7/2旅人 

山と旅が好きです。

池の平 湧水池から高草山。

2018年09月30日 | 近郊の山

さて前回の続き

二週間後の9/16、また三輪に戻ってきた。

 

 

高草山は、坂本からしか、登ったことがない。

案内板にはいくつかルートがある、三輪からは初めて登るのでどのルートからでも良いのだが、潮見平経由か池の平経由だな、池の平には湧水池というのがあるねえ。

柿田川みたいな湧水なのかしら?こっちが良いな^ー^

 

池の平経由で高草山に向かうことにする。

 

先々週訪れた時は雨。今回もガスが取れず霧雨状態だ。もうこうなると何処の山に行っても同じだあ_| ̄|○

途中にあったでっかいお屋敷、書生さんが住んでいそうな門構え。 

これまた、古い常夜灯だね。 

水車小屋跡か。 

ここも前回通った「山辺の道」なんだね。 

 

火事や非常時に鳴らすのであろう非常板。 

 

叩く木槌も古いね。

最近、使った様子もないし。 

 

道は集落をこえると途端に細くなる。 

 

 

 

 

 

ちょっと歩くと登山口を発見!!

彼岸花が咲いている。

良くしたもので、お彼岸になると咲くんだねえ^ー^ 

 時折現れる石の指導標。

時石に到着。

時計など皆が持っていない頃。この石に日が当たるとお昼の目安にしていたそうな。今は木に囲まれてしまったが。昔は茶畑で見通しが良かったらしい。日時計みたいなものだね。 

さて、この先が潮見平の標識は出てきたけど、池の平に向かう標識が無い。下の案内板にはここ時石が分岐のはずだが? 

よく解らないまま、ガスガスの山中を北側に向かって進んでいく。 

どうやら、池の平のコースにのったようだが、

何処に分岐があったのかは、解らない?? 

開けた処に出た。

朽ちかけたベンチがある、ここが湧水池らしい。 

 

想像していた、池などはなく。茶畑と看板とベンチだけ・・・・・・

どうやら此処によく水が出る井戸があったようだ。

なんか、がっかり_| ̄|○

道端に落ちていた栗の実、まだまだ青いなあ^ー^ 

湧水池を経て、潮見平を目指し南へ。 

一回、急登があったけど、高草山、山頂に到着。

ガスガスだあ_| ̄|○ 

 

鳥居と祠があるので、お参りする。 

高草山大権現 神様だね。 

 

天気はぱっとしないが、満観峰へ向かうのだ。 

続きまする・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

9/16         2018

 

 

 

 

 


いやんばいです

2018年09月19日 | 近郊の山

さて前回の続き。

大和田川上流遊歩道の降りだ。

「義経亭」 立派な休憩所だが、戸が開かない_| ̄|○

おお、此処も立派な休息所。

 

休み処、「ほそみち」

しかし此処も戸が閉まっていて、入れない_| ̄|○

 

手作りの堰堤が此処にもある。

おお、また休憩所だ、でもこれは・・・・・・・

トイレだね。^ー^

休憩所スペースもあるね。

 

今日の天気は、午後から雨の天気予報。

とりあえず今日の目的地、三輪へ向かう。

旧の東海道沿いに歩いていくと、「山辺の道」の案内板があった。 

「山辺の道」まあ、なんというか、山際を歩く道だな。

人家の脇や畑の脇を通っていく、車がこないのが、いいね!

 

何やら視線を感じて、見やると。

あらま、ベッピンさんのニャンコが僕を見ていた。

オサレな鈴を着けてもらって、

似合っているね^ー^

「三輪は、もうすぐだよ!」

そうか、そうか、じゃね。

 

三輪に到着、

いやんばいです・・・・・「いやんばい、」とは静岡弁で、いい天気ですね、とか、こんにちは、って意味かな?たぶん、いいあんばい が語源ではないかと。

三輪についた途端、雨が降り出した。 

う~~ん、雨の中、山に入るのは不吉で危険だ。

これは・・・・・・・また天気の良い日に歩くべきだ。

そうなのだ、そして時空を超え二週間後に話は続くのだ。

 

 

 9/2      2018

 

 


🐸の細道

2018年09月17日 | 近郊の山

さて今回の山旅は、

お気づきの方もおられるかと思うが、僕の山旅はほぼ二週おきだ。

で9月の最初の週は、天気が悪い。

グズグズしているうちに日曜日になった。かろうじて晴れマークのような雨マーク。まあいい、兎も角出発だ!!

「せねば、どっからか、行かねばなんねしょ!。」何処の方言なのだ?

 

ちょっと気になっている高草山に向かうつもりだ。

道の駅でバスを降り、蔦の細道に向かう。天気は曇り。

道は暫くは、沢沿いを歩く。

雨上がりのせいなのか??彼らの活動期なのか?、一歩足を出すと、二匹のカエルがピョンピョン飛び出す、

また一歩踏み出すとピョン、また一歩でピョンピョンだ^ー^ 

これじゃあ、蔦の細道では無く🐸の細道だあ^ー^」」 

静岡側の道は普通の山道、しかし岡部側は石畳が多い?

前回訪れたときには気にならなかったけど、なんでだろう~? 

