Sketch of the Day

This is Takeshi Kinoshita's weblog.

東アジアの空間計画に向けて

2006-01-06 | Japan
Tuesday, Jan.3, 2006
■ 仕事始め
3日提出の書類準備のため、新年早々研究室に行く。結局、暗くなるまで仕事をする羽目に。
■ 昨年下期の論文・報告等業績
S.N.R. Irwan, Y. Tashiro, T. Kinoshita, Study on Green Space Effect to Human Thermal Comfort: Case Study of Jakarta, Indonesia and Chiba, Japan, The 41st IFLA World Congress Proceedings, 651-662, 2005.9 (English paper)

Dai Fei, Takeshi Kinoshita, Yoritaka Tashiro, Historical Study on Modernizing Process of Park and Open Space Planning in Chinese City: A case study of Wuhan city, Proceedings of International Symposium on Urban Planning 2005, 37-49, 2005.10. (English paper) 中国武漢市の公園緑地計画・事業の歴史的展開過程について,政治体制や海外の計画理論の影響,公園緑地に期待される空間機能等の視点からみて,5期に渡って段階的に発展してきたことを明らかにしました。

景観を育てる制度の現場での運用-研究・行政・産業の立場から-,企画:学術委員会,宮城俊作,深尾甚一郎,高山英夫,森口俊宏,本中 眞,玉井済夫,神吉紀世子,出来正典,木下 剛,ランドスケープ研究,69(2),154-162,2005.10.

コラボレーションと造園技術者の役割,企画:ランドスケープ技術研究委員会(藤井英二郎,内田 均,近江慶光,梅森雄治,大石武朗,加藤 修,木下 剛,小林 章,佐藤岳三,高橋一輔,西 秀甫,中村克己,福成敬三,村岡賢二,松田武彦,山下得男,涌井史郎,ランドスケープ研究,69(2),171-178,2005.10.

Kyungrock YE, Jun-fua ZHANG, Takeshi KINOSHITA, Xing-yan WANG, Spatial Planning System of National Territory in Japan, China and Korea, Journal of Landscape Architecture in Asia, Vol. 1, 113-118, 2005.11. (English paper) 東アジアの空間計画の可能性を視野に入れて,日本と中国、韓国の主要な空間系諸計画を整理し,それぞれの計画の役割と相互の関連性について検証しました。

Wednesday, Jan.4, 2006
■ 博士課程のDさん、Fさんの論文チェック
日本造園学会に投稿中の外国人留学生の研究発表論文をチェック。いずれも英文ペーパーなのでたいへん。時間が倍以上かかる。もっと早く読めるようになりたいものである。締切はあさって。。。

Thursday, Jan.5, 2006
■ 東アジア・ランドスケープ研究会
東大農学部にて、兵庫県大のサイトーさん、ヒラタさん、イチノセさんとツマとボクで、研究及び出版計画について打合せ。研究の骨格が定まった。
■ 会議終了後、ツマとともに神保町に出て、南洋堂で「10+1」(INAX出版)のバックナンバー(No.37 先行デザイン宣言特集号,2004)を入手。内容はすでにチェック済みなんだけど、手元に常備しておきたいので購入を決意。イシカワさんもご推薦だし、月末締切の同誌原稿書きのためにも改めて目を通しておきたいし。。。帰り道、北千住の東急ハンズに立ち寄り、PCバッグを購入。ツマは髪染めのヘナをゲット!!

Friday, Jan.6, 2006
■ 日本造園学会関東支部の幹事の委嘱状が届く
■ 午前中、修士2年のホリオくん、オーさんの修論打合せ。
■ 昼休み、修士1年のヤマネくんと受託研究の調査打合せ。
■ 携帯が鳴り、今日中に仕上げなければならない飛び込みの仕事が入る。午後4時頃までかかって片づける。午後は四谷で打合せの予定であったが、電話を入れて、時間を遅らせてもらう。
■ 「10+1」 原稿打合せ@メディア・デザイン研究所
イシカワさんにお声がけいただいた、3月刊行予定の標記雑誌所収予定の原稿内容について打合せ。おみやげに「10+1」のバックナンバーを2冊(No.39 生きられる東京特集号、No.41 実験住宅特集号)もいただいた。ありがとうございます。でも、こんなことなら、きのう「37号」買うんじゃなかった!?
■ 帰り道、松戸駅前の良文堂でさらに以下の2冊を衝動買い。
・八幡和郎『アメリカもアジアも欧州に敵わない-「脱米入欧」のススメ』祥伝社新書030、2005 (この手の問いかけ調のタイトルの書物はたいてい???なんだけど、とりあえず)
・菅豊『川は誰のものか 人と環境の民俗学』吉川弘文館歴史文化ライブラリー205、2006 (公物としての川に民俗学の視点から切り込んだ硬派な研究書とみた)

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