2005.03.27.Sun
*第9回中山道「すがも」まつり:巣鴨フォーラム2005「いま、明らかになる幕末の巣鴨とその将来像」に出席。
・昨年、「巣鴨まちづくりと地蔵通り入り口デザイン ワークショップ」の講師として参加させていただいた経緯でお声かけいただいたので日曜の午後、巣鴨に赴いた。東京都公文書館の高尾善希氏の基調講演「新資料発見「巣鴨町軒別絵図」にみる巣鴨の街並み」は面白かった。同絵図は、中山道巣鴨町の文久元年(1861)の町人地の様子を軒毎に職業、所持関係、名前、家作の大きさ等を網羅したもので、国会図書館において同氏によりこのほど発見された一級の史料である。江戸期の町人地の様子というのは、古絵図にその位置は示されていても、軒別の表示等は全くなされていないために(武家地については誰の屋敷か、また上・中・下屋敷の別が表示されており、社寺地についても名称が記載されている)、正確な戸数等は謎に包まれている。そんな状況下で発見された史料ということでこれは大発見である。この絵図の発見により、江戸時代より全く同じ位置に同じような業種を営んでいる商店なども明らかとなり、口伝の創立年を6年も遡ることができた商店もあるくらいだ。
・フォーラム終了後、懇親会の席で、巣鴨まちづくり協議会技術顧問の辻野氏(修景社代表)よりTMO(巣鴨・大塚地区中心市街地活性化事業)結成の記念イベント(4/26)にご招待いただく。白山通り拡幅暫定空地の有効活用方策等が火急の課題。
*第9回中山道「すがも」まつり:巣鴨フォーラム2005「いま、明らかになる幕末の巣鴨とその将来像」に出席。
・昨年、「巣鴨まちづくりと地蔵通り入り口デザイン ワークショップ」の講師として参加させていただいた経緯でお声かけいただいたので日曜の午後、巣鴨に赴いた。東京都公文書館の高尾善希氏の基調講演「新資料発見「巣鴨町軒別絵図」にみる巣鴨の街並み」は面白かった。同絵図は、中山道巣鴨町の文久元年(1861)の町人地の様子を軒毎に職業、所持関係、名前、家作の大きさ等を網羅したもので、国会図書館において同氏によりこのほど発見された一級の史料である。江戸期の町人地の様子というのは、古絵図にその位置は示されていても、軒別の表示等は全くなされていないために(武家地については誰の屋敷か、また上・中・下屋敷の別が表示されており、社寺地についても名称が記載されている)、正確な戸数等は謎に包まれている。そんな状況下で発見された史料ということでこれは大発見である。この絵図の発見により、江戸時代より全く同じ位置に同じような業種を営んでいる商店なども明らかとなり、口伝の創立年を6年も遡ることができた商店もあるくらいだ。
・フォーラム終了後、懇親会の席で、巣鴨まちづくり協議会技術顧問の辻野氏(修景社代表)よりTMO(巣鴨・大塚地区中心市街地活性化事業)結成の記念イベント(4/26)にご招待いただく。白山通り拡幅暫定空地の有効活用方策等が火急の課題。
http://takaoyoshiki.cocolog-nifty.com/edojidai/
懇親会で少しお話しさせてていただいた木下(千葉大)です。今度また機会がございましたら、発掘調査のお話などお聞かせ下さい。