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7/2旅人 

山と旅が好きです。

十三時三十分発!

2018年08月25日 | 安倍奥

さて前回の山旅の続き。

シモツケソウが足元に咲いている。

 

 

大谷嶺の合間から、山伏。

地味な山容、やっぱり山伏は見る山ではなく登る山だ。

八紘嶺、手前のピーク。結構遠いね。 

安倍東山陵は、ガスが流れている。

ピラミッドな北岳

そして間ノ岳。 

山頂まであと少し

振り返ると

いつも、山頂と騙されるピーク 

そして、八紘嶺に到著。

誰もいない、林道が通れないとなると、人が来ないのだ。_| ̄|○ 

ここの三角点は、もう丸味をおびちゃって風格充分だね^ー^ 

五色の頭 此処までの道は結構悪い。

五色の頭からは、ゆるやかな登りが続く 

空に立ち枯れの、真っ直ぐな木が。。

かっこいい ね^ー^ 

大谷嶺に到著。

ここで一服。

時計を見ると、なんとか13時30分のバスに間に合いそうな感じ。いつもはガラスの膝を庇って、降りは慎重にゆっくり降るのだが・・・・・・・・何故か今日は、ぶっ飛ばすか と悪魔の声が囁いた。 

それは、大谷嶺を少し下った鞍部。

紅顔の美少年頃何度も降りたことがある。富士山の砂走りな感じでザクザク降れるしかし、少し不安定で先輩が転んで大怪我をしたことが、あった。

ここを降れば、30分はショートカット出来る。

また、悪魔が囁く 「降りちゃえ、降りちゃえ!!」

 

 

いやいや、いかんいかん・・単独行だし事故を起こしたらいろんな人達に迷惑がかかる。やっぱり登山道をちゃんと降ることにする。

新窪乘越に到著。 

何故、13時30分のバスにこだわるのか??

静鉄バスの安倍線は二時間に一本しか無い、一本逃すと二時間待ちだ。つまりビールを飲む時間が二時間遅れる、お預けなのだハアハア。。。

よっしゃー、13時30分に向けて飛ばすぜ。 

ガンガン降り、林道へ降り立つ。

勝手知ったる、大谷嶺。林道から大谷川沿いに降る脇道に入り真っ直ぐ降る。途中、慌てているせいか道を間違えた。枝沢に出てしまった。え~~いしゃらくせえ!!靴を履いたまま沢を下る。濡れれば乾かせば良いのさ^ー^

そして、大谷嶺の麓にある別荘地、ここに13時までに着けば合格だ。

 

 

が、しかし到着したのが13時10分_| ̄|○

途中二回ほど転び、あちこち痛い。久しぶりに飛ばしたので膝も相当負担があったようでガクガクする。トボトボと新田に降っていく・・・・・

 

次の日、案の定、膝は痛み 筋肉痛、転んだ打撲痛、

今、後悔している・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

やはり、山は慎重に、安全に降るべきだ。

 

今回の山旅は、毎度おなじみの安倍奥でお泊りだった、まだ日中は暑いのだが朝晩はヒンヤリして少し秋の気配を感じた。夜、外に出たら火星がデカかったな^ー^

 

おしまいm(__)m。。

 

 

 

 

8/4.5           2018

 

 

 

 

 

 

 

 

 


安倍峠、再訪。

2018年08月23日 | 安倍奥

今年の夏は暑い、連日の暑さでバテ気味だ。

たまの休日エアコンの効いた部屋で、ビールでも飲みながらゴロゴロしてればいいじゃん!!と思うのだが・・・・・・・悲しい性

山好きの血が、どうせゴロゴロするなら、気持ちのいい山に行きましょうよと、 また安倍峠で幕を張ったのだ。

 

 

安倍峠への通行止めは、まだ続いている。 

現場も、な~~んも変化なし。 

先週は台風で、その爪痕が。

林道に小枝や倒木がある。 

それでも、いつも安倍峠は静かだ・・・・・・・・・・・・・・・・ 

ここのところ、二週おきに安倍峠に泊まっている。

いつもの夏なら朝晩は標高1400mの安倍峠は、寒いくらいだった。今年はムシムシ暑く爽やかさに欠ける。

今回もアブが多くルナーソロに入ったら、中で三匹の凶悪そうなアブがブンブン舞っていた、どうやっても出ていく気配ないので三匹を撃墜。防虫ネットを締める、が しかし中に入ろうと新手のアブがなんとか入ろうと体当たり攻撃を繰り返す。こいつらはデコピン攻撃で撃墜・・・・・

