さて前回の続き バスを降りた、湖の先に雪を被った山が見えた。
あれがボコダ峰かな天山山脈の東の端だ。
あれ、しんしなーが、いない何処行った??
すると、しんしなーは馬に乗って戻ってきた。
「タッカー馬に乗れよ!はっはh」
外国に行って自己紹介すると僕の名字クワバラ というのとても発音しづらいらしい。
名前のタカユキのうち最初のタカは発音しやすいらしく。 たいがい、「こーるみー タカ」と言っていた。
だから、しんしなーはタカ、いやタッカーと僕を呼んだ。
「俺が交渉した、問題ない、馬で行こう」
「OK!」って 俺、馬乗れないし_| ̄|○
あと2頭の馬が現れた。
中学生位の子と小学生低学年の子供が馬に乗っていた。
チビのほうが僕に馬に乗れと促した。
そうか、おチビが僕、担当なのね。
どうせ通詞ないけど言った。 「いいかい、僕は馬に乗れない、解る、乗れません!」
ふっ なにやら軽蔑の眼差し・・・
谷の奥へ馬は進む、幸いポクポクと馬は進んだ。
僕の乗ったお馬さんも、すぐにコイツ馬乗ったこと無いじゃん!
と見抜き、いやいや歩いていた。
樹林帯を抜け、草原状になった所に出た。
するといきなり、ハアーハイ!と掛け声よろしく、馬は走り始めた。
僕以外の馬が・・・ あれ、あらりゃ ちょ、待て・・・・・・・・
100m程離された、チビが気がついて引き返したきた。
まったくもう厄介な奴と目が語っていた。
そして僕の後ろに回り、ハイ!ヤアーと僕の馬にムチを入れた。
やめろお~ ダメダメ、ダメ。 馬は疾走し始めた。
ポクポク歩いていた僕の馬はパカッパッカと両足を交互に走り始めた。
この後は地獄だった、なんとか振り落とされまいとロデオ状態。
やめれ~だから~馬には乗れないって 言ってるじゃん_| ̄|○
その後も森林帯はユックリ、僕にはピッタリ^ー^
草原は、激走、地獄、襲歩はやめて・・・・・
そして今晩の宿ゲルに着いた。
なんか長くなりそうだ、続きまするm(_ _)m ※ゲル 遊牧民の移動式住居のことだ。
おチビは不思議に思ったのだ。 馬に乗れないなんて?? もっと小さな頃から乗っているおチビは納得出来なかったのだろう。
ブレスオブワイルドでは上手く乗れたのに・・・・