大和田川上流遊歩道(堰堤巡り)とな・・・・・・・・

どうせ、暇だし行ってみる。 

これが堰堤か・・・

うん、堰堤だ。

しかし、この堰堤、明治43年に起きた豪雨災害で築かれた堰堤なのだ、重機など無い時代人力で大岩を運び積み上げ、作った偉大なる堰堤なのだ。

登録有形文化財指定を受けている。すごいね!!(´゚д゚`)

おお、なんか遊歩道っぽくなってきたよ。 

異常が発見か、 

遊歩道、崩壊です・・・ 

林道をそのまま進むと、立派な東屋が。 

そうだよな、有形文化財の堰堤だもの、テーマは堰堤、砂防だよな。

そして、誰も訪れない東屋にはスズメバチがお家を作るのだよ。_| ̄|○ 

いくつかの堰堤を越えどん詰まりっぽい所に出た、

また東屋。 

しかし、人力でこれを作ったってのは、並大抵の苦労では無かっただろう、推測するに静岡側ではなく、岡部側の山からこんな大岩を、運んだので 岡部側は、石畳のしっかりした道が必要だったのだな。

 大和田川堰堤巡りの遊歩道も、いよいよ終点に近づいた。

東屋を回り込み道沿いに登ると。ヤブヤブ、ボサボサ。

そっか、ここ何年も、人が来ている気配は無いもんね 。

此処で引き返すことにする。

おまけに、この時期は女郎蜘蛛の巣の最盛期で、巣が無くても、スパイダーマンのように蜘蛛の糸を吐きながら移動するらしく、道には蜘蛛の糸だらけ、手元に蜘蛛の糸よけの小枝を振り回さないと、顔に手にからみつくのだ。 

蜘蛛の糸を排除しながら、

続くのだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

9/2       2018

 

 


山窩考Ⅱ。

2018年09月09日 | 独り言

とある山小屋

裏岩手に進むべく起点となる山小屋だった。

セレブなババと無口な同行者。

話を聞くとセレブなババは「百名山は登ってしまったの、お、ホホホ。だから登りを残しを、登っているのよ、お~~ホッホッホ」

そうなんですか、登りの残しををねえ。

 

でだ。このセレブなババの同行者がカッコ良かった。とっても寡黙な人で、この方セレブなババなガイドのようだ、しかしなんか有名なガイドっぽく無く、かっこええんだ。なにもかも山のことは解ってますオ~~ラがあって、話す機会は何回かあったのだが無言、そして朝70~90リットルのザックに銀マットをザック内周の中に丸く入れてその中に荷を整え荷を詰めていた。

マットを外に付けるなんざあ、ど素人ですぜ。^ー^

 

彼の、所作、全てに山の人だった。山窩の末裔かもしれぬ。。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

9/9      2018

 

 

 


TJAR選手との出会い。

2018年09月06日 | 安倍奥

さて前回の続き

湯の岳から見た真富士山 

 

差し掛け小屋を経て湯の岳の北端に着く。

この辺はテント泊、適地だ。

湯の岳に到着。 

湯の岳から、結構しつこい登りをくりかえし、第二真富士山に到着。

夏富士が雲海から顔を出している^ー^ 

此処は二等三角点だ。 

ここからは、ちょっといやらしい急下降と急登を二回繰り返すと。真富士峠に着くヲイ平とのT字路になっている。

ここから第一真富士山まで少しだ。 

 第一真富士山に到着。

ここでも富士山!

例のごとく、何処まで行こうと決めていないので兎も角稜線沿いに進む。

あ、案内図があった。う~んっと。

よし!決めた。

 

一本杉まで行って俵峰経由で俵沢のバス停を目指すことにした。 

 

なんか久しぶりの大滝、水を飲んだけどあんまり美味くない。 

 大滝からのトラバース、引き落とし峠へ。

 そして俵峰、ユースホステル水月院のキャンプ場跡地に着いた。

あとは林道の歩きだ。

途中の林道にある、つづら折りの茶畑。

一見の価値ありですぞ。。^ー^ 

 

 俵沢の学校が見えたら。

バス停はもうすぐだ。

 疲れた体を俵沢のバス停で腰を下ろしていたら、なんかボロボロのヨレヨレで~すな登山者が、目の前を通り過ぎた。なんだありゃ・・・・・・・・・

 

そっか、今日はTJARの最終日だったんだ。そういえば行きのバスで望月将悟選手が応援の人達に囲まれているのを見たっけ。415km山超え谷越えロードを走り累積標高差27000mを超えまさに鉄人レースだ。たかだか30km程の山越えしてきた僕とは段違いの過酷な道程をを踏んでゴールまで後20kmの俵沢に降り立った勇者だったのだ。行っちゃったけど_| ̄|○。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、バスはこない・・・・・・・・・・・・

 

すると、名も知らぬジャガイモみたいな髭だらけのTJARの選手がヨレヨレで現れた。

僕は「がんばってくださ~い。あと少しです。」と声を出していた。

名無しTJAR選手「ここまできたら。」

名無しTJAR選手「ここまできたら、がんばりまーす。」

急にシャキとして、前を見て小走りにあるき出した。

 

 

 

感動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて今回の山旅は、これで終わりだ。

ペルセウス座流星群は20日まで、はくちょう座K流星群は極大日そんな日に山で泊まれば流れ星の一つや二つ、いや沢山の流星が見れるんじゃないかと出かけてみたが、生憎の曇り空。流れ星は少ししか見れなかったけど。差し掛け小屋があったり最後にトランスジャパンアルプスレースの選手と出遭ったり。面白かったな。久しぶりに感動してしまった。

 

 

 

 

あ~~面白かったな。

おしまいm(_ _)m

 

 

 

 8/18.19           2018