7/2旅人 

山と旅が好きです。

東アルプス

2021年06月11日 | 山梨県の山

日本アルプス 北アルプス、中央アルプス、南アルプス。

そして東アルプス、いわゆる奥秩父主脈の事である。

ここでは、雲取山~金峰山までの主脈縦走路とする。

今は昔

くわは、冬季にこの主脈縦走を繋げていた。

この頃には定職についていたので区切りうちで・・・ そして、最後に残ったのは大弛峠から甲武信岳の間だった。

甲武信岳~大弛峠。 一番アプローチが楽なのは甲武信岳への登山道を登ることなのだが、大弛峠からの下山がどうにもこうにも、悪い。

だから僕は冬季閉鎖になっている林道経由で大弛峠を目指した。

第一ラウンド、冬季といえるか微妙だが3月の終わり僕は、リングに立った。 どうせ林道歩き、一日で大弛峠に着くだろうと思っていた。 最初はツボ足・・・・ そして、膝上の雪、ワカンを履く。

標高が上がるにつれ、雪はどんどん深くなっていく。 ワカンを履きで膝上、傾斜増すと腰のラッセルになった。 こうなると、あきまへん_| ̄|○

まずは、目の前の雪を崩し、それからワカンを突っ込むしか無い。

小一時間喘いで、後ろを振り返ると。 そこには僅かな、頼りない自分の踏み跡があった。

こりゃ、無理だな! 二泊三日の予定で来たのだが、大弛峠までが精一杯だ。 南側の林道なので大したこと無いと思っていた俺が馬鹿だった。

恐ろしい事に、諦めの悪いくわは 第二ラウンドに続くのだm(_ _)m 定職についてふてくされていた・・・

久々の敗北と吹っ切れ感のあった、山行だった^ー^


ヒルが寝てる間に・・・・

2020年01月20日 | 山梨県の山

 

さて今回の山旅は

なんか久しぶりのフレーズだな^ー^

 

8月の再骨折からはや4ヶ月、さてどの山にいこうか?

足はまあ六割位復帰したかなって感じ、まだ7時間も8時間もかかる山は無理だ。近場で行動時間が4,5時間で、平らな道がずっと続き山頂に至るような山はないかな?

平らな道で山頂へ・・・・・・・それは山じゃないな_| ̄|○

 

地形図を眺める。せっかくだから、まだ、行っていない山にしよう。

近場では、そそる山が無いなあ、山梨県で一番近くて登っていない山は?

お!、貫ヶ岳が登ってないね、ヒルが出るので敬遠していた山だ。アプローチは新東名高速道路を使えばかなり時間を短縮できる。

 

そうなのだ。昨年の春、山に出かける機会も増えるだろうし。昨今高齢者の事故も多いので、自動ブレーキの付いた車に買い替えたのだ。しかし春と夏に骨折をして遠乗りはしなかった。

僕はあまり車の運転は好きではない、運転もさほどうまくもないし、渋滞も苦手だ。あーでもないこーでもないとのびのびにしていたが。

2019.12/20 天気も良いいし、今日は絶好の好機でしょ。

自宅を9時に出発、新東名に乗り新清水インターで宍原に到着、ここまでは順調順調。

そこから枝道に入って中沢まで行くのだが、この道がガードレール無しの細い道やだなーこわいなー、こんなときに限ってダンプとか来るんだよな。

 

幸い大きな車は来ず、登山口となる中沢公民館に到着。やれやれ・・・・ 

随分大雑把な案内看板があった。順調に登って4.5時間のコースだ。

今の僕には手頃だ。 

少し林道を登ると、登山口へ 

マムシにヒルか、5月から10月くらいまでは、登山適期ではないね。 

貫ヶ岳の登山コースは、周回できるのだが矢口登山口は通行止め。

行って来いをするしか無い。 

標高600m位までは植林帯の緩やかな登りが続く、ありがたい。

しかし、そこから稜線までは急登だ。足がもつかな? 

 

急登をなんとか登り、ほぼコースタイムどおりで稜線に出た。 

 

小ピークを三つ越えて、次のピークが山頂だ。 

天気は快晴。 

 

貫ヶ岳山頂は展望は良くない。

 

ここでオニギリを一つ食べた、美味い。

久しぶりの山だもんな。

なんか楽し嬉し。fふふ 

 

天気は良いし、展望の良いところ晴海展望台まで行ってくる事にした。 

下部は植林帯だが、稜線は雑木が多く明るい道だ。

晴海展望台に到着。

ここは見晴らしが良いね^ー^ 

 

富士山。快晴だあ!うれしい^ー^

前回の記事から二ヶ月。ウォーキングをし、近所の山には 何度か登っていた。でも、ちゃんと計画をたてて山登りをするのは久しぶりだ。

当たり前にしてきたことが出来なくなると有り難みが分かる

 

愛鷹連峰 。

駿河湾。 

車を駐めた中沢公民館も見える。👀

15時までには降りたいので、引き返す。 

風もなく今日は、一日快晴だ。^ー^

写真は撮らなかったが、樹間ごしに白峰三山や、奥秩父方面も見えた。

 

