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“アーバニズム”とどう向き合うか? その9 生存のランドスケープ【分科会報告】

2012-03-21 | Presentations
平成23年度日本造園学会全国大会分科会報告

企画責任者:木下剛、高橋靖一郎、石川初

日本造園学会東日本大震災復興支援調査気仙沼チームの第二次調査(2011年10月28日~30日)の結果(速報)について、ランドスケープ研究、75(4),2012,pp.305-306に報告しました。

本調査の目的は、安全な避難場所に乏しくなおかつ地縁的なコミュニティが希薄と考えられる業務中心地区における避難の実態を把握し、生存のための条件について検討することであった。そこで、気仙沼市の港湾埋立地(南気仙沼、神山川右岸、赤岩港の各地区)において事業を営み、今回の津波で被災した4企業および2団体に対して、1)事業の経緯、2)震災前の防災対応、3)震災時の避難、4)今後の事業再建の方針や防災対応、の4点について聞き取り調査を行った。

分科会では、以上の調査結果の概要を報告するとともに、生活や生業に最適化されるだけでなく、人々の生存をも保障しうる生業や環境のあり方について検討を行った。

2次調査のスタッフは以下のとおり

大高 隆 フォトグラファー
木下 剛* 千葉大学大学院園芸学研究科
高橋 靖一郎 株式会社 LPD
中谷 礼仁 早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科
八色 宏昌 株式会社 グラック

* 代表

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