衆院平和安全法制特別委員会は22日、安全保障関連法案に関する参考人質疑を行い、5人の有識者から意見聴取を行った。野党推薦の有識者が集団的自衛権の限定的な行使容認を「違憲だ」と主張するなど法案に反対姿勢を示した一方、与党推薦の有識者は「限定的な行使容認であり、明白に憲法の許容範囲だ」(西修駒沢大名誉教授)と反論。与野党の立場を反映した応酬となった。

 野党は民主、維新、共産の3党が合同で、慶応大名誉教授の小林節ともに元内閣法制局長官で弁護士の阪田雅裕、法政大大学院教授の宮崎礼壹の3氏を推薦し、意見を求めた。

 小林氏は「戦争法案は憲法に違反し、政策としても愚かであり、廃案にすべきだ」と主張。集団的自衛権の一部行使容認により「日本が一部イスラムグループの敵になり、ニューヨークなどで起きたテロと同じものが東京で起きる」と予言した。さらに「法治主義に反した人治主義、独裁政治に向かう宣言をしているに等しい」と政府を激しく批判した。

 宮崎氏も、新たな憲法解釈を「黒を白と言いくるめる類だ」と批判。集団的自衛権は「限定的なものも含め憲法9条に違反しており、従来の政府見解とは相いれない。速やかに撤回されるべきだ」とした。

 一方、阪田氏は「従来の政府解釈と、集団的自衛権の行使を整合させようとする政府の姿勢には一定の評価ができる」と述べ、野党推薦ながら政府に一定の理解を示した。そのうえで、国民の権利などが「根底から覆される明白な危険」などの行使要件について「解釈の余地が残る表現はやめ、すっきりした表現に改めてもらいたい」と修正を求めた

 これに対し、与党は西氏と元防衛相の森本敏氏を招き、「違憲」との主張に反論した。

 西氏は「戦争法案ではなく、戦争抑止法案だ」と強調。集団的・個別的にかかわらず、自衛権の行使は政策判断の問題だとして「憲法解釈と政策判断の問題を明確にしてこなかったのが混迷の原因だ」と指摘した。

 森本氏は唯一の安全保障の専門家として意見陳述。中国の軍事的台頭や北朝鮮の核・ミサイル開発など「周辺諸国の脅威に対応する十分な態勢が、今の法体系では必ずしもできていない」と指摘し、「日本にとって極めて重要な意味を持つ法制だ」と強調した。

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小林節教授は憲法学者の中でも重鎮だと聞いたことがありますが

今回の安保法制に関しては共産党か社民党みたいな主張です。

「戦争法案」と国民を不安にさせる言い方。

(福島瑞穂が言い出したのか、共産党が言い出したのか・・・)

 

それに憲法学者っていつから予言者になったのでしょうね。

「日本がイスラムグループの敵になる」って?

イスラム教信者の方達に失礼です。

言うならISILでしょう?

それに「9.11と同じ事が東京でも起きる」って?

 

小林節教授、あの竹田恒泰さんの指導者だとかです。

竹田さん、「そこまで言って委員会」で集団的自衛権行使について

どんな発言していましたっけ?

違憲って言っていなかった様な気がしますが・・・・・。

 

今日の参考人質疑の5人の有識者の中でも小林氏が際立っています。

過激で、国民を不安に陥れたい気が満々です。

国会前でデモをするプロ市民と同じ感じがします。

 

自分の思想を押し付けるだけの憲法学者は現実社会に役立つどころか

悪影響を与えるだけです。

 

森本氏は中国の脅威や北朝鮮の暴走を懸念していますが

この事を小林氏や宮崎礼壹氏はどれだけ深刻に考えているのか、

どれだけ危機感を持っているのか疑問です。

 

いくら理論的に素晴らしくても、論文が素晴らしくても

人類、日本国民に役立つどころか悪影響を与えるなら社会の〇〇です