急登を降り終え、樹林帯へ。なんか此処が長く感じた。 

なんとか無事に、登山口に到着。

駐車場に出る手前にこの看板があった。 

僕はヒルに何回も噛まれているが、その後がひどいので、なるべくヒルは遠慮したい。

ヒルは10℃以下になると活動を休眠するようだ、二年位の絶食に耐え、ー5℃位までは耐えられるらしい、静岡あたりだと2000m位標高が無いと、ヒルは生息できるようだ。ヒルは噛み付いて血を吸う、その時ヒルジンという血液凝固を防ぐ毒をだす。それ故、後で血が止まらなくなるのだ、おまけに唾液にはモルヒネと似た成分の麻酔成分があるので、噛まれても気が付かない事が多いそうだ。 

よく増えた鹿がヒル拡散の犯人にされるけど、僕たち人間も拡散に一役買っているようだ。

なんかヒルの話をしていたらむず痒くなってきた。

 

これで今回の山旅は終わりだ。

復帰第一戦の山だったけど、天気は良いし風はないし、とっても気持ちよかった。

 

しかし、

降って一日たったら、また足がシクシク痛む。完全復帰までは、まだまだだ。

お終い m(_ _)m

 

 

12/20    2019

 

 


びっくりぽん 深草観音

2015年12月17日 | 山梨県の山

さて前回の続き、

今回の山行で時々出てきたこの看板、「マツダランプ」ってなんじゃい?

で、gぐぐってみた。

「マツダランプ」明治時代、白熱電球を作っていた東京電気のこと

東京電気は芝浦製作所と合併し、TOSHIBAになったのだ。

マツダランプの(マツダ)は、

ゾロアスター教の主神で光の神でもある「アウラ・マズダ」に由来するそうな。

閑話休題






さてさて、深草観音へ

岩堂峠から少し歩くと深草観音に着いた。

 

ここは、かなりの歴史由緒のある場所らしい?

この奥だね、今日は天気が悪いので

視界が狭い。






ウヒャー、この上にあるのが、深草観音か (゜д゜)!

こりゃ、びっくりぽんや!


この梯子は、20mくらいあるかな??

梯子には 

奉納 昭和3年4月十二日 甲府市緑町 河安里吉安右エ門とある

 うえ~、先が見えない

 

高さは20m位、斜度は60度、70度は、あるかな

今日は雨、滑りそうだな

ここまで来たら、行かねばならぬ

 

向かって右側に、足場を切ってある巻道があった。

で、登ってみた

 

岩をくり抜いた、入り口

あれあれ、またボケボケだ。

恐れ多くて、フラッシュを 焚かなかった。

真っ暗だあ、語弊だけ薄っすら見える。

内部は畳三畳くらいかな?

梯子側の入り口は と

 

梯子は、ここから見ると

垂直だね。(゜д゜)!

 深草観音から、出口

狭いので、ザックが引っかかる。

この、深草観音のある

岩の大きさは、

梯子が20mあるとして、まだその上が10m位あるので

10階建てのマンション位は、あるんじゃないかな??

巨大な岩だね。^ー^

 

こういう場所とはつゆ知らず、

本当にびっくりぽんや

 

 

 

 

この石仏のお顔はとても、綺麗だった。

デジカメを向けたらちゃんと、顔認識をしたよ。

 

 ボケちゃってるけど

この仏様もいいねえ^ー^この人の良さそうな、お顔。

 少し降ると

水場があった。

深草観音を離れ、下っていく。

石の道標があった。

「右、岩と山みち、左 山みち。」とある

確かに、右にある深草観音は 岩も岩、巨岩 だった。

 山道を下りきると

林道に出た。

 

林道にあった、山の神にご挨拶して

積翠寺のバス停を目指す。

林道に出てしばらく歩くと

積翠寺、バス停に到着

僕の持ってきた2013年度版の山と高原地図には、

ここのバス停は一日16~9本甲府行のバスが出ていいるはずだった。

 

 

 

しか~し

土日は7時54分、一本だけ_| ̄|○  あは

 はいはい、甲府まで歩けばいいんでしょ、

はいはい

5kmね、な~に飛ばせば小一時間だあ^ー^」」

 

そして、雨がまだパラパラしている甲府駅に着いた。

今回の山旅の終着点だ。

 

 

今回の山旅は、当日、慌てて考えた計画だった。

始めて、行く山域で天気が雨というのは、

なんか久しぶりに少し緊張感のある山行になった。

兜山も天気のいい時に全容を見ながらまた登ってみたい。

深草観音のスケールにはびっくりした。

天気は悪かったけど、なかなか楽しめた山旅だった。

 

あ~~面白かった。

おしまいm(_ _)m

 

 

12/13                 2015

 

 


兜山 岩堂峠

2015年12月16日 | 山梨県の山

さて前回の続き

沢沿いの道をしばらく進むのだが、ここの沢は、雨のせいではなく

白く少し濁っている、下部にたくさん温泉があるせいだろうか?