疲れた_| ̄|○

雷警報が出ていたので、焚き火も控えて幕に入った。

夜半から早朝、寒いくらいだった。秋が近いのかな。^ー^

 

次の日、晴天である。

安倍峠から八紘嶺に向かう。

八紘嶺への道は、駐車場のトイレから登山道は始まる、道は稜線沿いに登っていくのだが途中からトラバース道になってしまう。で中途の尾根に出るのだがなんか上り下りもあり、無駄な気がする、このまま稜線沿い行ってしまえ^ー^

 

今年の初夏、安倍峠から林道ではなく稜線沿いに歩いたので その続きだ。ガレがあろうが、ボザがあろうが稜線沿いに進んでみた。

 

下生えは薄くヤブは無い。明るく気持ちの良い尾根道だ。

そして、ガレ場で道を塞がれることもなく、富士見台に着いた。 

これはありだな、トイレのある駐車場からの近道になる。 

まあ、なにはともあれ八紘嶺へ向かうことにする。^ー^

 

続くのだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

8/4.5        2018

 

 

 

 

 


渇き

2018年08月11日 | 安倍奥

 

さて前回の続き。 海の日は山に行こう、最終章なのだ。

十枚峠へ登り返すと雲海が広がっていた。 

しかし風もなく、暑い日になりそうだ。 

展望はバッチリ

赤石岳。 

下十枚山に到著。

なんか今日は調子いい感じ。 

少し下った所から、岩岳。

ちょっとカッコイイ! 

とっとと、足が前に出て、あっという間に地蔵峠へ。 

地蔵から青笹へは、久しぶり。

急登が少し続くけど、すぐに仏谷山。

こんなに良いところだだっけ^ー^

このあたりから、やけに喉が渇く。

これは脱水症状なのか??。

 

口の中がネバネバして、10分おき位でペットボトルに手が伸びる。 

そういえば、昨日の夜、一日行動してかなり汗もかいた。しかしあまり喉の渇きがなく、あまり水分を取らなかった。 

今になって、やけに喉が渇く・・・・・・ 

2リットル程水は持っているのだが、このペースで飲んでいると午前中どこではなく、二、三時間で無くなるかもしれぬ。

今回の山行は何処まで行く、とはっきり目標があったわけではないので一番近い水場。浅間原の水場に向かうことにする。

 

強い日差しのなか、青笹山に到著。

青笹山に着いて 浅間原まであと少しだと思い。グビグビ飲んでしまう。

喉が渇きすぎる、おかしいぞ俺!!

ガスが少しとれて、富士山が姿を現す。

右側の雲が噴煙みたいだ。(・o・)

オジイサンが行くと言っていた、田代峠方面。笹に覆われている。 

やっぱり、通行止め。行かないよね、これじゃあ。

オジイサンはあれから無事に下山しただろうか。? 

青笹から浅間原への道は刈払いをしていない。_| ̄|○

時折、押し返される程、密集している、なかなか手強い。

倒木もあるし。 

途中見つけた、不思議な物体。

エイリアンのたまご、なのか???(´゚д゚`)

 

オオシラビソの実でした。

なんかトゲがあるんだね。

 

すぐ着くと思っていいたら、笹薮に苦労してヒイヒイで浅間原に到著。

冷たい水が飲みたい、ハアハア。。。。。 _| ̄|○

稜線から 約十分、貴重な水場だ。

そして、とても美味しい水だ。

木の根っこから湧き出している。^ー^

ここで、生き返る・・・・・・・・・・・

しばし、ぼ~~~~っとする。 

少し離れたところにも水が湧いていた。

こちらの水も美味しそうだ。 

 

渡村方面に下ることにする。

道はほぼ送電線沿いについている。

下れば、下るほど気温が上がっていく。水はいくらでも飲める感じだ。

  

