7/2旅人 

山と旅が好きです。

渇き

2018年08月11日 | 安倍奥

 

さて前回の続き。 海の日は山に行こう、最終章なのだ。

十枚峠へ登り返すと雲海が広がっていた。 

しかし風もなく、暑い日になりそうだ。 

展望はバッチリ

赤石岳。 

下十枚山に到著。

なんか今日は調子いい感じ。 

少し下った所から、岩岳。

ちょっとカッコイイ! 

とっとと、足が前に出て、あっという間に地蔵峠へ。 

地蔵から青笹へは、久しぶり。

急登が少し続くけど、すぐに仏谷山。

こんなに良いところだだっけ^ー^

このあたりから、やけに喉が渇く。

これは脱水症状なのか??。

 

口の中がネバネバして、10分おき位でペットボトルに手が伸びる。 

そういえば、昨日の夜、一日行動してかなり汗もかいた。しかしあまり喉の渇きがなく、あまり水分を取らなかった。 

今になって、やけに喉が渇く・・・・・・ 

2リットル程水は持っているのだが、このペースで飲んでいると午前中どこではなく、二、三時間で無くなるかもしれぬ。

今回の山行は何処まで行く、とはっきり目標があったわけではないので一番近い水場。浅間原の水場に向かうことにする。

 

強い日差しのなか、青笹山に到著。

青笹山に着いて 浅間原まであと少しだと思い。グビグビ飲んでしまう。

喉が渇きすぎる、おかしいぞ俺!!

ガスが少しとれて、富士山が姿を現す。

右側の雲が噴煙みたいだ。(・o・)

オジイサンが行くと言っていた、田代峠方面。笹に覆われている。 

やっぱり、通行止め。行かないよね、これじゃあ。

オジイサンはあれから無事に下山しただろうか。? 

青笹から浅間原への道は刈払いをしていない。_| ̄|○

時折、押し返される程、密集している、なかなか手強い。

倒木もあるし。 

途中見つけた、不思議な物体。

エイリアンのたまご、なのか???(´゚д゚`)

 

オオシラビソの実でした。

なんかトゲがあるんだね。

 

すぐ着くと思っていいたら、笹薮に苦労してヒイヒイで浅間原に到著。

冷たい水が飲みたい、ハアハア。。。。。 _| ̄|○

稜線から 約十分、貴重な水場だ。

そして、とても美味しい水だ。

木の根っこから湧き出している。^ー^

ここで、生き返る・・・・・・・・・・・

しばし、ぼ~~~~っとする。 

少し離れたところにも水が湧いていた。

こちらの水も美味しそうだ。 

 

渡村方面に下ることにする。

道はほぼ送電線沿いについている。

下れば、下るほど気温が上がっていく。水はいくらでも飲める感じだ。

  

植林帯の道だ。

振り返って道を見ると不自然に棒きれが転がっている。 

まあ、こんなふうに棒切や木が不自然にとうせんぼしていたら、こっちは登山道ではないぞよ、と教えてくれているのだ。 

登山道から、林道に入った。 

お、ちょっとオサレな手作り杖、もらっていこうかと思ったけど。sinanoの三節棍を持っているので、もとに戻した。^ー^ 

どうすれば、このようにカーブミラーが壊れるのだ。 

渡村の新しい橋が見えたら、バス停はもうすぐだ。 

下渡のバス停に到著。

この先の大河内橋を架けかえている。

ケーブルエレクション工法。

初めて見る工事だ。❣

浅間原から下ってくる沢は黒ん沢という沢で、何回か沢登りで登ったことがある。七つ釜がきれいな沢だ。近年、ヒルが沢山いるらしい。前はいなかったのに。

そんな沢の近くを下って来たので、一応靴を脱いで下半身を点検する。

 

ぎゃ~~~~!!

ヒルだあ、靴紐の間でもがいていた。

慌てて引っ剥がす。

炎天下で日あぶり刑にしてやった。

ヒルも退治したことだし、この山旅も終わりだ。

 

今回は久しぶりに山に二泊した。 三連休に安倍奥に来る人も少なく安倍峠への道の通行止めも影響していいるんだろうが、出会った登山者はオジイサンと夫婦連れ、三人だけだった。猛暑の影響なのか、アブが多い。

現在まで遭難、行方不明のニュースは無いので例のオジイサンは無事安倍川方面に下ったと思われる。あの調子では十枚峠の次は地蔵峠で一泊だろうし^ー^

三日目、あんなに喉の渇きを覚えたの久しぶりだった。夜も暑かったしね。水分補給は難しい、飲みたくなくても、少しづつ水分補給するというのが、たてまえなのだが、なかなかね。

しかし、3日とも天気は良く。虫と暑さにはまいったけど。

面白かったな、うん!

おしまいm(__)m。。

 

 

 

7/14.15.16        2018

 

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