 

この辺の山域は始めて訪れた。

棚山、要害山、帯那山、鹿穴など面白そうな山が沢山ある。

そして、山と高原地図には載っていない、ルートもあるようだ。

 相変わらず、冷たい雨が体温を奪う。

 沢を離れ、登山道は稜線を目指し登っていく

大きな岩が道を塞ぎ、回りこむ事が多くなった。

 この岩はデカイねえ

カメラは完全防水仕様なのだが、レンズが曇ったり

雨のしずくがレンズに付いてボケボケ写真が多い、あしからず。m(_ _)m

 やっと、稜線にのったようだ。

 そして、兜山山頂に到着

誰もいない・・・・・・・・・・・・・・・

 寒い寒い、お茶だお茶、チャイだ。チャイ

チャイと、紅茶をいただきながら、パンを食す。

 なにか、(わ)、な木だな。

昼食を終えて、稜線を岩堂峠へ向かう

お、此処にも

山と高原地図に無い道がある。

夕狩沢からもこの稜線に登れるんだね^ー^

 新しい案内板の上に

手書きの案内板が、味があるねえ。

 兜山から下りきると林道に出た。

しかし、車が入るのもここまでようだ。

 岩堂峠へ登りの途中、苔むした石塔が

すっかり、苔に覆われ文字が見えず、

なんの石塔なのか、解らない?

 今日は、雨で登山道が滑りやすい。

足を滑らした、チョキ(鹿)

 岩堂峠に着いた

どうやら、この辺は甲府自然林休養林としてハイキングコースがあるようだ。

次回の課題だね^ー^

 此処は三叉路になっている

鹿穴だって~

うん、興味あるねえ^ー^

今回の山旅は全然、下調べしていないので、

謎が多くて、面白い展望はまるで無いけど

深草観音ってなんぞや??

 

次回は深草観音へ。

 

 

 

12/13            2015


兜山

2015年12月15日 | 山梨県の山

 

 さて前回の続き、

今回の山旅は、山梨市の北にある小楢山に行くつもりだった。

僕が調べた時には、

週間天気予報は、土曜日が雨で、日曜日が晴だった。

 

前夜で出発し、日曜日の朝から登る予定だった。

しかし、天気予報は変わり、日曜日に雨マークがついてしまった。

 

もしかしたら晴れるかもと、思っていいた朝、雨がシトシト。_| ̄|○

となると、当初の予定はボツ、

急遽考えた、計画は山梨市から兜山を超え、岩堂峠、そして甲府へ

 

 

小雨が降る中、

山梨市を出発。

 

この周辺の山を登ると、皆さん立ち寄る

「ほったらかし温泉」の分岐

 あれが、兜山かしらん??

雨は、小雨だが

止んだかなと思うと

合羽に当たる雨の音で、まだ確かに雨が、降っていると、

実感させる・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

この辺りは、桃源郷といわれていて

桃の産地だ。

最盛期に訪れてみたいねえ。

 桃も産地だけど

山梨といえば葡萄もね

 

おお、

あるある

もう、収穫も終えて

取り残りの、葡萄がちょっと残っていた。

 まだ、つやつやしている、

一個、もらちゃった!! ^ー^

 う~ん

ボケボケ

というか、レンズに雨が付いている

まだ、里は紅葉がある。

里から、フルーツラインとかいう農道に一段上がって

兜山への道を探す。

この、流しそうめんが怪しいのだが? 

等高線と地形図は得意だが、里 町中は、よく分からん

苦手だ。

 今回は、地形図は小楢山しか持っていず

山と高原地図で見ているで、情報に乏しい

 

暫く歩いて、間違いに気がついた。

やっぱり、「流しそうめん」が登り口のようだ。

 

さっきの看板の横に、兜山の文字が

これか。・。・

 現在は営業していない、兜山流しそうめん

なにゆえ、二宮金次郎の銅像が??

ちょと、変わった所みたい??

林道を歩いていくと

立派な建物、入り口で枯れ葉を掃いている、お兄さんがいた。

 

その建物沿いに林道は続いていた。

この建物は煙火工場のようだ、花火だね^ー^

吸い込まれるように建物沿いに進むと。お兄さんが

「道は、こっちですぜ」と教えてくれた。 →→→

此処から沢沿いの登山道になった。

 やっと、分岐が現れ

ホッとする^ー^

駐車場とトイレのある場所を超え

ゲートに出た

熊出没注意  か

どうやら、クマがいるらしい、これだけ暖かいとまだ冬眠してないね。

少し歩くと看板が

クマじゃなくて、

猛獣なのか!!!(゜д゜)!

春日居中学校、公認だから、猛獣がいるのだろう。

も 少し歩くと、また看板が

 

これは!!

これは、赤い目、真っ黒な体  

これは、クマでもなく、猛獣でも無い

 

これは、悪魔だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この、山には悪魔がいるのだ、 オーメン666 

これも、春日居中学校の公認だから

悪魔もいるのかもしれぬ。。。。。・。・

 

そういえば、今日は13日、

13日の日曜日だ。     関係ないか^ー^

 

猛獣と悪魔のいるやもしれぬ山に、入ってくのだ。・。・。・。・。・。・。・。・。・

 

 

次回へ続きまする

 

 

12/13            2015