植林帯の道だ。

振り返って道を見ると不自然に棒きれが転がっている。 

まあ、こんなふうに棒切や木が不自然にとうせんぼしていたら、こっちは登山道ではないぞよ、と教えてくれているのだ。 

登山道から、林道に入った。 

お、ちょっとオサレな手作り杖、もらっていこうかと思ったけど。sinanoの三節棍を持っているので、もとに戻した。^ー^ 

どうすれば、このようにカーブミラーが壊れるのだ。 

渡村の新しい橋が見えたら、バス停はもうすぐだ。 

下渡のバス停に到著。

この先の大河内橋を架けかえている。

ケーブルエレクション工法。

初めて見る工事だ。❣

浅間原から下ってくる沢は黒ん沢という沢で、何回か沢登りで登ったことがある。七つ釜がきれいな沢だ。近年、ヒルが沢山いるらしい。前はいなかったのに。

そんな沢の近くを下って来たので、一応靴を脱いで下半身を点検する。

 

ぎゃ~~~~!!

ヒルだあ、靴紐の間でもがいていた。

慌てて引っ剥がす。

炎天下で日あぶり刑にしてやった。

ヒルも退治したことだし、この山旅も終わりだ。

 

今回は久しぶりに山に二泊した。 三連休に安倍奥に来る人も少なく安倍峠への道の通行止めも影響していいるんだろうが、出会った登山者はオジイサンと夫婦連れ、三人だけだった。猛暑の影響なのか、アブが多い。

現在まで遭難、行方不明のニュースは無いので例のオジイサンは無事安倍川方面に下ったと思われる。あの調子では十枚峠の次は地蔵峠で一泊だろうし^ー^

三日目、あんなに喉の渇きを覚えたの久しぶりだった。夜も暑かったしね。水分補給は難しい、飲みたくなくても、少しづつ水分補給するというのが、たてまえなのだが、なかなかね。

しかし、3日とも天気は良く。虫と暑さにはまいったけど。

面白かったな、うん!

おしまいm(__)m。。

 

 

 

7/14.15.16        2018

 

 

 


彷徨える登山者Ⅱ

2018年07月29日 | 安倍奥

さて前回の続き 海の日は山に行こう その3なのだ。

 

十枚峠で一服していると、山梨側からゴソゴソとなにやら登ってくる気配がする。

クマちゃんか??、すると山頂で逢ったオジイサンが登ってきた。

オジ「水場、無いですね・・・」

く「そっちは、反対側ですよ!コンパス持ってますか?」

オジ「・・・・・・・・・・・・・・・」

いいですか、コンパスを出して方角を示し、水場は西側、あなたが降りたのは東側。オジイサンに納得してもらう、なんかヤバそうなので、ちょっと話をした。

オジイサンは、梅ヶ島温泉から山に入り、昨晩はワサビ沢の頭のちょっと先で、泊まったようだ。

山に来るのは久しぶりらしい、よく話を聞くともう山に二泊している。一晩目は安倍峠と八紘嶺の分岐の駐車場で幕を張ったそうな。

え!!梅ヶ島温泉から一時間くらいだよ。昨日泊まった所はそこから三時間くらいのコースタイムだし。なんかな~~。

何処まで行くか尋ねると「樽峠」と答えた。

樽か、ってことは青笹から下り田代峠へ。そこから砂子、赤岳、高ドッキョウそして樽峠に下りるつもりだな、このペースではあと3日はかかりそうだ。

このままだと遭難しかねない。オジイサンに青笹から田代峠への道は結構前から通行止めになっている事、無理しないで安倍川に下りたらどうか、バスも出ているし。などどと諭す。

食料は10日分背負っているらしい、しかし水場が樽峠まで下らないと無い。 

 

まあ、なにはともあれ一緒に十枚峠下の水場まで下る。10分弱で1つ目の水場に到著此処は少し斜めだけどテントが二張位、張れる。

ジイ「私此処で、テント張りますよ、ありがとうございました。」

長々と話し込み、水を汲んで稜線に戻るのも億劫になってしまった。アブも多いし。もう一つ下の水場の小屋に泊まることにする。

 

ヤカンと山小屋、以来だね。

お、ヤカンがあったあった。^ー^

しかし、あれから人が泊まった気配はない。

十枚を泊まりで来る人はいないだろうし、稜線からも離れているかね。

 

二日目で残り少ないスコッチをチビチビ、鳥のレバーの缶詰をチビチビやる。

美味い美味い。。。^ー^ 

お酒は少ししか無いので、酔いが浅い。

山では、いつも七時位には寝てしまうのだが。

十時くらいまで起きていた。

昨日話したオジイサンは、秋田出身で狩野川台風の時伊豆に仕事に来て静岡が気に入って、移住したそうだ。山歴は、あまり無さそうだ。危なっかしいのでいろいろ話した。けどキッパリと下りなさいとは、言えなかった、気持ちは伝わったと思う。人柄は良い人なんだけどなあ、

