Sketch of the Day

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2007年度 第7回 都市環境デザインセミナー

2007-06-21 | Fieldwork
(社)日本都市計画学会メールニュースをそのまま転載します。

No.161 配信日:2007年6月20日
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2007年度第7回都市環境デザインセミナー

   "川づくりに都市側がどう関わるか"
      ~武庫川からの報告~

 地域の川が備えている多様かつ広範な役割と魅力を都市づくりや地域づくりに活かす試みが各地で実践されています。親水、利水、環境、景観、風景、歴史・文化、スポーツ・レクリエーションなどです。しかし一方、治水の側面が重視されるあまり本来の川と都市やまちとの深い関わりが希薄になっていることも多々見受けられます。
 丹波から阪神間を貫流する武庫川は過去のダム計画問題、中流域の新都市開発の影響、氾濫域である阪神間への都市集積など上流から下流に至る多様な特色と課題があります。
 兵庫県が設置した武庫川流域委員会は約2年半、延べ1000時間に渡り超長期の武庫川のあり方について議論し、昨年8月に提言書を提出しました。
 川のことは川側に任せてきた都市側の問題も含め、都市や環境デザイン、まちづくりの側から川の将来像をどう見定め川づくりにどう関わるのかを考え、また総合治水や危機管理、地域づくりを進める上で川側と都市側の協働の重要性や流域連携の必要性等についてお話ししたいと思います。


■講  師
 報告:田村博美
      大阪市立大学工学部環境都市工学科非常勤講師 博士(工学) 
      (株)オオバ執行役員大阪支店長
      技術士・一級建築士・RLA
 司会:鳴海邦碩
      大阪大学大学院教授(専攻・ビジネスエンジニアリング)

■日時・場所
 2007年7月24日(火曜日)
    開場 午後6時15分
    開演 6時半~9時
    大阪天満橋ドーンセンターセミナー室

■報告の骨子(予定)
1.武庫川とはどんな川
2.武庫川流域委員会とは、経緯、目的と役割等
3.流域委員会の提言について
4.都市側から川づくりに提言したこと
5.総合治水の武庫川づくりを推進するために
6.委員会のその後


■主催
  都市環境デザイン会議関西ブロック

■会  費
  会員500円/会員外1000円/学生500円
  定員50名/会員優先/申し込み先着順

詳細&申込
http://www.gakugei-pub.jp/judi/semina/s0707/index.htm

職人モーツァルトと英雄カロヤン

2007-06-21 | Media
大好きなF.グルダのピアノとC.アバドの指揮、ウィーン・フィルの演奏によるモーツァルト「ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466、第25番 ハ長調 K.503」(DG、1974年と1975年の録音)。20番というのは短調ということもあり、なんかモーツァルトらしくないけれどイイ曲だなぁ。ベートーヴェンのカデンツァというのもゴージャスこの上ない。まさに鬼に金棒。

次もモーツァルト。J.レヴァイン指揮ウィーン・フィルによる「交響曲 第40番 ト短調 K.550及び交響曲 第41番 ハ長調 K.511〈ジュピター〉」(DG、1989年のデジタル録音)。思えばこのジュピター、中学の頃、C.ホグウッド率いるエンシェント室内管弦楽団のライブをエアチェックして聴きまくっていた。古楽器演奏が流行っていた頃のことだ。

ゴージャスといえばリヒャルト・シュトラウス。カラヤン+BPOによる交響詩「英雄の生涯」作品40(EMI、1974)。こういう芝居がかった派手なオーケストレーションは割と好きである。元気が出る。カラヤンは黒の革ジャケットを着込んで珍しく正面からカメラに収まっている。ちょっとヘビメタっぽいが、とてもカッコいいレコードジャケット。