7/2旅人 

山と旅が好きです。

ありの~ 

2014年12月12日 | 寸又峡

前回の続き

小さな、山の住人と別れて、寸又峡へ降る。

沢口山に登るには、日向山コースと猿並平コースがある、往路は日向山コースだったので、降りは猿並平のコースを降ってみよう。

 

 登山道では、展望を得られる所は無い、日向山コースの方が明るくていいかな?

ちょっと、道を逸れて見ると。富士山が見える。

 寸又峡に近づくにしたがって、なにやら、ベース音が聞こえる。

ブンブンボンボンベンベン、なにかバンドの練習だろうか?

そういえば、朝、バスに乗るとき地元のオバちゃんが

「温泉感謝祭があるのよ|~良かったわね、ふふ^ー^」

ふ~ん、温泉感謝祭ねえ温泉関係者の歌や踊り、なんかだと思っていたけど。どうやらバンドも呼んで、いろいろと派手にやっているようだ。

 

寸又峡温泉に到着、歩いていると普段はチェーンソーでも振り回していると思われるオジサンが、寄って行ってください、と僕を呼び込んでいた。

ははーんこれが、温泉感謝祭のメイン会場なのだな。

すると、あのメロディが流れてきた。

ピアノの前奏 もしや、これは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「降り始めた雪は足跡消して」と、お姉さんの声、、

 

やはり、

 

もういいよ~と思うぐらい、聞いた。れりご~~ ありのままで ではないか。

 

お姉さんは大きな口を開けて

 

それももうやめよう。、、ありのまま姿見せるのよ

絶叫していた。


招いている会場は関係者と思われる、オジサンが二人だけ。う、無理

「後で、来ます」

と逃げ出した。。。。orz


 その後も、お姉さんの練習はつづき繰り返し、「ありのまま」になっていた。

 

 

 

寸又三山の一つ沢口山は数年前、若い学生達が遭難した山だ。

遭難があってそれから、整備が進んだのか マーキングはしっかりしているし、登山道は明白である。

しかし、昨年も一人行方不明の方がいるようだ。

登山道を歩いていて、思ったこと、登山道は尾根に付けられているが、登山道を少しでも外れると急峻な、ガレが多い事だ、ここに迷い込むと、にっちもさっちもいかない

たぶん、ガレの途中でアウトになるのであろう?

様は、マーキングの見えないような悪天候は避けるべきな山、すべての山はそうなのだが

 

今回の山旅は、秋から急に変わった冬の寒い旅になってしまったけど、最後は温泉にはいり、ほっこりした。

しかし、ありのままのお姉さんには少し驚いたな。

「これでいいの~自分を信じて~     少しも寒くないわ、」

 

ホントは寒いけど。

おしまい。なのだ、m(_ _)m

 

12/8 2014

 

 

松たか子ver(日本語吹替版)「Let It Go」

 

 


毛玉の正体

2014年12月10日 | 寸又峡

 

前回の続きなのだ。

足元には小さな足跡・・・・・・・・・・・・・

 

謎の毛玉の正体は??

足元を転がる毛玉はこの木の株の小さな穴に隠れた。

暫く待っていると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

お。出てきた。出てきた。  ネズミかな?

雪の中に潜り始めちゃたよ、この子は^ー^

何やってんだろね。 

あんまり、怖がらず巣穴から出てきて、足元で動きまわっていた。

可愛いね^ー^

なんて、名前なんだろ?? 

で、ぐぐってみたら。「スミスネズミ」というお名前らしい?たぶん。

 

 

ははは。可愛いねえ。

いい顔して、と 巣穴でカメラを構えてたら。

とっても、いい顔して一枚撮らせてくれた。

ありがと・・・・・・

 君はここで。冬を越すんだね。

元気で、良いお年を!!

