7/2旅人 

山と旅が好きです。

阿伽陀

2017年09月03日 | 

今回は本のご紹介

(壇蜜日記)

ご存知、女優、グラビアで有名なセクシーなお姉さんだ^ー^

数々の来歴があるが

エンバーマー(遺体衛生保全士)・・・・・・

こんな勉強をした人が、

書くものは、どんなんだろう??


冒頭の1ページ目 

(この傷口に阿伽陀を塗ってくれる日はいつくるのかこの浮世。)

壇蜜日記から抜粋m(_ _)m

 

阿伽陀?? なんぞ???

いきなり、解らん単語が出てきた。_| ̄|○

阿伽陀・・あらゆる病気を治す霊薬。

この1ページ目を読んで、即購入してしまった。

 

前回の山行で、大谷崩れを降ったのだが、

バスの時間までたっぷりある。

休息ごと、この本のページを捲っていた。

 

登山道が終わりアスフアルトの道へ 

すると、ここで読んで下さいと、言わんばかりの白いベンチ

ここに、どっかり座りクルミパンなんぞを食べながら

本の続きを読む。 

本は面白く、どんどんページが進むのだが。

此処は、寒い、。・

普段三十℃以上の気温に慣れてしまっているので。

現在気温二十℃は寒く感じる。

大島の手前の墓地に東屋がたしかあった?

あそこなら、幾分気温が高い、あそこの東屋のベンチで続きを読もう。

 

東屋へ到着。

しかし、ベンチは無し_| ̄|○ 

壇蜜日記、独特の目線とウイットに富んだ文章。

お薦めです。m(__)m

 

 

9/3         2017

 

 

 


空へ

2015年12月20日 | 

この本を読んだのをは、十何年か前

 

内容はエベレスト大量遭難を題材に、いろいろな人にインタビューして出来た本だ。

登山家で執筆家である ジョン クラカワー

もちもん、この本の中心の ロブ ホール率いる公募登山隊に参加している。

営業遠征隊のルポを書くためにエベレスト登頂に挑む。

この時の遠征で日本人である難波さんという女性も参加している。

 

今年公開の「エベレスト3D」原案の本である。

 

死の地帯、デスゾーン起きた大量遭難、

この時の生き残り、また複数の登山隊のインタビューから

淡々とそしてハードな内容を記している。

デスゾーンにある遺体は、ほとんど回収されていいない。

此処にある遺体が登山ルートの指導票になっているという。

 

営業遠征隊は、エベレストの挑戦権のハードルをぐっと下げてしまう。簡単にいえばある程度のスキルがあれば、どなたでも の世界だ。

そして、あまりにもたくさんの登山隊に許可を出しすぎるのも、

この危険地帯を渋滞させる原因だ。

そして、この事故は起こるべくして起こった事故だったと思います。

 

日本の山でも、20人、30人のパーティを見かけるけど、人数が多ければ、多いほど統制が取れておらず、渋滞、迷惑を引き起こす事が多い。4,5人のパーティに分けて行動し、ポイント、ポイントで集合すればいいのに。

そういえば、こんな事があった。

ある日、電車で登山に行くであろう?格好をした二。三十人のパーティが乗っていた。近くにいた、オバハンに「今日はどちらの山へ、行かれるんですか?」と聞いてみた。

キョトンとした、オバハンは、近くにいた同行者に

「今日は、何処だっけ?」と聞いていた。オイオイ、もう遭難してるよ_| ̄|○

映画エベレスト3Dを見てこの本を思い出したので、書きました。

 

 

PS この方、「荒野へ」も書いてらっしゃる。

僕は「荒野へ」の映画「イントゥ・ザ・ワイルド」は、大好きな映画だ。

原作の「荒野へ」はまだ読んでいなかった、これは宿題だな。^ー^

 

 

 

12/20       2015


黒部の山賊

2015年12月06日 | 

三俣山荘、雲ノ平山荘、水晶小屋、湯俣山荘の経営者、伊藤正一氏

黒部源流域で山小屋を開設、

その仲間達、遠山富士弥氏、遠山林平氏、鬼窪善一郎氏、倉繁勝太郎氏、山賊の面々の物語だ。

久しぶりに一気読み^ー^

とっても。面白い本だった。!!


インターネットで得られる情報量というのは凄いけど。

やっぱり、本を読んで得られるモノとは違う気がした。


一番面白かった、逸話を一つだけ

(山に長くいると、ボケてくるようだ。街に降りると女性がみな美人に見える。

乗り物が怖い。夜でも屋外が明るくて、大勢の人が歩いていることが奇異に感じられる。

外出するのに金銭を持たずに出てしまう。

それからアスファルトの道が、なめらか過ぎて、どちらの方向へでも滑って行きそうで危ないような気がする。」)

実際、山賊たちの中でアスファルトの道がなめらかすぎて、

転んでしまった人もいたようだ^ー^


山登りの好きな方はもちろん

山登りに縁の無い方にもおすすめです。^ー^」」

不思議な、楽しい黒部源流域の世界を覗いて見て下さい。



12/6                        2015



 


2015年11月06日 | 

山に行くときは、必ず本を持っていく。

今年の秋のお供は、この本

「凍」 沢木耕太郎著

 

沢木耕太郎氏、深夜特急の作者だ、バックパッカーのバイブルだね^ー^

 

さて、この「凍」、主人公は山野井泰史、妙子夫妻。ギャチュン・カンの登攀を題材に物語はドキュメントで進んでいく。登山家として超一流のご夫妻、普段の生活ぶりや結ばれた馴れ初めなど、山屋のはしくれを自称している、僕にはとても、到達し得ない、厳しい山登りを展開していく。

雪崩に襲われ、絶体絶命の危機、下山のため、なんとか壁に支点を作ろうと岩の裂け目を探すが、目が見えない、山野井は手袋を外し、一番いらない指であろう、小指で岩をなぞり支点を作った。そして次は薬指で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

両手の小指、薬指、そして右足のすべての指を凍傷で切断した。

最終章で、ギャチュン・カンのBCへ同行する、山登り未経験者である作者が登場、山野井夫妻との信頼関係の厚さを伺えるエピソードだ。

読み応えのある、本だった。

 

おすすめです。。^ー^」」

 

 

11/6                  2015

 

 

 

 


空白の五マイル

2014年05月23日 | 

 

やっと、読み終えた 

一年前に買って、面白いのでいつも、読み残してページを閉じていた。

 

富幕山で泊まった時に、また初めから読み返し、

とうとう最後まで読みきってしまった。

 

地図上に残された空白を確認するため、単独でチベットへ

Googl earthで世界の隅々まで自宅で見れる今の時代

まだ、地図上で空白の部分、ある。

この場所に行きたい、行って見てみたい。

そんな著者と一緒に事の発端から、空白の五マイルの全貌を・・・・・・・・・

 

面白いよ、気になった方は是非、一読を。^ー^

 

 

 

ジャンル的に好きなので楽しく読ませてもらった。

最近の人ではサバイバルの服部文祥さんもいいなあ。