前回の続き
秋の花トリカブト、
夜叉神峠の登りで見つけた?な看板
山登り行くと目的地の他、いろいろな指導標があるけど
これは、なんだろう?
うふ~んオジサンは、先に行ってもらった。
僕の憂いは無くなったと、思ったのだが。
僕が、歩き始めると
あの、ザックがデカイ、オジサンも歩き始めた。
それも、バタバタと中々のスピードでだ!
おお、この方は、もしや丹沢の「韋駄天の天人」であるまいか。
たちまち、僕を追い抜いていいった。 さすがだ。(゜д゜)!
しかし5分後・・・・・・・・・・・・・・
バタバタオジサンは、荷物をおろし、休んでいた。
息が荒い、はーはーゼーゼーハーハー苦しそうだ。_| ̄|○
この人も、うふ~んオジサンと一緒で、ちょと変っているみたいだ。
休んでいるバタバタオジサンを抜いて。
暫くすると、熊鈴の音が聞こえてきた。
女の人だ、この娘は、なかなかペースで登って来たので道を譲る。
僕は山登りの最初の2、30分は、必要以上にゆっくり歩く、
心肺機能が山モードに変わるまでに 2、30分位かかるらしい。
だから、登り始めは、辛いのだ。
その後、だんだんリズムを作りペースを上げていく
調子が良ければ、そのまま一時間半から二時間は、座って休みを取らない。
うふ~んオジサン、は先に行き、
バタバタオジサンは抜かし、
熊鈴娘も先に登っていった。
サルオガセの木が見えてくると、もうすぐ夜叉神峠だ。
夜叉神峠に到着、
残念ながら雲で白峰三山は見えない
うふ~んオジサンに、バスを降りた時に
「天気はどうですか?」と訪ねられた?
僕は、自分の希望もこめて
「晴れます」と、一言、言っておいた。
本当、晴れるといいね。
此処で休んでいた人達を
尻目に、写真だけ撮って先に進む
ちょっと降って
笹の海の斜面を見ながら急登に入る。
夜叉神峠の登りが比較的緩やかなので、此処の急登が結構キツイ
急登に入る手前で
熊鈴の音に気がついた
夜叉神峠の登りで先に行かせた
熊鈴娘だ。
夜叉神峠で休息をとっていたので、抜かしてしまったようだ。
やはり、いいペースで登ってくる、彼女はかなり山慣れているようだ。
夜叉神峠の登りで、僕を抜かした後、来ていた上着を
パッと脱いで、ザックに括りつけていた。
(山では、なるべく汗をかかない)の山の基本を守っている。
山の歩き始めは、兎角、寒いものだ、つい着込んでしまうが、
歩き始めは、少し寒いくらいで調度いい
暑いなと思ったら、サッと脱がないと汗で体が冷えてしまう。
この登りで、熊鈴娘はペースが合ったのか
僕と一緒に登り始めた。
で、話しかけてみた。
「今日は、どちらまで?」
「薬師の小屋まで、です」
お、息が切れてないね、バテていない証拠だ。
「お天気、良くなるといいね。^ー^」
「明日も、くもりのち晴れで、なかなか曇りマークがとれないんです。」
と、ちょと御機嫌ななめのようだ。
熊鈴娘と僕は、此処で5、6人の登山者を追い抜いた。
うふ~んオジサンも、ここで抜いてしまった。
急登は終わり、
緩やかな登りになった。
僕は、登山道の少し下にキノコを見つけたので、
写真を撮ろうと、道を外れた。
熊鈴娘は、先を急ぎ行ってしまった。
2時間近く歩いたので、一本立てた。
杖立峠は、休まず通過、
そして、山火事跡で、また一本立てた。
此処で、うふ~んオジサンに追いつかれた。
うふ~んオジサンは、先に行った。
休んでいると時折、晴れ間が見える
でも雲がなかなか取れない。
あ、バタバタオジサンが、大汗をかきながら登ってきた。
でっかい、ザックをぶん投げて休みを取るようだ。
あいからず、賑やかなひとだね。
僕は先を急ぐ。
この辺から(2300m付近)
紅葉がチラホラ出てきた。
ナナカマド
赤い実が沢山なっていた。
岳樺が増えてきた。
僕は岳樺の、ひんやりとした、木肌が好きだ。
薄皮は火種になるしね^ー^」
ちょっと撫でてみる、スベスベ、冷っとしている。ふふ^ー^
さて、辻山の鞍部に着いた
あとは、30分ほど下り気味に歩けば南御室小屋だ。
後ろから、バタバタオジサンがバタバタ降ってきた。
あ、
うふ~んオジサンに追いついてしまった。
なんか、ペースが落ちたようだ。
すると、立ち止まってしまった。
「あの、小屋はこちらでしょうか??」
道が降っているので不安になったようだ。
間違いないと思います。と答えた。
あと、5分も歩けば着くだろう。
携帯の繋がる場所に、看板が貼り付けてある、
さっき、AUもあったね。
この板に乗って話すのか落っこち無いのかな?
今晩の宿、南御室小屋に到着
テントの受付を済ませ、ビールを購入
此処2470mまで来ると紅葉している木が多くなってきた。
一番奥のが、僕のツエルト
テントは最終的に9張りになった。
ビールを飲んで、御飯を食べて
今晩は、中秋の名月を愛でねばらぬので、寝てしまう。
まだ、雲ったり晴れたりの天気だが、いかがなものか??
深夜
周りが明るいのに気がついた。
お月さんが顔を出したようだ。
おお、名月だね ^ー^
コンデジ手持ちで撮った写真なのでこんなもんで勘弁して下さい。
ちょっと、楕円だ
明日は主稜線の紅葉を期待して、また寝袋に潜り込んだ。
まだまだ、続きまする。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9/28 2015