 

僕はちょっぴり、暖かい物をもらって、寸又峡温泉に降っていった。

 

 

12/7 2014

 

 


沢口山へ

2014年12月09日 | 寸又峡

前回の続き

 

午前9時、寸又峡温泉を出発。

南アルプスは雪化粧だ

三日程、吹雪いていたからね。

信濃俣かな

 標高を1000mを超えたあたりから雪がちらほら。

風が吹くと、寒くて、痛い(>_<)!!

 

あ~腹減った。朝、作ってもらった弁当を開けてみた。

おっ!! オニギリ二つと、煮玉子、ブリの照焼、黒はんぺん、漬物、ドライフルーツ付きだ。

思わず、半分食べた。美味しいのだ。寒い季節なのでフリースの上着でグルグル包んできたので、まだ少し暖かい。ふふ

1300mを超えると雪が積もって、道は凍っている。

 二時間半で沢口山、山頂に到着、朝はピーカンだったけどだんだんガスが上がってきた。

深南部の山々がよく見える

池口岳、加加森山

信濃俣、光。

朝日、大無間山。

聖,上河内。

富士山は、十枚山の後ろだ

 道が凍っているので、ストックを出した。転ばぬ先の杖(ストック)だ。^ー^

今回の山行からストックは冬用だ。

さて、慎重に降るべえ

 

山頂を後にして、5mほど歩いたら、なにやら、毛玉のようなものが・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんだ、こりゃ???

 

次回に続くのだ

 

12/7   2014

 

 

 

 


寸又峡へ

2014年12月08日 | 寸又峡

イチョウの葉っぱが凍っている。

 

秋は終わった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寒い冬が来た

 

寸又峡周辺の山はまだ一つも登ったことがない、登ろうとした事はあったのだが、毎回ケチがついて、登れずにいた。

今回の山行は当初は、駿河徳山から大札山に登り稜線に出て縦走、板取、天水を経て沢口山から寸又峡へ一泊二日の予定だった。

しかし、先週はじめから、西高東低の冬型が強まり予定していた山域にも降雪が予想された。これでは積雪で途中敗退余儀なくされるかもしれぬ 

また、寸又峡の山は遠のくのか。。。。。。。。。。。。どうも相性が悪いな

 

え~い、予定変更、一泊二日はやめた。

冬型の弱まるであろう、日曜日に勝負だ!!

 

僕の家から寸又峡に行くのは一番のバスで行っても金谷の始発に間に合わない。前日の土曜日に奥泉まで移動することにする。

 

で、大井川鉄道に飛び乗った。国鉄の旧車両を使用をしている、風情があるね^ー^

でも、カーテンぐらい新しくしてもいいかも

 

 

千頭駅に到着。

ここまでくれば一番のバスに間に合うのだがここでは宿がとれなかった。で、ここから、アプト式の小さな車両に乗り換え、奥泉へ

 

 

これに乗って奥泉に向かう

ちゃんと、クリスマスの飾りが付いているね

車両に乗ろうとしたら、ポッチャリ太った、車掌さんが

「何処まで、行きますか」と尋ねて来た。ちょとビックリした僕は

「あわ、わわ。イズミ、へ」何、言ってのクワちゃん??

「あ。奥泉ですね、今、暖房を付けますね、あと2分で出発で~~す、お乗りになってお待ちください」 と、ポッチャリくん

 

あ、本当だここから温かい空気が出てるよ

なんぞ、これは?

ミシン、まさか

出発すると、ポッチャリくんが、やわら、こいつを引っ掴み、耳にあて、話し始めた。

これは、車内アナウンスのマイクだったのね

そして、奥泉へ到着、すっかり日が落ち、というか、山陰のためもう日が差さないのだ。

寒いので、予約した民宿へ急ぐ

 

 

翌日

快晴である、昨日は風が強かったが今朝は風も弱い。

朝日岳かな、今日も寒いねえ~~

奥泉は遺跡があり、随分昔から人が住んでいたようだ、都落ちの末裔では無い

この、彫像のワンコが良かった。

いい顔しているね~^ー^

 

よっしゃ、それでは沢口山に登ってくるぞ、ワンコ^ー^」」

 

続くのだ。

 

12/6.2014