オールロングシートということになるが、平日は秋田からの帰宅ラッシュとも重なるため、収容力の点で妥当だろう。(以上追記)
●ワンマン化
普通列車で車掌が乗らなくなる列車が増える。
奥羽本線では、青森駅と新青森駅の短距離輸送を担う、青森-津軽新城11往復と、新青森駅発青森行き1本が、一気(全便かな?)にワンマン化。
弘前方面まで来る列車は、ワンマン運転できない3両以上が多い印象だけど、区間便は前から2両だったんだっけ?
新青森駅も青森駅も駅員がいるため、車内での運賃収受の必要はないから、そんなに問題にはならなそう。新青森駅の狭いホームの監視は大丈夫か。
羽越本線では、秋田-羽後本荘の午後1往復がワンマン化。
今も2両編成で、秋田発(14時27分)にたまに乗るけれど、混雑せず、乗り慣れた人が多そうだから、これも問題なさそう。
●ローカル線減便
・五能線
ダイヤ改正のたびに、東能代-能代の区間便がじわじわと減便されている。
今回も12時台の1往復がなくなるが、今回は臨時列車化という扱い。高校のテスト期間とか?
これにより、区間便は朝と夕方以降だけになるが、それでも9往復残る。
【2019年5月18日追記】
ノーチェックだったが、5月13日アップの陸奥新報サイト「JR五能線の終電繰り上げに「早過ぎる」」によれば、この改正で五能線青森県側の下り最終列車の一部区間の時刻が約50分繰り上がり、不満の声が出ているという。
改正後のダイヤは、深浦19時19分→鰺ケ沢20時15分→五所川原20時46分~21時18分→弘前22時16分。
新聞では「鯵ケ沢―五所川原駅間の下り列車最終便」が「50分も繰り上がった」としている。停車時間が長い五所川原以降は変わっていないのかもしれないし、深浦から鰺ケ沢までもそうなのかもしれない。
「鯵ケ沢町外から通勤する人は、仕事上必要な酒席を早々に切り上げる必要があ」るそうで、「JR秋田支社は取材に対し、需要が高い上り利用者の要望を受けてダイヤを見直したためと説明」。(以上追記)
・花輪線(盛岡支社)
盛岡-大館を通しで運行する1往復を、鹿角花輪-大館に短縮(盛岡-鹿角花輪1往復減)。通し運行は5往復に。
昼から夕方にかけては、時刻の移動や(鹿角花輪止まりと盛岡で)運行順の入れ替えもある。
・陸羽西線(仙台支社・山形県)
新庄19時34分発余目行き(下り最終の1本前)、余目21時28分発新庄行き(上り最終)の1往復を廃止。
上りは余目19時22分→新庄20時12分が最終になる。
【14日補足】近年は減便や駅通過があった北上線では、今回は変更がない模様。
こんなところ。以下、補足。
男鹿線の蓄電池式電車EV-E801系に関しては、増発や増備といった動きはなし。
一方、新潟地区と五能線など秋田地区には、電気式気動車GV-E400(過去の記事)の導入が予定されている。新潟地区では既に試運転が続けられ、2019年度中には営業運転開始のはずだったが、今改正では動きなし。秋田地区には2020年度導入の予定。
ところで、JR四国の改正では、徳島駅から出る牟岐線で利便性が向上する。
これまで発車時刻がバラバラだったのを、統一かつ増発して、徳島駅発毎時00分と30分といった「パターンダイヤ」を導入(ただし特急「むろと」2往復を減便)。高速バスとの接続も考慮する。
秋田市周辺でも、同じようにダイヤを分かりやすく、使いやすくできると思う。
2021年春には新しい駅ができるはずであり、秋田支社長もダイヤを工夫したい意向は示しているから、次の次の改正に期待。
※翌2020年のダイヤ改正について。