地図はコピーした物を持っていたけどコンパスは無し二度も反対方向に行ってしまった。コンパスは必須だね。

 

翌朝、今日も良い天気だ。しかし暑い。

夕べも暑いくらいだった。

十枚峠へ登り返す。そういえば沢コースは復旧したようだ。

 

展望のきくところに出ると、雲海だね~~ 

 

そして、またもや。続くのだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

7/14.15.16            2018 

 

 

 

 

 

 

 


彷徨える登山者

2018年07月26日 | 安倍奥

さて前回の続きだ。海の日は山に行こう、その3なのだ。

笊と布引岳、展望は、ばっちし!!

昨夜の夜は、例のごとく鹿が挨拶に来て起こされた以外、けっこう寝たはずだけど体は重い、足が前に出ない。暑さのせいだろうか?

ヒイヒイしながらバラの段に到著。 

二等三角点だ。 

八紘嶺から七面山への稜線、

何故か雪がある時期に歩いた記憶が多い。今度、紅葉の季節になったら行ってみよう!

砥石のガレ沿いの急峻なコブをいくつか越える。

そして平坦な場所に出る。

安倍奥で一番好きな森、ワサビ沢の頭~大笹の頭だ。

途中にあるサルノコシカケの木。

 

ここまで大きくなるには、どれくらいの歳月が必要なんだろう?

相変わらず気持ちのいい散歩道を歩いていく。 

そして大笹の頭に到著。

ここからは二重稜線のアップダウンが始まる 

小さなサルノコシカケがいっぱい、くっついている木

なんかちょっと不気味。。。

大光山に到著。風の無い日だ。気温は30度近く暑い日だ。

ちょっと、バテ気味_| ̄|○

三角点が地表から飛び出ている。

指導標が好物な木^ー^ 

十枚山へ向かう指導票に下に小さな字で、 

市街地まで40km位と書いてある。トレランの人達の書き込みだね。

ここから市街地までどれくらいあるのか?なんて考えたこともなかった。

いったん降ってまた平坦な道へ、

此処もけっこう良いところだね。 

しかし山梨側はガレているところが多い。 

 

雷の木だ。

もう少しで十枚山だね。 

中まで炭になっている。

十枚に近づいてくるとこんな場所もある。

開けていて気持ち良い。 

 

 

あ‥、上十枚、みっけ!! 

やれやれ、上十枚山だ。 

一人、先客がいた。

「あの地元の方ですか?」

と声をかけられたのだが、しかし頂上付近はアブでいっぱい、落ち着かないのでいったん降って様子を見る。 

 

ちょっと荷物おろし、また頂上に、へいへいなんでござんしょうか?

先にいた人はまあ、オジイサンだった。 

ジイ「あの、水場があると?」

く「十枚峠を降ると水場があります。往復20分位かな?」

ジイ「ありがとうございました」とジイは、直登コースへ降り始めた・

く「ちょ、ちょっと、そっちじゃ無いですよ!」

ジイ「はあ、、」

く「地図待ってます?」

ジイ「はい持ってます」コピーした地図を見せてくれた。

く「いいですか、いま此処にいます南に向かって十枚峠から西に下れば水場です。」

ジイ「すいません、わかりました~」

わかったのかな~?

ちょっと心配だったけど。こっちは、こっちでいろいろあるのよ。

弁当を広げ、虫を追い払いながら、ご飯を食べる。今日はどうしようかな?兎も角。水を汲んでこなけければ、ならないのはジイと一緒だ、まあともあれ十枚峠に進もう。

 

 

 

 

降ること20分、十枚峠に到著。先程のジイのザックが置いてある、西側の沢に水を汲みに行ったのだろう。

時刻は 12時半。

自分も水を汲んで、下十枚山に幕を張るかな?と考えていた。

すると、山梨側からガサガサともの音が聞こえる。ヤベ、クマが来たかな?

とりあず、大声を出すとか、なんかリアクションを、

と思っていいたら・・・・・・・・・・・・・

 

 

次回に続くのだよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

7//14.1.16      2018